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顎ボトックスの失敗例と原因|梶干ジワが消えない・笑えないを防ぐ方法を医師が解説

ボトックス・ヒアルロン酸・美容注射

投稿⽇:2026.04.10  最終更新⽇:2026.04.10

「顎ボトックスを打ったのに梶干ジワが消えない」「笑えなくなった」「口が開けにくくなった」——顎ボトックスで失敗したと感じる方の声は、実は少なくありません。

顎ボトックスは、オトガイ筋という顎先の筋肉にボトックスを注入し、口を窄めたときにできる「梶干ジワ」を改善する施術です。ただし、量や打つ位置を誤ると、不自然な仕上がりになる可能性があります。

本記事では、顎ボトックスの代表的な失敗例とその原因、失敗を防ぐためのポイントを解説します。

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土屋雄登医師 | 美容外科・皮膚科 Rosa Beauty Clinic 名古屋院⻑

コンプレックスを抱えていた幼少期をきっかけに美容外科医になるも、美容業界の悪しき闇や現実を知る。『本気の美容医療』を正直に提供するために名古屋駅前に開院。
幼少期からクラッシック音楽、絵画等あらゆる美の文化に精通している。
韓国へ頻回に赴き技術研鑽を続ける。リフトアップ施術、目元施術、クマ施術、鼻施術、等すべてを高いレベルで提供する。

資格: アラガン認定医、美容外科学会認定医(JSAS)、韓国糸リフト・目元・鼻整形ディプロマ

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顎ボトックスの代表的な失敗例

顎ボトックスで「失敗した」と感じる代表的なケースを解説します。

失敗例① 梶干ジワが消えない・効果がない

注入量が少なすぎたり、打つ位置がズレていたりすると、オトガイ筋に十分に効かず梶干ジワが残ってしまいます。また、そもそも梶干ジワの原因が筋肉ではなく骨格による場合は、ボトックスでは改善できません。

失敗例② 笑えなくなる・表情が硬くなる

ボトックスの量が多すぎたり、周囲の筋肉に流れたりすると、口元の表情が不自然になることがあります。笑ったときに下唇が動きにくくなり、表情が硬い印象になってしまいます。

失敗例③ 口が開けにくくなる・食事がしにくい

オトガイ筋の周囲には口輪筋や下唇下制筋などがあり、ボトックスがこれらの筋肉に流れると、口が開けにくくなったり、食事や発音に支障が出ることがあります。

失敗例④ 左右差が出る

注入量や位置のバランスが崩れると、顎の左右差が目立つことがあります。口元は表情を大きく左右する部位のため、繊細な調整が求められます。

顎ボトックスで失敗する原因

顎ボトックスの失敗には、共通する原因があります。原因を理解しておくことで、失敗を未然に防げます。

注入量の調整ミス

顎のオトガイ筋は小さな筋肉であり、少量のボトックスでも大きな影響が出ます。多すぎると表情が硬くなり、少なすぎると効果が得られません。経験豊富な医師による繊細な量調整が不可欠です。

注入位置のズレ

オトガイ筋の正確な位置に注入できていないと、効果が不十分になったり、周囲の筋肉に影響が出たりします。顎先の筋肉の構造を正確に把握したうえでの注入が必要です。

そもそもボトックスの適応ではない

梶干ジワの原因が筋肉の過緊張ではなく、骨格や皮膚のたるみによる場合、ボトックスでは改善できません。ヒアルロン酸やその他の施術が適している場合もあるため、カウンセリングでの見極めが重要です。

顎ボトックスで失敗した場合の対処法

万が一失敗してしまった場合の対処法を知っておくと安心です。

ボトックスの効果は必ず切れる

ボトックスの筋肉を止める効果は必ず2ヶ月から3ヶ月かけて減弱していきます。そのため、失敗しても永久にその状態が続くことはありません。笑えない・口が開けにくいといった症状も、時間の経過とともに必ず元に戻ります。

オビソート(修正注射)で早めに対処できる

ボトックスの効果を早めに減弱させたい場合、オビソートという修正注射があります。2週間に1回の頻度で注入し、ボトックスの効果を減弱させることができます。

施術を受けたクリニックに相談

失敗したと感じたら、まずは施術を受けたクリニックに相談しましょう。施術後3~4日で効果が現れ始め、2週間でしっかり効きます。施術直後の段階で判断せず、2週間待ってから判断することが大切です。

顎ボトックスで失敗しないためのポイント

顎ボトックスの失敗を防ぐために、以下のポイントを押さえておきましょう。

① 初回は控えめに打つ

初回は特に控えめの量で注入し、効き方を見てから必要に応じて追加するのが安全です。最初から多めの量を打つことはおすすめしません。

② カウンセリングで梶干ジワの原因を見極める

梶干ジワの原因が筋肉の過緊張なのか、骨格なのか、たるみなのかを見極めることが重要です。ボトックスは筋肉の過緊張が原因の梶干ジワにのみ有効です。

③ 細かい量調整ができるクリニックを選ぶ

顎は特に繊細な量調整が必要な部位です。注入量や部位を電子カルテに記録し、次回以降の施術に反映できる体制のクリニックが理想です。また、施術後に微調整(リタッチ)ができるかどうかも確認しましょう。

④ 定着ジワにはヒアルロン酸の併用も検討

ボトックスは表情ジワを抑える施術であり、すでに深く刻まれた定着ジワを消すことはできません。定着ジワがある場合は、ボトックスに加えてヒアルロン酸を併用することで、さらなる改善が期待できます。

顎ボトックスの失敗に関するFAQ

顎ボトックスの失敗について、よくいただく質問をまとめました。

Q. 顎ボトックスで失敗したら元に戻りますか?

A. はい。ボトックスの効果は必ず2~3ヶ月で減弱し、元の状態に戻ります。早めに戻したい場合はオビソート(修正注射)で対応できます。

Q. 顎ボトックスの効果はどのくらい持続しますか?

A. 効果の持続期間は3~4ヶ月です。施術後3~4日で効果を感じ始め、2週間でしっかり効きます。

Q. 顎ボトックスのダウンタイムは?

A. 腘れや内出血が出ることがありますが、メイクで隠せる程度です。施術当日から日常生活が可能です。

Q. 顎の梶干ジワがボトックスで消えない場合は?

A. 筋肉ではなく骨格やたるみが原因の場合、ボトックスでは改善できません。ヒアルロン酸やその他の施術が適している場合がありますので、カウンセリングでご相談ください。

Q. 顎ボトックスと口角ボトックスは同時に打てますか?

A. はい、同時に打つことが可能です。ただし、口元周りは複数の筋肉が複雑に絡み合う部位のため、医師と相談したうえで最適なプランを決めましょう。

まとめ:顎ボトックスは繊細な量調整が成功のカギ

最後に、本記事のポイントを振り返りましょう。

顎ボトックスの失敗の多くは、注入量の調整ミスや位置のズレ、そもそも適応ではないケースにボトックスを打ってしまうことが原因です。初回は控えめに打ち、カウンセリングで原因を見極め、細かい量調整ができるクリニックを選ぶことが失敗を防ぐカギです。

万が一失敗しても、ボトックスの効果は必ず2~3ヶ月で減弱し元に戻ります。オビソート(修正注射)で早めに対処することも可能ですので、安心して施術を受けられます。

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