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豊胸シリコンバッグ外来とは?抜去・入れ替え・トラブル対応の全知識を徹底解説
投稿⽇:2026.06.03 最終更新⽇:2026.06.03
「豊胸で入れたシリコンバッグが最近硬くなってきた」「バッグを入れてから10年以上経つけど、このままで大丈夫?」「シリコンバッグを抜きたいけど、どこに相談すればいい?」豊胸シリコンバッグに関するこうした悩みを抱える方は少なくありません。
豊胸シリコンバッグ外来とは、過去にシリコンバッグ豊胸を受けた方を対象に、バッグの状態チェック・抜去・入れ替え・トラブル対応などを専門的に行う外来のことです。シリコンバッグは半永久的に使えるものではなく、経年劣化やトラブルのリスクがあるため、定期的な検診と適切な対応が重要です。
この記事では、豊胸シリコンバッグ外来で行われる診療内容、バッグに起こりうるトラブル、抜去・入れ替えの判断基準、ダウンタイム、クリニック選びのポイントまで詳しく解説します。
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豊胸シリコンバッグ外来とは?

豊胸シリコンバッグ外来の概要と、どのような方が受診すべきかを解説します。
豊胸シリコンバッグ外来の概要
豊胸シリコンバッグ外来は、過去にシリコンバッグ(人工乳腺)による豊胸手術を受けた方を対象とした専門外来です。主に以下の診療を行います。
- エコー検査によるバッグの状態チェック(破損・変形・位置ずれ・拘縮・石灰化の有無)
- シリコンバッグの抜去(除去)手術
- 新しいバッグへの入れ替え手術
- 抜去後の脂肪注入豊胸やヒアルロン酸豊胸
- 被膜拘縮や石灰化などのトラブル対応
- 定期検診・経過観察
受診すべき方
- シリコンバッグ挿入から10年以上経過している方
- 胸に硬さ、痛み、違和感、左右差を感じている方
- バッグの縁が目立つようになった方(リップリング)
- バストの形が変わった・崩れてきた方
- シリコンバッグを抜きたい・入れ替えたい方
- 他院で豊胸を受けたが相談先がない方
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シリコンバッグに起こりうるトラブル

シリコンバッグは体内に留置する人工物であるため、時間の経過とともにさまざまなトラブルが起こる可能性があります。ここでは代表的なトラブルを解説します。
被膜拘縮(カプセル拘縮)
シリコンバッグの周囲に体が作る被膜(カプセル)が異常に厚く硬くなり、バストが硬くなったり変形したりする現象です。被膜拘縮はシリコンバッグ豊胸で最も多いトラブルの一つで、挿入から年数が経つほどリスクが高まります。軽度であれば経過観察で済みますが、重度の場合はバッグの抜去と被膜切除が必要になります。
バッグの破損・漏出
経年劣化や外的衝撃によりバッグが破損し、中身が漏れ出すことがあります。コヒーシブシリコンジェルバッグの場合は中身が流出しにくい構造ですが、古いタイプのバッグや生理食塩水バッグでは破損時にサイズが変わったり炎症が起こったりする可能性があります。自覚症状がない場合もあるため、定期的なエコー検査が重要です。
石灰化
被膜にカルシウムが沈着して硬くなる現象です。石灰化が進行すると、触った時にゴリゴリとした感触があったり、マンモグラフィーで乳がん検診の妨げになったりすることがあります。石灰化が強い場合は抜去時に被膜も含めて切除します。
リップリング
バッグの表面にシワが寄り、皮膚の上からバッグの縁やシワが目視・触知できる状態です。痩せ型の方や乳腺下に挿入した場合に起こりやすい傾向があります。リップリングの改善にはバッグの入れ替えや、バッグの上から脂肪を注入するハイブリッド豊胸が有効です。
位置のずれ・左右差
バッグが挿入時の位置からずれて、バストの形が左右非対称になることがあります。バッグの重みや体の動き、被膜の形成具合によって生じます。
感染
稀ですが、バッグ周囲に感染が起こることがあります。赤み・腫れ・痛み・発熱などの症状がある場合は速やかに受診が必要です。感染が広がった場合はバッグの抜去が必要になることがあります。
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シリコンバッグの抜去(除去)手術

シリコンバッグの抜去は、バッグのトラブルが生じた場合や、バッグが不要になった場合に行われます。ここでは手術の流れとダウンタイムを解説します。
抜去手術の流れ
Step 1. カウンセリング・エコー検査:医師がバストの状態を診察し、エコーでバッグの位置・破損・拘縮・石灰化などを確認します。抜去の方法や、抜去後の選択肢(そのまま・入れ替え・脂肪注入など)を相談します。
Step 2. 麻酔:局所麻酔または全身麻酔を行います。バッグの状態や手術の複雑さによって麻酔方法が異なります。
Step 3. 切開・抜去:基本的にはバッグを挿入した時と同じ部位(脇の下・乳房下縁・乳輪周囲)を切開し、バッグを取り出します。被膜拘縮や石灰化がある場合は、被膜も可能な限り切除します。
Step 4. 圧迫固定・帰宅:バッグが入っていたスペースに浸出液や血液が溜まらないよう、バストバンドで圧迫固定を行います。日帰り手術が可能な場合が多いです。
Step 5. 抜糸・経過観察:術後7日前後で抜糸、1か月後に経過診察を行います。
抜去手術のダウンタイム
| 症状 | 期間・特徴 |
| 腫れ・痛み | 2〜3日がピーク、1〜2週間で落ち着く |
| 内出血 | 1〜2週間(脇〜胸全体に出ることがある) |
| 圧迫固定 | バストバンドで1〜2週間 |
| 抜糸 | 術後7〜14日 |
| 傷跡 | 1〜3か月赤み→白い線に変化→目立ちにくくなる |
| シャワー | 翌日から可能(入浴は抜糸後) |
| 仕事復帰 | デスクワークなら翌日〜数日、力仕事は2〜4週間後 |
抜去手術はバッグ挿入時に比べて侵襲が少なく、ダウンタイムも短い傾向があります。ただし、被膜拘縮や石灰化が強い場合は手術時間が延び、ダウンタイムも長くなることがあります。
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抜去後の選択肢
シリコンバッグを抜去した後には複数の選択肢があります。バストの状態やご希望に合わせて最適な方法を選びましょう。
1. 抜去のみ(何も入れない)
バッグを取り出すだけで何も入れない選択です。バストサイズは小さくなり、バッグで伸びていた皮膚がたるむ場合がありますが、人工物のない安心感があります。バッグが不要になった方や、豊胸自体をやめたい方に適しています。
2. 新しいバッグへの入れ替え
古いバッグを取り出し、新しいバッグを挿入する方法です。バストサイズを維持または変更できます。現在は安全性の高い最新型のバッグ(モティバなど)への入れ替えが主流です。
3. 脂肪注入豊胸
バッグを抜去した後に、ご自身の脂肪を注入してバストのボリュームを補う方法です。人工物を使わないため自然な質感が得られ、アレルギーリスクもほとんどありません。抜去と同時に行えるクリニックもあります。ただし、バッグほどのサイズアップは難しく、多少のサイズダウンは覚悟が必要です。
4. ヒアルロン酸注入
抜去後にヒアルロン酸を注入してボリュームを補う方法です。手軽でダウンタイムが短い一方、持続期間は1〜2年程度で定期的なリタッチが必要になります。
シリコンバッグの寿命と定期検診の重要性
シリコンバッグは半永久的に使えるものではなく、定期的な検診が不可欠です。ここではバッグの寿命と検診の重要性について解説します。
シリコンバッグの寿命
一般的にシリコンバッグの耐久年数は10〜15年程度とされており、多くのメーカーが10年保証を設けています。ただし、10年経ったら必ず交換しなければならないわけではなく、状態に問題がなければそのまま使い続けることも可能です。一方で、挿入から年数が経つほど被膜拘縮・石灰化・破損のリスクは高まるため、定期的なチェックが重要です。
定期検診の推奨頻度
挿入後は年に1回程度のエコー検査が推奨されます。特に10年以上経過している方は、自覚症状がなくてもエコーでバッグの状態を確認することが大切です。エコー検査では、バッグの位置、破損の有無、被膜の厚さ、石灰化の進行度、乳腺への影響などを確認できます。
こんな症状があれば早めに受診を
- 胸が急に硬くなった(被膜拘縮の進行)
- バストの形が変わった・左右差が出た
- バッグの縁が皮膚から触れる・見える(リップリング)
- 痛み・腫れ・赤みが出た(感染や炎症の可能性)
- 片方だけ急にサイズが変わった(バッグの破損・漏出の可能性)
豊胸シリコンバッグ外来のクリニック選びのポイント
シリコンバッグの抜去や入れ替えは、挿入時以上に高い技術と判断力が求められる手術です。後悔しないクリニック選びのポイントを解説します。
エコー検査設備があるか
バッグの状態を正確に把握するためには、乳腺用エコーによる検査が不可欠です。触診だけでは分からない破損や拘縮の程度を確認できるため、エコー検査設備のあるクリニックを選びましょう。
バッグ抜去・入れ替えの実績が豊富か
抜去手術はバッグの状態(癒着・石灰化・破損の有無)によって難易度が大きく変わります。バッグの抜去や入れ替え、被膜切除の症例実績が豊富な医師に依頼しましょう。
抜去後の選択肢が複数あるか
抜去のみ・入れ替え・脂肪注入・ヒアルロン酸注入など、複数の選択肢を提案できるクリニックが理想的です。1つの方法しか提案できないクリニックでは、最適な選択ができない場合があります。
他院施術のバッグにも対応しているか
他院で豊胸を受けた方の抜去・修正にも対応しているクリニックを選びましょう。挿入したクリニックが閉院していたり、遠方で通えない場合でも対応してもらえると安心です。
豊胸シリコンバッグ外来に関するよくある質問
豊胸シリコンバッグ外来について、よくいただくご質問にお答えします。
Q1. シリコンバッグは何年で交換すべきですか?
一般的な耐久年数は10〜15年程度ですが、状態に問題がなければ交換しなくても大丈夫です。年1回のエコー検査で状態を確認し、トラブルが見つかった場合に抜去・入れ替えを検討しましょう。
Q2. 抜去手術は日帰りでできますか?
多くの場合は日帰り手術が可能です。ただし、被膜拘縮が強い場合や全身麻酔が必要な場合は、入院が必要になることもあります。
Q3. 抜去後、胸は元の大きさに戻りますか?
バッグを取り出すとバストサイズは小さくなります。また、バッグで伸びていた皮膚がたるむ場合があります。サイズダウンを最小限にしたい場合は、脂肪注入豊胸の併用が検討されます。
Q4. 他院で入れたバッグも抜いてもらえますか?
多くの豊胸シリコンバッグ外来では、他院で挿入したバッグの抜去にも対応しています。事前にクリニックに確認の上、エコー検査で状態を把握してもらいましょう。
Q5. 被膜拘縮はマッサージで治りますか?
マッサージやトリートメントでは被膜拘縮を改善することはできません。重度の場合はバッグの抜去と被膜切除が必要です。軽度の場合は経過観察となりますが、進行する場合は早めに受診しましょう。
Q6. 授乳に影響はありますか?
脇の下からの手術であれば乳腺組織を損傷しないため、授乳には基本的に影響ありません。ただし、バッグの状態によっては乳腺に影響が出ている可能性もあるため、授乳予定のある方は医師に相談しましょう。
まとめ:豊胸シリコンバッグは定期検診とトラブル時の早期対応が大切
豊胸シリコンバッグは半永久的に使えるものではなく、被膜拘縮・破損・石灰化・リップリングなどのトラブルが起こる可能性があります。挿入後は年1回のエコー検査が推奨され、10年以上経過している方は特に注意が必要です。
トラブルが見つかった場合や、バッグが不要になった場合には、豊胸シリコンバッグ外来で適切な対応を受けましょう。抜去後の選択肢(そのまま・入れ替え・脂肪注入・ヒアルロン酸注入)を含めて相談できるクリニックを選ぶことが大切です。
胸に硬さや痛み、形の変化を感じている方は、早めに専門のクリニックに相談してください。
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