顎プロテーゼなら名古屋駅近の【RosaBeautyClinic】

顎プロテーゼは、顎先にプロテーゼを挿入して顔の輪郭を整える施術です。特に下顎が後退している方や口元の突出感が気になる方に適しており、横顔をシャープに見せる効果があります。ここでは、顎プロテーゼの基本となる「プロテーゼ」と、美しい横顔の指標である「Eライン」について解説します。

日本人の顎

アジア人の顎は、欧米やヨーロッパの人達と比較して、小顎であることが多いです。また、生活習慣の変化により、食事が柔らかくなってきた結果、遺伝的にも下顎骨の発達が弱まって生きています。その結果、Eラインが揃わず、後退した下顎のラインを持つ人も増えてきています。

プロテーゼに使われるシリコンとは

プロテーゼは医療用シリコンで作られた挿入物で、顎や鼻の形成に用いられます。顎に挿入することで適切な突出を作り出し、顔全体のバランスを整える役割があります。
そして、シリコンとは何かというと、ケイ素を骨格にした、合成高分子化合物です。プロテーゼ以外にも美容医療だけでなく、医療器具などにも広く使われています。
シリコンの基本性質として、

・生体に対して化学的に非常に安定している事。
・熱や酸化に強く、劣化しにくい事。
・非吸収性で体内で分解されない事。
・滑らかで柔軟性があり、成形しやすい事。
等があげられます。
つまり、挿入物としていれても、自然さがでやすい素材です。

また、シリコンプロテーゼが体内に入ると、
シリコンは「生体不活性」と呼ばれる物質なので、強い免疫反応や炎症反応を基本的に起こしにくいです。
どんな人工物を挿入しても起こる、カプセル化（被膜）は起こりますが、アレルギーや慢性の炎症が起こりづらく長い間安定しています。

当院で使用するプロテーゼは韓国MFDSで認可された、より安全性の高い施設で作られたシリコンを、10種類以上取り揃え、お客様の顎の形に合ったプロテーゼを選択し、さらに最終的には手術中に骨の形に合うように整えて挿入します。

Eラインとは

Eラインはエステティックラインの略で、鼻先と顎先を直線で結んだラインのことです。このライン上に唇が収まると理想的な横顔とされます。顎が後退しているとEラインが崩れ、顔が間延びして見える場合があります。顎プロテーゼを挿入することでEラインを整え、立体感と小顔効果のある横顔を作り出すことが可能です。

当院では顎の形やバランスに合わせて、高さ・幅・形が異なるプロテーゼを十種類以上取り揃えています。下顎骨の形は千差万別で、また、どの程度顎を出す希望があるかも、人それぞれ全く違います。施術前のカウンセリングでお顔全体のバランスを確認し、必要なサイズを選定します。

その後、手術中に微調整を行い、顎の骨に完全にフィットさせることで自然なラインを形成します。適切に加工されたプロテーゼにより、左右差が少なく、違和感のない仕上がりを実現します。これにより、EラインやVラインのバランスを整え、横顔の印象をシャープにすることが可能です。

ヒアルロン酸、脂肪注入との違い

顎の形成にはプロテーゼ挿入とヒアルロン酸注入、脂肪注入の3種類があります。

・ヒアルロン酸は注射のみで高さを出せ、施術時間も短くダウンタイムはほとんどありませんが、体内に吸収されるため効果はおおよそ1年～1年半程度で薄れてしまいます。

・脂肪注入は、太ももから自分の脂肪を採取し、注入をしていく施術です。自分の細胞であるため、定着をすれば、効果は半永久的ですが、元々脂肪は柔らかいので、しっかりとした形の形成には向いていません。もともと割れ顎の方などがなだらかに整えるような場合に選択します。

一方、プロテーゼは口腔内から挿入する手術が必要でダウンタイムは1〜3か月ありますが、半永久的に顎の形をしっかりと形成して、維持できます。長期的な効果を重視する場合はプロテーゼ、短時間で手軽に調整したい場合はヒアルロン酸注入、人工物を挿入せずに、ある程度顎の凹みを改善したい場合には脂肪注入が適しています。

顎プロテーゼは、顎の形状や輪郭を整え、顔全体のバランスを向上させる施術として注目されています。特に下顎が後退している方や口ゴボの改善を希望される方に適しており、自然で立体的な顔立ちを作ることが可能です。当院では、個々の骨格や軟部組織に合わせてプロテーゼを選定するため、施術後の仕上がりは違和感なく美しいラインを実現できます。

半永久的な効果

シリコン製のプロテーゼは非吸収性素材でできており、挿入後は長期間にわたり形状を保持できます。加齢に伴う骨格の変化はあるものの、基本的な顎の輪郭や立体感は半永久的に維持でき、定期的なメンテナンスや再施術の必要がほとんどありません。

傷跡は目立たない

施術は口腔内から行うため、顔の表面に傷跡が残る心配はありません。口内の切開部は治癒も早く、ほとんど目立たず、日常生活に影響を与えずに回復できます。また、術後の腫れや違和感も最小限に抑えられます。

戻すことも可能

万が一、形状や高さに満足できない場合でも、プロテーゼは抜去可能です。周囲組織と癒着しにくいため、安全に元の状態へ戻せる点も大きなメリットです。必要に応じて調整や入れ替えも可能で、柔軟に対応できます。