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裏ハムラ法の失敗事例9選!対処法から失敗しないためのポイントまで解説
投稿⽇:2024.08.26 最終更新⽇:2024.10.03
「目元に悩みがあって裏ハムラ法を受けたいけれど、SNSで失敗した口コミを見て不安になっている」
「裏ハムラ法のリスクを知ったうえで、実際に施術を受けるかどうかを決めたい」
目元の悩みを解決するために裏ハムラ法を検討されている方のなかには、上記のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
裏ハムラ法では「目の下が凹み過ぎた」「くまが残ってしまった」「後遺症が残った」といった失敗事例があります。失敗する原因や対処法などを知ったうえで、施術を受けるかどうかを決めることが大切です。
本記事では、裏ハムラ法の失敗事例9選と対処法、失敗しないためのポイントを中心に解説します。
目次
裏ハムラ法の失敗事例9選
裏ハムラ法を失敗したと感じた以下9つの事例と、それぞれの対処法を解説します。
- 目の下が凹み過ぎた
- 仕上がりが凸凹している
- 皮膚のたるみが残っている
- しわが増えた
- しこりができた
- くまが残っている
- 想定よりもダウンタイムが長引いた
- 合併症が起きた
- 後遺症が残った
目の下が凹み過ぎた
裏ハムラ法を受けて目元の膨らみは改善したものの、凹み過ぎたと感じるケースがあります。裏ハムラ法は、眼窩脂肪を切除せずに移動させて目の下の膨らみと凹みを改善する施術です。しかし、脂肪の移動箇所を間違えてしまうと、目の下が凹んでしまう可能性があります。
裏ハムラ法で失敗してしまった場合、脂肪内の炎症により再施術が難しいケースもあるため、裏ハムラ法の実績が豊富な医師の施術を受けましょう。
また、ひどいクリニックでは、裏ハムラ法をするといって、実際には「下眼瞼脱脂」を行っている詐欺のようなクリニックもあるようです。
仕上がりが凸凹している
裏ハムラ法を受けたあとに、目元が凸凹してしまい失敗したと感じるケースがあります。
裏ハムラ法では眼窩脂肪の量自体が少ない場合、脂肪を移動させても凹みを完全に埋めることは困難です。たとえば、脂肪の膨らみが前方に+3、ティアトラフの凹みが後方に-5あった場合、+3を-5の部位にすべて移動できたとしても、移動できる脂肪量がが元々足りないため-2の凹みは埋められません。このような場合は、脂肪注入やヒアルロン酸の注入なども検討する必要があることを認識しておきましょう。
皮膚のたるみが残っている
裏ハムラ法では皮膚のたるみは改善できないため、たるみへの効果を期待して施術しても効果はありません。目元のたるみが気になる場合、たるんだ眼輪筋を引き上げて余った皮膚を切除する「表ハムラ法(下眼瞼除皺術)で改善できる可能性があります。
Rosa Beauty Clinicでは、表ハムラ法(下眼瞼除皺術)や裏ハムラ法、ミッドフェイスリフト、下眼瞼脱脂などさまざまな施術に対応しているため、患者様に適応した施術の提案が可能です。どの施術がご自身の目元の状態に適しているか判断に迷われている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
しわが増えた
裏ハムラ法では基本的にしわが多く増えることはありません。理由は眼窩脂肪は切除せず、移動させるだけのため、目の下全体のボリュームは変わらないためです。しかし、下眼瞼脱脂の場合には眼窩脂肪を切除するため、ボリュームの減少が起こり、しわが増えたように感じる事も多いです。
裏ハムラ法をしっかりと行っていないクリニックでは脂肪の減量で見た目の効果を出そうとするクリニックもあるため、そのようなクリニックで施術を受けると、下眼瞼脱脂をしたことと同じ事になり、裏ハムラ法を受けた後にしわが増えたと感じるリスクは増えるでしょう。
しわが気になる場合、ボトックスによって改善が期待できます。また、目の下に深いしわがある場合は、目の下のたるみと同様に表ハムラ法の適応となる可能性があります。
しこりができた
裏ハムラ法の施術後は、眼窩脂肪を移動させた部分がしこりのように固くなってしまうことがあります。
裏ハムラ法の施術後に発生するしこりは、眼窩脂肪が組織に定着する際に生じるもので、数か月程度で目立たなくなるのが一般的です。ただし「半年以上経過してもしこりが消えない」「見た目でも凸凹しているのがわかる」といった場合はほかの原因も考えられるため、施術を受けた医師に相談しましょう。
くまが残っている
目元のくまへの効果を期待して裏ハムラ法を受けたものの、思うようにくまが改善されておらず、失敗したと感じるケースもあります。
目元のくまには、影くま(黒くま)や茶くま、青くまなど複数の種類があります。それぞれ原因が異なるため、くまの改善が期待できる施術も異なります。
裏ハムラ法で改善できる可能性があるのは、以下のくまのタイプです。
- 影くま(黒くま)
- 「ティアトラフ」による目の下の凹み
茶くま・青くまに悩んでいる場合には、裏ハムラ法を受けても改善が難しいため、自身のくまの種類を把握したうえで施術を受けましょう。
以下の記事では、くまの色別に効果が期待できる施術を紹介しています。裏ハムラ法とほかのくま取りとの違いも解説しているため、ぜひあわせてご覧ください。
想定よりもダウンタイムが長引いた
裏ハムラ法は下眼瞼脱脂術よりも剥離範囲が広いため、ダウンタイムが長引く傾向があります。また、ダウンタイムには痛みや内出血、腫れなどの症状が出るものの、症状の程度には個人差があるため、想定よりもダウンタイムが長引いたと感じるケースがあります。
裏ハムラ法の症状ごとのダウンタイムは以下のとおりです。
- 痛み:1~2週間程度
- 内出血:2週間程度
- 腫れ:1~2か月程度
上記の症状ごとのダウンタイムを確認したうえで、スケジュールに支障がないように裏ハムラ法の手術日を決めましょう。
裏ハムラ法のダウンタイムについて、以下の記事でさらに詳しく解説しています。ダウンタイム中の症状を軽減するポイントも紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。
合併症が起きた
裏ハムラ法の施術を受け、以下のような合併症が起こるケースもあります。
- 感染:傷口から感染を起こす
- 術後出血:内部操作をするため出血が続く
- 結膜下出血:目の白目部分に内出血が溜まる
確率は低いものの、傷口から感染を起こす可能性があります。この場合は施術を受けたクリニックに連絡し、受診しましょう。なお、抗生剤を用いた治療が一般的です。
また、裏ハムラ法では内部操作をするため、出血が続く場合があります。「手術部位が異常に腫れてきた」「目が開きにくくなってきた」といった場合は、早急に受診する必要があります。
さらに、白目の部分に内出血が溜まる可能性もありますが、1か月~2か月程度で吸収されるため、自然に吸収されるまで様子を見ましょう。不安な場合は、必要に応じて医師に相談することをおすすめします。
後遺症が残った
裏ハムラ法では合併症だけでなく、後遺症が起こる可能性もあります。起こり得るおもな後遺症は、以下の3つです。
- 下眼瞼外反
- 角膜の損傷
- 感覚障害
下眼瞼外反
下眼瞼外反は、下まぶたが外側に反り返り「あっかんべ」のような状態になる症状です。
裏ハムラ法では皮膚の切除は行わないので、下眼瞼外反が起こる原因としては、1.未熟な手術操作、2.脂肪移動の際に引っ張りすぎた の2つが考えられます。手術操作が未熟だと、内出血や傷が増えるため、傷が治る際に下まぶたが強く引っ張られることになります。また、脂肪移動の際にあまりにも下に脂肪を引っ張ろうとしすぎると、下まぶたが引っ張られ過ぎます。従って、経験豊富な医師の元で施術をしましょう。
傷が治る過程である1か月~3か月程度で改善することが多く、この間は目に軟膏を塗って乾きを防ぎます。ただし、ドライアイになったり追加の施術が必要になったりする可能性があることも、認識しておきましょう。
角膜の損傷
裏ハムラ法の施術中、医師は細心の注意を払っているため発生する確率は低いですが、患者様が激しく動いたり目を開けたりした場合、角膜を傷つける可能性があります。手術で使用する器具や糸、あるいはまつ毛の先端などが眼球に接触して角膜を傷つけ「角膜びらん」や「感染症角膜炎」などの病気を引き起こすリスクもあります。
角膜を傷つけないためには、施術中にいきなり体を動かしたり目を開けたりしないようにしましょう。また、痛みで体が意図せず動いてしまう可能性もあります。施術中に痛みに耐えられないと感じたら、遠慮せずに医師に相談し、麻酔を追加してもらうなど対処してもらいましょう。
感覚障害
皮膚の切開時に神経がわずかに切れるため、術後に目の周りに感覚障害が残る可能性があります。多くは6か月~1年程度時間が経つとともに回復しますが、軽い違和感が残るケースもあります。気になる症状が続く場合は、医師の診察を受けましょう。
裏ハムラ法で失敗しないためのポイント
裏ハムラ法を受けて失敗しないためには、以下の3点を意識しましょう。
- カウンセリングを受けて適応かどうか確認する
- ダウンタイムは安静に過ごす
- ほかの施術も含めて検討する
カウンセリングを受けて適応かどうか確認する
目元の悩みや状態によって適している施術は異なるため、クリニックでカウンセリングを受けて受けたい施術が適応かどうかを確認しましょう。
たとえば目元のくまが気になる場合、くまの種類が影くまであれば裏ハムラ法で改善できる可能性があります。しかし、茶くまや青くまなどへの効果は期待できないため、ほかの施術を検討する必要があります。
目元の悩みを多く解決してきた医師であれば、悩みごとに適切な施術を提案してもらえる可能性が高いです。気になるクリニックの施術実績を確認し、裏ハムラ法や下眼瞼脱脂、表ハムラ法などを多く施術している医師のカウンセリングを受けましょう。
Rosa Beauty Clinicではカウンセリング時に、裏ハムラ法をはじめとする各施術のメリット・デメリットを説明させていただいています。適応がない場合はしっかりとご説明したうえでお断りすることもあるため、安心してご相談ください。
以下ぺージでは、当院の裏ハムラ法や下眼瞼脱脂、表ハムラ法などの症例写真をご覧いただけます。
ダウンタイムは安静に過ごす
裏ハムラ法を受けたら、以下のポイントを意識しながら安静に過ごしましょう。
- 目元を冷やす
- 枕で頭を高くして寝る
- 血流を促す行動は控える
- 患部に刺激を与えないように注意する
- 目を酷使しない
上記のポイントに気を付けながらダウンタイムを過ごすことで、症状が軽減できたりダウンタイムが短くなる可能性があります。なお、裏ハムラ法を受けたあとの注意点はクリニックによって異なります。必ず施術を受けたクリニックからの注意事項を守ってください。
以下の記事では、裏ハムラ法のダウンタイムの過ごし方をさらに詳しく解説しています。術後の経過を時系列でわかりやすく紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。
ほかの施術も含めて検討する
目の下の膨らみやくまは、裏ハムラ法以外に以下のような施術でも改善できる可能性があります。
- 下眼瞼脱脂
- 表ハムラ法(下眼瞼除皺術)
- 脂肪注入
- ミッドフェイスリフト/骨膜下リフト
たとえば、目の下のたるみや深いしわなどが気になっている場合、表ハムラ法とミッドフェイスリフト/骨膜下リフトを同時に施術することで、中顔面全体のたるみ改善を目指せます。「ティアトラフ」が無く、眼窩脂肪の突出のみの場合には下眼瞼脱脂のみで大丈夫な場合もあります。
ただし、いずれの施術も一定の費用はかかるため、医師に適応を判断してもらったうえで、悩みの改善が期待できる施術を受けることが大切です。
以下の記事では、裏ハムラ法と下眼瞼脱脂の違いを解説しています。そのほかの目元の施術も紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。
裏ハムラ法の失敗に関してよくある3つの質問
裏ハムラ法の失敗に関してよくある質問は以下の3つです。
- 質問1.裏ハムラがむいているのはどのような人ですか?
- 質問2.裏ハムラは涙袋は消えますか?
- 質問3.裏ハムラのメリットはなんですか?
質問1.裏ハムラがむいているのはどのような人ですか?
裏ハムラ法がむいている方の特徴は以下の2つです。
- 目の下のたるみやしわが少ない方
- 影くまを改善したい方
裏ハムラ法では余った皮膚の切除はおこなわないため、たるみやしわが少ない方が向いています。また、影くまは目元にある眼窩脂肪の突出が原因で影が強調されているため、目元の膨らみと凹みが改善できる裏ハムラ法は、影くまを改善したい方にも適しているといえるでしょう。
質問2.裏ハムラは涙袋は消えますか?
裏ハムラ法は、涙袋を形成する瞼板前眼輪筋付近の筋肉や皮膚を切開しないため、基本的に涙袋への影響はありません。ただし、医師の技術が未熟で眼輪筋を傷つけてしまった場合は、涙袋の形が変わる可能性があります。
質問3.裏ハムラのメリットはなんですか?
裏ハムラ法のメリットはおもに以下の3つです。
- 目元の膨らみと凹みを同時に解消できる
- 表面の皮膚に傷跡が残らない
- 脂肪が定着しやすい
以下の記事では、上記のメリットを詳しく解説しています。デメリットや施術の流れなども紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。
まとめ
裏ハムラ法の失敗事例は「目の下が凹み過ぎた」「しわが増えた」など複数あるものの、クリニック選びを入念におこなうことで防げるものもあります。
本記事で紹介した失敗しないためのポイントも参考に、安心した裏ハムラ法を受けられるクリニックを選びましょう。
Rosa Beauty Clinicは、美容外科学会認定医(JSAS)が「本気の美容医療」を提供しています。裏ハムラ法をはじめとする複数の目元施術を提供しているため、患者様に適応した施術のご提案が可能です。
以下ぺージで、当院の裏ハムラ法を紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。
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