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糸リフトの効果持続期間は?効果を長持ちさせるポイントも解説

リフト・輪郭・小顔の手術

投稿⽇:2024.10.31  最終更新⽇:2024.10.31

糸リフトの効果は、半永久的ではなく、効果を持続させるためには定期的に施術を受けることが必要です。

この記事では、糸リフトの効果持続期間や、効果を長持ちさせるポイントを紹介します。

糸リフトの施術を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

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土屋雄登医師 | 美容外科・皮膚科 Rosa Beauty Clinic 名古屋院⻑

コンプレックスを抱えていた幼少期をきっかけに美容外科医になるも、美容業界の悪しき闇や現実を知る。『本気の美容医療』を正直に提供するために名古屋駅前に開院。
幼少期からクラッシック音楽、絵画等あらゆる美の文化に精通している。
韓国へ頻回に赴き技術研鑽を続ける。リフトアップ施術、目元施術、クマ施術、鼻施術、等すべてを高いレベルで提供する。

資格: アラガン認定医、美容外科学会認定医(JSAS)、韓国糸リフト・目元・鼻整形ディプロマ

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糸リフトの効果が持続する期間の目安

糸リフトの効果は半永久的ではありません。効果を継続して得たい場合には、定期的に施術を受ける必要があります。

ここでは、糸リフトの効果持続期間の目安や、施術を受ける頻度の目安を紹介します。

糸リフトの効果持続期間

糸リフトの効果を認識できる期間は、3ヶ月〜1年程度です。糸による物理的なリフトアップ効果は、溶ける糸の場合3〜6ヶ月程度、溶けない糸の場合は6〜9ヶ月程度です。

また、コラーゲンの生成促進による肌質の改善効果は、約1〜2年程度続くと言われています。

ただし、これらの効果持続期間には個人差があります。使用する糸の種類や体質、生活習慣などによって効果の持続期間には差があることを理解しておきましょう。

糸リフトを受ける頻度の目安

糸リフトは、推奨される施術頻度は6ヶ月〜1年に1回程度です。

糸リフトは1回施術を受ければ良いわけではなく、繰り返して受けることでたるみにくい肌の基盤を作る施術です。定期的に施術を受けることにより、たるみにくい肌を作ることができるでしょう。

リフトアップ期間が短いと感じる方は、糸リフトと併用してHIFUを受けるのもおすすめです。また、切開リフトを受けるとリフトアップ効果をより長く感じられるでしょう。

糸の種類によっても効果持続期間は異なる

糸リフトでは、溶ける糸と溶けない糸が使われます。糸の種類によっても効果持続期間は異なるため、期待する効果や持続期間に応じて選ぶと良いでしょう。

ここでは、溶ける糸と溶けない糸に分けて、糸リフトで使われる主な糸の種類を紹介します。

溶ける糸

溶ける糸は、体内に挿入後、時間の経過とともに分解・吸収される糸のことです。PDO、PCL、PLAなどの素材が使用されています。溶ける糸は、体内に異物を残したくない方や、初めて糸リフトを受ける方にもおすすめです。

PDO

PDO(ポリジオキサノン)は、手術の縫合糸にも使われている安全性の高い溶ける糸です。体内へ吸収される期間は約12ヶ月で、効果の持続期間は6ヶ月〜1年程度です。

費用も比較的安価なため、初めて糸リフトを受ける方も選びやすい糸でしょう。

PCL

PCL(ポリカプロラクトン)は、柔らかく、皮下に挿入した際に違和感を感じにくい点が特徴の溶ける糸です。PDOよりも体内に吸収されるスピードが遅く、約12〜18ヶ月程度かかります。

長い期間リフトアップ効果を感じやすいですが、PDOよりも柔らかいため、施術直後のリフトアップ力がやや物足りないと感じる場合があります。

PLA

PLA(ポリ乳酸)は、PDO、PCLと比較して硬く、牽引力が一番強いというのが特徴の糸です。しかし、牽引力は強いものの、硬いけれど脆いという性質があるため、リフトアップの持続力という観点で現在では主流ではありません。

しかしPCLとPLAの合材が新素材としてでてきて、両者のメリットが融合した糸が使われるようになっています。

溶けない糸

溶けない糸は、体内に長期的に留まる糸です。ポリプロピレンやポリエステルが主に使用されます。溶けない糸は、溶ける糸に比べて少しリフトアップ期間が長いのですが、溶けないからといって半永久的なのではありません。組織と糸は摩擦により徐々にリフトアップ効果は減弱してくるので、当院では体内に永久的に残る溶けない糸は現在推奨していません。

ポリプロピレン

ポリプロピレンは、強度が強いことが特徴の溶けない糸です。効果の持続期間が比較的長く、しっかりとしたリフトアップ効果が期待できます。

一方で、ダウンタイムが長く、修正が難しいというデメリットがあります。

ポリエステル

ポリエステルは、弾力性が高いことが特徴の溶けない糸です。仕上がりが自然な点がメリットですが、ポリプロピレンと比較すると強度が弱いと言われています。

糸リフトで使用される糸の種類や、糸の選び方について知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

糸リフトの効果を長持ちさせるポイント

糸リフトの効果持続期間は3ヶ月〜1年程度ですが、この期間は体質や生活習慣によっても個人差があります。

ここでは、糸リフトの効果を長持ちさせるポイントについて解説します。

年齢や肌質に合わせて糸の本数や素材を選ぶ

ご自身の年齢や肌質に合わせて、糸の本数や素材を選ぶことが大切です。同じ糸を使用したとしても、年齢が若い方と高齢の方では、効果の持続期間が異なります。

年齢が若い20代の方は、元々コラーゲンやエラスチンが豊富です。肌のターンオーバーも活発に行われているため、肌に弾力性があります。弾力性のある肌に糸リフトを使ってさらにリフトアップ効果を高めると、効果が長く続きやすいでしょう。

一方年齢を重ねた方は、紫外線や乾燥などによってコラーゲンやエラスチンが減少している傾向があります。そのため、糸リフトによってリフトアップを行っても、年齢が若い方よりは効果持続期間が短くなってしまうでしょう。

また、肌質によっても効果持続期間は異なります。乾燥肌の方は肌のバリア機能が低下しているため、糸の刺激を受けやすく、効果が持続しにくい傾向があります。また、脂性肌の方は、皮脂が糸の分解を早めてしまうため、持続期間が短くなるケースがあるのです。

このように、年齢や肌質によって、糸の効果持続期間は異なります。希望する仕上がりや効果の持続期間を医師とよく相談し、自分に合った本数や糸の素材を選ぶことが大切です。

その他の施術を併用する

糸リフトだけでなく、様々な施術を併用することが大切です。

・HIFU(ハイフ)

糸リフトの物理的なリフトアップ効果はどんな糸を入れたとしてもどうしても3~6ヶ月程度で減弱してきてしまいます。減弱してくる6ヶ月後を目安に、HIFUでもう一度引き締めてあげるというのはとても有効です。また、糸は線状に対して、HIFUはドット状のタイトニングを全面的に行えるので、併用するのはとても効果的です。一番気になる部分は糸リフトでリフトアップさせ、その他の部分はHIFUでタイトニングさせていきましょう。

・ボトックス

広頚筋というフェイスラインを下に引き下げる筋肉にボトックスを打つことによってフェイスライン上の組織をたるみにくくさせます。

生活習慣を見直す

生活習慣も糸リフトの効果持続期間を左右するポイントです。

睡眠不足やバランスの悪い食生活、過度なストレスなどは肌のターンオーバーを乱すため、老化を加速させる可能性があります。また、喫煙は血管を収縮させるため、血行不良を引き起こし、肌細胞に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなるリスクがあります。

そのため、規則正しく健康的な生活を送り、肌のターンオーバーを促進させることは、糸の効果を長くさせるためにも重要であると理解しておきましょう。

技術力のある医師のもとで施術を受ける

糸リフトの仕上がりや効果の持続期間は、医師の技術力によっても異なります。

経験が浅い医師の施術では糸の挿入位置や深さを誤って判断してしまう可能性があるため、十分な効果が得られなかったり、合併症などのリスクが高まったりすることがあります。

糸リフトを受ける際には、ホームページやカウンセリングで症例や施術に対する考え方を確認し、慎重に医師を選びましょう。Rosa Beauty Clinicは、糸リフト施術の豊富な実績があります。以下に、施術事例をご紹介いたします。

糸リフト・フェイスリフト・バッカル・顎プロテ アーカイブ | 名古屋駅近の美容整形なRosaBeautyClinic

糸リフトについてよくある質問

最後に、糸リフトについてよくある質問について紹介します。

糸リフトを受けると将来たるむ?

糸リフトを受けることによって、たるみが悪化することはありません。ただし、糸リフトを受けることによってたるんでしまった部分を治すことはできません。

糸リフトはたるみを治す施術ではなく、たるみを食い止めるための施術だと理解しておくと良いでしょう。

糸リフトのダウンタイムはどれくらい?

糸リフトは、完成までに約3ヶ月程度はかかる施術です。それまでのダウンタイムは以下の通りです。

  • 痛み:1-2週間
  • 内出血:1-2週間
  • 腫れ:1-3か月

ダウンタイムの症状を悪化させないため、施術後はクリニックからの注意をよく守って生活するようにしてください。

糸リフトで失敗することはある?

糸リフトの施術後のトラブルとして、施術後に左右差があると感じることがあります。しかし、人間の顔はもともと左右非対称なため、完全に左右対称にすることはできません。

また、糸の挿入部が一時的に凹むこともあります。ただ、頬の凹みは一時的なもので、1〜3ヶ月程度で徐々に馴染みます。

その他にもリフトアップ効果が弱かったり、リフトアップ期間が短いと感じたりといったケースがありますが、このような場合は他の施術も検討する必要があります。

さらにしっかりとしたリフトアップ効果を希望する場合には、糸の追加やデュアルアームの挿入がおすすめです。リフトアップ期間が短いと感じる場合は、HIFUの併用や切開リフトを検討すると良いでしょう。

まとめ

糸リフトの効果持続期間は、3ヶ月〜1年程度です。

糸リフトの効果をできるだけ長く実感するためには、糸の種類や本数を医師とよく相談して決めることが大切です。また、糸リフトは技術力や経験が必要な施術のため、症例数や経験が豊富で安心してお任せできる医師を選びましょう。

Rosa Beauty Clinicは、多数の症例数を持つ医師が「本気の美容医療」を提供しているクリニックです。適応の有無や糸の種類、本数、デザインをしっかりと判断したうえで施術いたします。糸リフトの検討をしている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

糸リフト|Rosa Beauty Clinic

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