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下眼瞼脱脂の失敗例は?対処法や失敗しないためのポイントも解説

二重・目元の手術

投稿⽇:2024.07.29  最終更新⽇:2024.08.09

「下眼瞼脱脂を検討しているけれど、失敗したという声も聞くため手術をためらっている」
「万が一失敗した場合、どのように対処するのかを知ったうえで下眼瞼脱脂を検討したい」

下眼瞼脱脂を検討している方のなかには、上記のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

下眼瞼脱脂では「目の下が凹んだ」「しわが増えた」などの失敗例が挙げられます。しかし、いずれの失敗例にも対処法が存在しており、たとえば目の下が凹んだ場合は、脂肪やヒアルロン酸などを注入することで凹みが改善する可能性があります。

本記事では、下眼瞼脱脂の失敗例6つと対処法を中心に解説します。下眼瞼脱脂で失敗しないためのポイントも紹介しているため、下眼瞼脱脂を検討している方はぜひご覧ください。

この記事を書いた人

土屋雄登医師の写真

⼟屋 雄登 | Rosa Beauty Clinic 院⻑

コンプレックスを抱えていた幼少期をきっかけに医学部を卒業し美容外科医になるも、美容業界の現実を知る。理想の美容医療を提供するために開院。幼少期からクラッシック音楽、絵画等あらゆる芸術にも精通している。”自分の人生の時間をかけて誰かを綺麗にできることが私の幸せ”と。

資格: アラガン認定医、美容外科学会認定医(JSAS)、韓国糸リフト・目元・鼻整形ディプロマ

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下眼瞼脱脂の6つの失敗例と対処法

下眼瞼脱脂の失敗例は以下の6つです。

  • 目の下が凹んだ
  • しわが増えてみえる
  • たるみが増えてみえる
  • しこりができてしまった
  • 目の下の膨らみが残った
  • 目の下の茶色みが増してしまった

それぞれの失敗例と対処法を解説します。

目の下が凹んだ

経結膜脱脂後、目の下に不自然な凹みができてしまうケースがあります。これは「医師に要望が十分に伝わっていない」「切除量の判断ミス」といった要因により、必要以上に眼窩脂肪が取り除かれることで起こります。

術直後は凹みを感じやすいものの、3か月程度で落ち着くのが一般的です。しかし、3か月経過後も凹みが気になる場合は、追加の処置が必要になる可能性があります。

対処法としては、凹みを埋めるための脂肪注入やヒアルロン酸注入などが挙げられます。また、このような事態を防ぐためには、カウンセリングの場で医師に対して要望を十分に伝えることも重要です。

しわが増えてみえる

経結膜脱脂では、皮膚を切除せずに膨らんでいる部分の脂肪を除去しボリュームを減らすため、皮膚が縮んでしわが増えてみえるケースがあります。眼窩脂肪の膨らみが大きい場合は小じわが発生しやすくなり、とくに中年以降の方に多く見られる現象です。

日常的なケアで目元を保湿することで改善する可能性がありますが、症状の程度に応じて、以下のような対処をとることも有効です。

ちりめんじわ:ボトックス注射が効果的
深いしわ:下眼瞼除皺術
皮膚の余りが軽度の場合:脂肪注入・ヒアルロン酸注入・レーザー治療
皮膚の余りが多い場合:皮膚の切除

目元のしわが気になる方はカウンセリングの段階で医師に相談し、経結膜脱脂以外の手術もあわせて検討しましょう。下眼瞼脱脂は脂肪の減量ですが、裏ハムラ法は脂肪の移動のため、このリスクは少ないです。

たるみが増えてみえる

下眼瞼脱脂後、手術前と比べてたるみが増えたように感じるケースもあります。これは、膨らんでいる眼窩脂肪の除去により皮膚のハリが失われ、目の下のたるみが悪化することが要因となります。もともと目の下のたるみがある方や、中年以降の方に起こりやすい問題です。

下眼瞼脱脂後のたるみには、脂肪注入やヒアルロン酸注射などが効果的です。脂肪注入では、自身の体内から抽出した脂肪を目の下に注入し、自然なハリとボリュームを取り戻すことを目指します。またヒアルロン酸注射では、窪んだ部分に内側からハリを出すことで、たるみの改善が期待できます。

また、くまによって下眼瞼脱脂を検討する場合、皮膚のたるみが原因であれば下眼瞼除皺術を提案されるケースもあるでしょう。悩みを医師に伝え、状態を確認してもらったうえで適切な手術を選びましょう。

しこりができてしまった

下眼瞼脱脂と同時に、ヒアルロン酸や、脂肪注入を行った場合に、術後しこりを感じる場合があります。

たとえば、1箇所に注入する脂肪の量が多いと、注入された脂肪に栄養素や酸素が行きわたるタイミングが遅れ、細胞が壊死するとしこりになります。また、下まぶた全体に脂肪を注入した場合でも、脂肪が組織に馴染めずにしこりになるケースもあるでしょう。

下眼瞼脱脂後のしこりは「硬くなっているしこりを溶かす」「摘出手術を受ける」といった対処方法があります。また、しこりが目立たず気にならない状態であれば、様子をみてそのまま過ごす選択肢もあるでしょう。ヒアルロン酸であれば、ヒアルロン酸を溶かします。術後1~3ヶ月は傷の修復の過程で一時的に硬くなる場合もあります。

いずれの場合も下眼瞼脱脂を受けたクリニックへ相談し、納得したうえで方針を決めることが大切です。

なお、目元に注入した素材によって対処法は異なりますので、転院して対処する場合は、使用した素材を確認しておくようにしましょう。

目の下の膨らみが残った

下眼瞼脱脂後に目の下の膨らみが残るケースもあります。元々の眼窩脂肪が大きい場合、通常より多く切除する必要がありますが、その際の切除量が不十分であったことが要因として考えられます。また、膨らみの原因が筋肉や皮膚であれば、手術しても変化がないケースもあります。術後に膨らみが完全になくなることを期待して手術するため、わずかな膨らみでも失敗と感じてしまうこともあるでしょう。

対処法としては、まず医師による診察を受け、残った膨らみの原因を特定します。脂肪が原因であれば再手術を検討できる一方で、筋肉や皮膚が原因の場合は改善が難しいケースもあります。再手術する場合は、追加の負担やダウンタイムを考慮し、慎重に判断しましょう。また、保証内容を事前に確認し、再手術の費用について理解しておくことも重要です。

Rosa Beauty Clinicでは、下眼瞼脱脂後や裏ハムラ法の施術後何年後でも加齢によって眼窩脂肪が突出してきた場合にはリーズナブルな料金で再脱脂をしています。

目の下の茶色みが増してしまった

下眼瞼脱脂後に手術部位の茶色みが増したと感じられる場合があります。膨らみが改善され、皮膚がのばされなくなったことによって、元々の色素沈着の色が目立ったり、眼輪筋という筋肉の色が透けるようになったりします。

対処法は、血行を促進させるようなレーザーや、眼輪筋の透けの場合には脂肪注入を行います。いずれの場合にも効果には個人差があるため、まずは医師の診断を受け、個々の状況に応じて治療法を選択することが重要です。

下眼瞼脱脂で起こり得る後遺症

下眼瞼脱脂は失敗する可能性だけでなく、以下のような後遺症が残る可能性もあります。

  • 感染症
  • 角膜の損傷
  • 感覚障害
  • 下眼瞼外反

感染症

手術時に下眼瞼結膜を切開するため、手術時の環境や術後の生活によっては、傷口から感染症を引き起こすリスクがあります。感染症になると、ダウンタイムが長引く可能性があります。

予防するには、術後の注意事項を守ることが重要です。万が一感染した場合は、抗生剤を用いて治療することが一般的です。また、膿が溜まっている場合は、患部を切開して膿を出す処置をおこないます。

角膜の損傷

角膜の損傷は、下眼瞼脱脂で起こり得る後遺症の1つです。通常、細心の注意を払って手術するため発生リスクは低いものの、患者の予期せぬ動きや開眼によって、手術器具や糸、まつ毛の先端などが眼球表面に接触し、白目や角膜に傷をつける可能性があります。

角膜の損傷を防ぐには、術中に身体を動かしたり、目を開けたりしないように注意しましょう。痛みを感じて耐えられない場合、麻酔を追加してもらうことも重要です。万が一、角膜を損傷した場合は、その程度に応じて処置と対応がおこなわれます。

感覚障害

手術時の切開により皮膚近くの神経がわずかに切れるため、目の周りに違和感が生じることがあります。また、手術の物理的な影響や使用する糸によっても違和感が起こる可能性があります。

多くの方は、6か月~1年程度で回復するものの、軽度の違和感が残るケースもあるため、症状が続く場合は、医師の診察を受けた方がよいでしょう。

下眼瞼外反

下眼瞼外反は、手術により脂肪の位置が変化し、まぶたが眼球にフィットしなくなることで発生します。具体的には下まぶたが外側に反り返り、あっかんべーのような状態になります。

多くの方は、1〜3か月の経過で自然に改善するものの、目が乾かないように軟膏の塗布が必要です。改善が見られない場合は、追加の手術が必要になるケースもあります。

下眼瞼脱脂で失敗しないためのポイント

下眼瞼脱脂には先述したとおり、失敗したり後遺症が残ったりする可能性があります。失敗するリスクを低減するために、クリニック・手術選びの段階で意識したいポイントは以下の3つです。

  • 下眼瞼脱脂の実績がある医師を選ぶ
  • 下眼瞼脱脂以外の施術も含めて検討する
  • アフターフォローが充実している病院を選ぶ

下眼瞼脱脂の実績がある医師を選ぶ

手術で失敗しないためには、下眼瞼脱脂の実績がある医師を選ぶことが重要です。美容外科医にはそれぞれ得意分野があるため、下眼瞼脱脂の経験が豊富な医師を選ぶことで、リスクを最小限に抑えられます。

医師の実績は、クリニックの公式サイトで確認できます。実際に手術した症例写真を確認することで、医師の技術力やデザインセンスなどを把握できるため、クリニック選びに役立つでしょう。

Rosa Beauty Clinicでは、下眼瞼脱脂術や下眼瞼脱脂術+脂肪注入、裏ハムラなどの目元の施術の症例写真を、以下ぺージで紹介しています。

目元の施術 アーカイブ | Rosa Beauty Clinic

下眼瞼脱脂以外の施術も含めて検討する

目の下の膨らみを改善する方法は、下眼瞼脱脂・裏ハムラ法・表ハムラ法・脂肪注入・ミッドフェイスリフトと複数あり、それぞれに特徴や適応する状態が異なります。下眼瞼脱脂が適していない場合もあるため、医師から複数の提案を受けることが大切です。

たとえばRosa Beauty Clinicでは、目元のくまの原因が皮膚のたるみによるものと判断した場合、伸びた皮膚・筋肉・脂肪を同時に切除できる「下眼瞼除皺術(表ハムラ法)」を提案しています。

各施術の特徴、メリット・デメリットを比較し、現在の目元の状態や希望する結果に適した方法を選択することで、満足度の高い結果を得られる可能性が高まります。医師からの提案のみに頼るのではなく、自分からも希望・要望を伝え、手術方法を選択しましょう。

クリニックによっては脂肪注入ができないクリニック、裏ハムラ法・表ハムラ法ができないクリニック、下眼瞼脱脂しかできないクリニックなど様々です。網羅的にすべての施術ができる医師からしっかりとカウンセリングを受けましょう。

アフターフォローが充実している病院を選ぶ

下眼瞼脱脂後の経過は個人差があり、先述した失敗例や後遺症の症状が出ているのではないかと不安になってしまうケースもあります。そのため、いつでも医師に相談でき、必要な診察や処置を受けられる体制が整っている病院を選ぶことが大切です。

アフターケアの内容や再手術の対応など、詳しいフォロー内容を確認しておくことで安心して施術を受けられます。そのためカウンセリング時に、アフターフォローの内容や手厚さについても質問しておきましょう。

Rosa Beauty Clinicでは、脱脂を受けた方の再手術は何年後でも60,000円(税抜)で対応しています。また、脂肪注入をされる方の場合はゴルゴラインへ脂肪を注入することも可能です。加えて、裏ハムラ法を受けた方の眼窩脂肪の減量調整は、何年後でも60,000円(税抜)で対応しています。

当院の下眼瞼脱脂術(+脂肪注入)/ 裏ハムラ法について、詳しくは以下のぺージをご覧ください。

下眼瞼脱脂術(+脂肪注入)/ 裏ハムラ法|Rosa Beauty Clinic

下眼瞼脱脂の失敗に関してよくある3つの質問

下眼瞼脱脂の失敗に関してよくある質問は、以下の3つです。

  • 質問1.下眼瞼脱脂を受けたら、10年後はどうなりますか?
  • 質問2.40代~50代で手術した場合、どのようなリスクがありますか?
  • 質問3.下眼瞼脱脂で脂肪注入しないと失敗しますか?

質問1.下眼瞼脱脂を受けたら、10年後はどうなりますか?

下眼瞼脱脂を受けた後も、加齢に伴い、眼窩脂肪は必ず重力に従って、下に降りてきてしまいます。目の上が加齢に伴って凹んできてしまうのも同じ理由です。 しかし、最初に眼窩脂肪をとりすぎてしまえば、目を包む脂肪が減りすぎて、眼球が落ち窪んでしまったり、目の動きが制限されたりしてしまいます。

従って、適切な量をその時に減量していくものです。Rosa Beauty Clinicでは再手術をリーズナブルな価格で承っています。

また、加齢に伴い、皮膚がたるんできます。こちらは皮膚切除が必要になってきます。

質問2.40代~50代で手術した場合、どのようなリスクがありますか?

40代~50代で下眼瞼脱脂を受ける場合、膨らんだ風船から空気を抜くと、空気をパンパンに入れてあるときと比較して、シワシワになってしまうように、小じわやチリメンジワが目立つようになります。

小じわが発生する可能性がある方の特徴は、以下のとおりです。

  • 眼窩脂肪が多い方
  • 乾燥肌の方
  • 喫煙されている方
  • 生活習慣が乱れている方
  • すでにしわがある方

また、60代以上で下眼瞼脱脂をおこなった場合、HIFE(ハイフ)をはじめとする美容皮膚科領域のケアが必要なケースもあります。そのため、自分がイメージするゴールに必要な手術やケアを確認したうえで、下眼瞼脱脂を受けるかどうかを判断しましょう。

Rosa Beauty Clinicでは、40代以上の方で目の下の横しわが気になる方には、下眼瞼除皺術(表ハムラ法)を提案する場合もあります。お悩みを改善するための施術を、メリット・デメリットを踏まえて提案させていただきます。

質問3.下眼瞼脱脂で脂肪注入しないと失敗しますか?

下眼瞼脱脂で脂肪注入が必要かどうかは、顔の構造によって異なります。顔の構造は以下画像の①「ポジティブベクター(Positive Vector)」と「②ネガティブベクター(Negative Vector)」に分類されます。

頬が眼球より前に出ている状態である1のポジティブベクターの方は、脱脂のみで満足できる可能性が高いです。

一方、眼球が頬より前に出ている状態である2のネガティブベクターの方や、頬が痩せている方は、脱脂のみを行うと、膨らみが改善されたとしても、目元全体が落ち窪んだような印象になり、加齢した印象を与えてしまう場合があります。このような場合、脂肪注入の併用により、自然で若々しい印象の目元を目指せます。

まとめ

下眼瞼脱脂には、失敗例や後遺症などがあるためリスクを理解したうえで、手術を受ける必要があります。またカウンセリングの段階で、信頼して手術を任せられるクリニックかどうかを判断することも重要です。

本記事で解説した下眼瞼脱脂で失敗しないためのポイントを参考に、安心して手術を受けられるクリニックを選びましょう。

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