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下眼瞼脱脂で脂肪の取り残しが起こる理由は?取り残しがある場合の対処法も解説
投稿⽇:2024.11.27 最終更新⽇:2024.11.27
「下眼瞼脱脂を受けたけれど、まだ目の下の膨らみが気になる」
「もう一度下眼瞼脱脂を受けることはできる?」
下眼瞼脱脂を受けた後、上記のようなお悩みを抱える方もいらっしゃいます。
本記事では、下眼瞼脱脂で脂肪の取り残しが起こる理由や、取り残しがある場合の対処法などを紹介します。取り残しのリスクが気になる方や、術後に目の下の膨らみが残ったと感じている方は、ぜひご覧ください。
目次
下眼瞼脱脂における脂肪の取り残しとは
下眼瞼脱脂は、下まぶたの裏側を1〜2cmほど切開し、余分な眼窩脂肪を切除する施術です。眼窩脂肪は、目を保護している脂肪になり、目の奥まで続いているので、すべて切除することはそもそもできません。膨らんでいる部位に相当する量を切除・減量します。その際に切除・減量する量が不十分であった場合には目の下の膨らみが残ることはあります。
また、膨らみの原因が筋肉や皮膚、「ティアトラフ」という目の下の凹みによって膨らみがあるように見えていた場合は、下眼瞼脱脂を受けても症状の改善が見られず、取り残しがあると感じてしまうケースもあります。
また、そもそも下眼瞼脱脂の施術直後という場合には、腫れていますが、それを取り残しと感じてしまうケースもあります。
下眼瞼脱脂で脂肪の取り残しが起こる理由
下眼瞼脱脂で取り残しが起こる理由は、医師が意図的に脂肪を控えめに切除した場合や、技術が不足している場合等が考えられます。眼窩脂肪の取り残しが起こる理由について解説していきます。
凹みにならないように切除している
本来、眼窩脂肪切除では十分でなく、裏ハムラ法による「ティアトラフ」という靭帯の剥離や、表ハムラ法による皮膚の切除が必要な方が、料金やダウンタイムの関係で、眼窩脂肪切除のみ受けられる方もいらっしゃいます。
そういった場合には、前述の通り、眼窩脂肪は目を保護する脂肪でもあるので、完全に切除することはできず、また一度切除してしまった眼窩脂肪は一生再生することもありません。さらに、取り過ぎてしまえば凹みが大きく出てしまうため、控えめに切除します。
Rosa Beauty Clinicでは、頬部分が痩せている方や、頬の骨が眼球より窪んでいる方には、下眼瞼脱脂と併せて脂肪注入を行うことも提案しています。
医師の技術が不足していた
下眼瞼脱脂の仕上がりは、医師の技術力に左右されます。医師の技術が不足している場合、眼窩脂肪の切除量の判断を誤り、取り残しや不自然な凹みができるケースがあります。
また、医師に要望が十分に伝わっていない場合、仕上がりに満足できないこともあります。事前のカウンセリング時に、仕上がりの要望についてしっかりと要望を伝えておくことも大切です。
下眼瞼脱脂で起こりうる失敗例
下眼瞼脱脂には、眼窩脂肪の取り残し以外にも、下記のような失敗例があります。
- 施術前と変わらない
- 凹みや影が以前より気になるようになった
- シワやたるみができた
- 左右差ができた
これらの失敗例について下記で詳しく解説します。
下眼瞼脱脂による失敗例は下記の記事でも紹介しているので、ぜひあわせてお読みください。
施術前と変わらない
下眼瞼脱脂でクマの改善を目指していた場合、クマの種類によっては効果を感じられないケースがあります。
下眼瞼脱脂は、目の下の膨らみによって影ができる影クマが気になる方に向いている施術です。血行不良が原因のクマや、色素沈着が原因のクマの場合、下眼瞼脱脂で症状の改善は期待できません。また、凹みが強い事によって、膨らみに見えている場合もあります。
そのため、事前のカウンセリングで自身の症状が下眼瞼脱脂に適しているかどうか、よく相談することが必要です。
シワやたるみができた
下眼瞼脱脂は、眼窩脂肪のボリュームを減らす施術です。そのため、膨らんでいた風船の空気が抜けるように、たくさんの眼窩脂肪を覆っていた皮膚が取り残され、シワが目立つようになるケースがあります。とくに中高年以降の方に多く見られる現象で、眼窩脂肪の膨らみが大きいと、術後の小ジワも発生しやすくなります。
また、眼窩脂肪を除去したことによって皮膚のハリが失われ、たるみが増えたように感じるケースもあります。もともと目の下にたるみがある方に起こりやすい問題です。
シワやたるみの症状が悪化するリスクがある方は、下眼瞼脱脂以外の施術も検討すると良いでしょう。
たとえば表ハムラ法(下眼瞼除皺術)であれば、目の下の余ってしまった皮膚によってできる「チリメンジワ」の改善と目の下の膨らみとの両方の改善が期待できます。
左右差ができた
眼窩脂肪の取りムラがあると、両目で脂肪の量に差ができてしまい、左右差ができるリスクがあります。左右差は医師の技術力が足りない時に起こりやすいため、頻繁に起こる失敗ではありません。しかし、施術経験の少ない医師が施術を行った場合には発生するリスクがあるため、注意しましょう。
下眼瞼脱脂で脂肪の取り残しがあった場合の対処法
3ヶ月程度様子を見て、目元の膨らみが残っていると判断した場合には、再施術を検討したほうがよいでしょう。ここでは、取り残しがあった場合、どのような対処があるのかについて解説します。
2回目の施術を受ける
取り残しがあることに気付いた場合は、医師の診察を受けて膨らみの原因を特定します。脂肪が原因の膨らみであれば、再手術が検討可能です。
また、目元の膨らみが脂肪以外の原因の場合、下眼瞼脱脂以外の施術も必要です。たとえば、目元の皮膚にたるみがある状態の場合は、下眼瞼脱脂ではなく、皮膚を切除する表ハムラ法が適しています。
症状に合わせた施術を受けられなかったことで膨らみが残ったように見えることもあるため、正しい施術を提案してくれるクリニックを受診しましょう。
脂肪注入
頬部分が痩せている方や、頬の骨が眼球よりくぼんでいるネガティブベクターの方の場合、脂肪注入を受けるという選択肢もあります。
脂肪注入は、太ももやお腹から脂肪を採取し、処理を加えた後で希望の部位に注入する施術です。脂肪注入をすることでボリュームアップが狙えるため、元気のある若々しい目元を目指せます。
下眼瞼脱脂で脂肪の取り残しを防ぐためには
下眼瞼脱脂による眼窩脂肪の取り残しを防ぐためには、下眼瞼脱脂の実績が豊富で技術力のある医師に相談しましょう。美容外科医にはそれぞれ得意分野があるため、下眼瞼脱脂を得意とする医師に依頼することで、取り残しのリスクを低減できます。
また、下眼瞼脱脂のみで改善できる目の下の膨らみには限りがあるため、様々な施術を網羅的に行っているクリニックで、自分の目元に本当に適した施術を提案してくれるクリニックを探しましょう。
医師の実績や症例は、クリニックの公式サイトで確認できます。実際に医師が行った症例写真を見て仕上がりやデザインセンスを確認すると、クリニックを選びやすくなるでしょう。
Rosa Beauty Clinicでは、下眼瞼脱脂術や下眼瞼脱脂術+脂肪注入、裏ハムラ等の目元の施術の症例写真を、以下ぺージで紹介しています。
→ 目元の施術 アーカイブ | Rosa Beauty Clinic
下眼瞼脱脂による取り残しについてよくある質問
最後に、下眼瞼脱脂で取り残しが起こる事例について、よくある質問を紹介します。
目の下の膨らみは再発する?
下眼瞼脱脂を受けた後も、加齢に伴い、眼窩脂肪は必ず重力に従って下に降りてきてしまいます。目の上が加齢に伴って凹んできてしまうのも同じ理由です。
しかし、最初に眼窩脂肪を取り過ぎてしまえば、目を包む脂肪が減り過ぎて、眼球が落ち窪んでしまったり、目の動きが制限されたりしてしまいます。
従って、眼窩脂肪は適切な量をその時に減量していくものです。RosaBeautyClinicでは再手術をリーズナブルな価格で承っています。
再手術までどれくらい期間を空ければ良い?
再手術を受ける場合は、最低3ヶ月ほど様子を見てから受けるようにしましょう。術後すぐは取り残しがあるように見えても、時間の経過によって馴染み、膨らみが目立たなくなるケースもあります。
再施術を受ける場合の保証内容や費用は、クリニックによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
まとめ
下眼瞼脱脂は、医師の技術不足などで脂肪が残ってしまう場合があります。また、取り残しの他にも、シワやたるみ、しこりができる等の失敗例もあるため、クリニック選びは非常に重要です。
Rosa Beauty Clinicは、美容外科学会認定医(JSAS)が「本気の美容医療」を提供するクリニックです。
下眼瞼脱脂はもちろん、表ハムラ法や裏ハムラ法等、目周りの様々な施術を行なっているため、一人ひとりに合った施術法をご提案できます。以下ぺージで、当院の下眼瞼脱脂術を紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。
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