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下眼瞼脱脂の施術後は腫れる?ダウンタイム期間や腫れを引かせるポイントを解説
投稿⽇:2024.11.27 最終更新⽇:2024.11.27
「下眼瞼脱脂を受けてみたいけれど、術後の腫れが気になる」
「施術後どれくらいのダウンタイムがあるのか知りたい」
下眼瞼脱脂を検討している方のなかには、上記のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
下眼瞼脱脂は、目の下の膨らみやクマの改善が期待できる施術です。一方で、術後しばらく腫れの症状が気になる可能性があります。腫れの期間や、ダウンタイム中に起こる得るその他の症状を理解し、納得した上で施術を受けることが大切です。
本記事では、下眼瞼脱脂の術後に腫れる期間や、腫れを引かせるポイントを解説します。下眼瞼脱脂を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
下眼瞼脱脂術による腫れの原因
下眼瞼脱脂とは、別名【目の下の脂肪取り】や【切らない目の下の膨らみ取り】とも呼ばれています。下まぶたの裏側を1〜2cmほど切開し、余分な眼窩脂肪を切除する施術です。
下眼瞼脱脂術後の腫れは、傷の修復過程で新しい血管が集まり、組織が形成されることで生じます。また、傷の部位は水分が集まり浮腫むのでそれが腫れになります。手術による正常な反応であり、傷が治るとともに徐々に軽減していきます。腫れは比較的軽いことが多く、日常生活への影響は少ない傾向です。
ただし「手術部位が異常に腫れる」「目が開けにくくなった」といった場合は、早急に受診する必要があります。
下眼瞼脱脂後に腫れる期間
下眼瞼脱脂のダウンタイムは、個人差ありますが、おおよそ2週間〜1ヶ月程度です。
下眼瞼脱脂によるダウンタイム中の症状や経過は、下記の記事でも詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
腫れのピークは2〜3日程度
下眼瞼脱脂による腫れのピークは、術後2〜3日程度です。手術直後よりも、2~3日目にかけて徐々に浮腫んできます。その後1~2週間かけて徐々に引いていくようなイメージです。
患部を刺激すると腫れの症状が悪化する可能性があるため、術後1週間程度はメイクやお風呂、コンタクトレンズの装用などは控えるようにしましょう。
腫れ以外に起こりうる症状
下眼瞼脱脂のダウンタイム中には、腫れ以外にも下記の症状が起こる可能性があります。
- 痛み
- 内出血
それぞれの症状について、詳しく説明します。
痛み
下眼瞼脱脂の施術後の鈍痛は、1〜2週間程度続くことがあります。施術中は局所麻酔で痛みを感じませんが、麻酔が切れた2〜3時間後から鈍痛を感じることがあります。
当院では手術を受けられる方に必ず痛み止めをお渡ししておりますので、施術後の痛みがご心配の方でも、安心して受けて頂いております。
また、紫外線や乾燥は腫れや痛みを強める原因になりますので、ダウンタイム中はクリニックからの注意を守り、できるだけ安静に過ごすようにしてください。
下眼瞼脱脂後の痛みについては、下記の記事でも紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
内出血
内出血は、血管から漏れた血液が皮下に溜まる現象です。 血管内の圧力や血管外の組織の圧力、血管の性質などが要因で起こりますが、下眼瞼脱脂は脂肪を切除する施術のため、多少の内出血は基本的に起こります。
とくに、鼻血が出やすい方や痣ができやすい方などは、内出血が起こりやすい傾向があります。下眼瞼脱脂の術後に内出血ができた場合は、2週間程度でおさまるケースが大半です。
目の下には3つの眼窩脂肪がありますが、その一番内側の眼窩脂肪には太い血管が入っているため、その部位をしっかりと止血する必要があります。しかし、執刀医が太い血管をしっかりと止血しない場合には、内出血の期間が延びる傾向があります。
また、ダウンタイム中の生活習慣にも気を配る必要があります。患部に過度な刺激を与えたり血行が良くなる行動をしたりすると、内出血がひどくなる可能性があるため注意してください。
下眼瞼脱脂後に内出血が消えるまでの期間や、症状を早く直すためのポイントは、下記の記事でも紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。
ダウンタイム中の腫れを早く引かせるためのポイント
ダウンタイム中に腫れの症状が起こった場合、適切な対処をすることで、腫れが引くまでの期間を短くできます。ここでは、腫れを早く引かせるためのポイントを5つ、紹介します。
施術当日は目元を冷やす
術後に目元を冷やすと、内出血の抑制や、腫れの軽減ができます。冷やす際は、保冷剤を柔らかい布で包み、患部に軽く当てましょう。まぶたに直接保冷剤を当てると低温やけどや刺激に繋がるので、必ずタオルなどで包むようにしてください。
施術後は24時間なるべく冷やし続けることが理想ですが、過度に冷やすと凍傷のリスクも生じるため、冷却による痛みを感じた場合は中断しましょう。
血流が良くなる行動は避ける
下眼瞼脱脂の術後は、顔の血流が良くなる行動をとることで、腫れの症状が出やすくなります。そのため、しばらくは血流が良くなる行動は避けましょう。
シャワーは当日から可能ですが、浴槽への入浴は1週間程度避けた方がいいでしょう。また、激しい運動は1ヶ月程度控えるようにしてください。
目元に刺激を与えない
患部を触って刺激を与えると、腫れが長引く可能性があります。下まぶたのアイラインは1週間、しっかりとした洗顔は1ヶ月程度控えるようにしてください。
また、化粧に関しても、目の下の裏側にある傷から、化粧品の化学物質が傷の中に入ったりすると、炎症を起こしてしまうリスクもあるので、1週間程度は目の下の化粧や目元の濃い化粧は避けましょう。
コンタクトレンズは無理に装着しない
目に違和感があるときに無理にコンタクトを付けると、炎症が起こる可能性があります。そのため、コンタクトレンズの装着は術後1週間は避ける必要があります。
その後も痛みや腫れが気になる場合は、使用を控え、クリニックにも相談したほうがよいでしょう。
寝るときには頭を高い位置に保つ
就寝時には、頭をなるべく高い位置に保てるように工夫しましょう。頭を心臓よりも高くすることで、患部に血流が集中するのを抑えられるため、腫れの症状が抑えられます。内出血の拡大防止にも効果的です。
また、術後は安静に過ごす必要がありますが、長時間横になると顔に血液が集まりやすくなるため注意しましょう。
下眼瞼脱脂に関するよくある質問
最後に、下眼瞼脱脂に関するよくある質問について回答します。
裏ハムラ法との違いは?
裏ハムラ法は、別名【切らない目の下の脂肪移動術】とも呼ばれています。下まぶたの裏側を1~2㎝ほど切開し、そこから眼窩骨という目が入っている骨の縁についている眼輪筋や靭帯を剥離し、その剥離した筋肉や靭帯の下に眼窩脂肪を敷き込むように移動させる施術です。
裏ハムラ法を行う事で「眼窩脂肪の膨らみ」と、その下の靭帯の引き込みによって作られる凹みである「ティアトラフ」を同時に改善することができます。
裏ハムラ法と下眼瞼脱脂には、下記の違いがあります。
下眼瞼脱脂術 | 裏ハムラ法 | |
ダウンタイム | 2週間〜1ヶ月程度 | 2週間〜2ヶ月程度 |
完成までの期間 | 3ヶ月程度 | 3ヶ月〜6ヶ月程度 |
抜糸の有無 | なし | 2・3日後に抜糸 |
脂肪切除の有無 | あり | 基本なし |
傷の位置 | 下まぶた裏 | 下まぶた裏 |
目のクマや凹みの状態や上記の違いを確認し、自身に合った施術法を選ぶようにしましょう。
目の下にクマが残ることはある?
下眼瞼脱脂では、目の下の膨らみによってできる影クマの改善は期待できますが、血行不良によるクマや、色素沈着によるクマ、また、裏ハムラで改善される「ティアトラフ」等は下眼瞼脱脂のみでは改善されません。
もともと頬部分が痩せている方や、頬の骨が眼球よりくぼんでいる方は、脂肪やヒアルロン酸注射もあわせて受けることで、改善が見られる場合があります。
まとめ
下眼瞼脱脂は脂肪を切除する施術になるので、腫れの症状が起こることがあります。腫れの期間には個人差がありますが、2週間〜1ヶ月程度です。
血流が良くなる行動を控えたり、目元を冷やしたりすることで腫れの症状を抑えられるケースがあるため、術後はクリニックの注意をよく守り、適切に対処しましょう。
また、解剖構造をしっかりと理解した医師に施術をしてもらうことで、腫れや内出血のダウンタイムを最小限にすることは可能です。施術経験が豊富で、丁寧に施術してくれるクリニックを選ぶようにしてください。
Rosa Beauty Clinicは、美容外科学会認定医(JSAS)が「本気の美容医療」を提供するクリニックです。
下眼瞼脱脂の他にも、表ハムラ法や裏ハムラ法など、目周りの様々な施術を行なっているため、一人ひとりに合った施術法をご提案できます。以下ぺージで、当院の下眼瞼脱脂術を紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。
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