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糸リフトをやらなきゃ良かったと感じてしまう原因は?後悔しないためのポイントを解説!

リフト・輪郭・小顔の手術

投稿⽇:2025.04.05  最終更新⽇:2025.04.05

糸リフトは、メスを使わずにフェイスラインを引き上げる施術です。たるみの改善や小顔効果が期待できますが、適切な知識がないまま受けると、期待通りの結果が得られず後悔する可能性もあります。

施術方法や糸の種類によって効果や持続期間が異なり、個人の皮膚状態によっては十分なリフトアップが難しい場合もあります。また、術後に違和感を覚えることもあるため、事前にリスクを理解し、自分に合った施術かどうかを見極めることが肝心です。

自分自身が糸リフトに期待している事柄と、医学的な糸リフトによる実際の効果とにギャップが無いかをしっかりと確認しましょう。

本記事では、糸リフトの基本情報や効果、注意点を詳しく解説します。施術を検討する際の参考にしてください。

この記事を書いた人

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土屋雄登医師 | 美容外科・皮膚科 Rosa Beauty Clinic 名古屋院⻑

コンプレックスを抱えていた幼少期をきっかけに美容外科医になるも、美容業界の悪しき闇や現実を知る。『本気の美容医療』を正直に提供するために名古屋駅前に開院。
幼少期からクラッシック音楽、絵画等あらゆる美の文化に精通している。
韓国へ頻回に赴き技術研鑽を続ける。リフトアップ施術、目元施術、クマ施術、鼻施術、等すべてを高いレベルで提供する。

資格: アラガン認定医、美容外科学会認定医(JSAS)、韓国糸リフト・目元・鼻整形ディプロマ

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糸リフトとは

糸リフトは、医療用の糸を専用のカニューレと呼ばれる管を使用して皮下に挿入し、肌のたるみを引き上げる施術です。メスによる切開なしでリフトアップできるため、ダウンタイムが短く、比較的手軽に受けることができます。

また、加齢による頬やフェイスラインのたるみを改善し、若々しい印象を取り戻すことが可能です。糸の種類や挿入方法によって効果の持続期間や仕上がりが変わるため、悩みや理想に最適なプランを慎重に選びましょう。

糸リフトの最大のメリットは、切開を伴わないことで施術後の回復が早い点にあります。施術時間も短く、局所麻酔で施術できるため、日常生活にも大きな支障をきたしません。ただし、糸が透ける、期待したほどの効果を感じられない、などのケースもあるため施術前のカウンセリングは丁寧に行いましょう。

糸リフトの施術方法

糸リフトは、医療用の糸を皮下組織内に挿入し、物理的にたるみを引き上げる施術です。糸にはコグ(小さなトゲ)がついており、皮下組織に引っかけることでリフトアップ効果を発揮します。施術は局所麻酔のもとで行われ、顔の状態に応じて最適な糸の種類や挿入本数が異なります。

施術時間は30分~1時間程度と、比較的短時間で終わるのが特徴です。術後は軽い腫れや内出血が生じることがありますが、ほとんどのケースは数週間で落ち着きます。また、溶ける糸の場合は時間の経過とともに体内で分解・吸収されるため、異物として残る心配もありません。

施術後の仕上がりや効果の持続期間は、糸の種類や本数、肌の状態によって個人差があります。多くのクリニックで使用されているPDO(ポリジオキサノン)やPCL(ポリカプロラクトン)を使用した糸は、アメリカのFDAに認証された安全性の高いものです。

RosaBeautyClinicでは、糸リフトの施術で、顔に残り続ける溶けない糸は推奨していません。溶ける糸でも、溶けない糸でもリフトアップの持続期間はそこまで大きく変わらないので、異物を残し続ける意味は無いと判断しているからです。

糸リフトの効果

糸リフトの主な効果は、たるみのリフトアップと、コラーゲン増生によるアンチエイジングです。糸を挿入することで物理的に肌が持ち上がり、施術直後からリフトアップ効果を実感できます。また、皮下にある糸の刺激でコラーゲン生成が促進され、肌のハリや弾力が向上する効果も期待できます。

物理的なリフトアップ期間はおおよそ3-6ヶ月です。その後1年から2年ほどかけて糸が溶けていく際にコラーゲンに置き換わっていきます。どの程度のリフトアップがあるかは、皮下組織の厚みや肌質、たるみの度合いによって変わってきますが、基本的には1年に1度定期的に繰り返していくことでアンチエイジングを目指す施術です。

糸リフトがおすすめの人

糸リフトは、加齢や生活習慣によって生じるたるみを改善し、引き締まったフェイスラインを手に入れたい人に適した施術です。切開を伴わないため、ダウンタイムが短く、手軽にリフトアップ効果を得られるのが特徴です。

また、小顔効果を求める人や、メスによる切開を伴う手術に抵抗がある人にも適しています。効果の出方は糸の種類や本数によって異なるため、希望する仕上がりに合わせた施術計画がポイントとなります。それでは詳しく確認していきましょう。

たるみが気になる人

糸リフトは顔のたるみが気になり始めた人にとって、効果的な施術です。加齢とともに皮膚のハリや弾力が失われると、ぼやけたフェイスラインになったり、ほうれい線が深くなったりします。糸リフトでは、皮下に糸を挿入し物理的にリフトアップさせ、たるみを改善し引き締まった印象に導く効果が期待できます。

糸リフトは、特に頬やフェイスラインのたるみに効果があり、軽度~中程度のたるみに適しているのが特徴です。また、糸の刺激で生じた炎症を治すためにコラーゲンの生成が促されるため、肌の内側からハリを取り戻す効果も期待できます。リフトアップ効果を長く維持するためには、適切なスキンケアや定期的な施術を行いましょう。

糸リフトの施術後6ヶ月後にHIFU(ハイフ)を行うのは引き締めを継続する上でとても有効です。

小顔になりたい人

糸リフトは、フェイスラインをシャープに整え、小顔を目指す人にも適しています。皮下組織を持ち上げることで、顔全体の引き締め効果が得られるため、輪郭がスッキリとした印象になります。また、特に口周りや頬のたるみを改善することで、顔のボリューム感を抑えることも可能です。

脂肪が多すぎる場合は別の施術と併用する必要がありますが、適度なたるみがある人は糸リフトのみでも効果が期待できます。施術直後から変化を実感しやすく、短期間で小顔効果を得られる点もメリットの1つです。

脂肪吸引やヒアルロン酸、ボトックスとの併用でより小顔を目指すことも可能です。

切開に抵抗がある人

切開を伴わない糸リフトは、メスを使う手術に抵抗がある人にもおすすめの選択肢となります。フェイスリフトのような切開を伴う手術と比較して、傷跡が残りにくく、回復も早いのが特徴です。施術は局所麻酔で行われるため、全身麻酔のリスクを避けたい人にも適しています。

また、施術時間が短く、ダウンタイムも比較的軽いため、忙しい人や日常生活への影響を抑えたい人にも向いています。糸の種類によっては、ナチュラルな仕上がりを重視した施術も可能です。リスクを最小限に抑えつつ、フェイスラインの改善を目指したい人はぜひ検討してみてください。

アンチエイジングをしたい人

肌のハリや弾力を取り戻し、若々しい印象を維持したい人にも糸リフトはおすすめです。年齢とともに減少するコラーゲンの生成を促すことで、肌の内側からふっくらとした質感を取り戻せます。また、加齢による変化に対抗し、自然な若返りを目指したい人でも効果が期待できます。

糸リフトはリフトアップ効果に加えて、肌質の改善も期待できるため、しわやほうれい線の予防にも効果的です。施術後の適切なスキンケアによって、糸リフトの効果が維持しやすくなります。自然なアンチエイジングを求める人にとって、メスを使わずに若返りが叶う糸リフトは魅力的な選択肢となるでしょう。

糸リフトをしない方が良い人

糸リフトは手軽にリフトアップができる施術ですが、すべての人に適しているわけではありません。皮下脂肪の量や皮膚の柔軟性によっては、十分な効果が得られない可能性があります。また、過度なリフトアップを期待する場合も、満足のいく結果にならないことがあります。

施術後に最大限の効果を得るためにも、カウンセリングをしっかり受け、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

皮下脂肪が多すぎる、少なすぎる人

糸リフトは皮下組織に糸を挿入して引き上げる施術のため、皮下脂肪の量が適切でないと効果が十分に得られません。脂肪が多すぎると、糸のリフトアップ効果が弱まり、期待した引き締め効果が出にくくなります。一方、脂肪が少なすぎると、糸が目立ちやすくなったり、凹凸が生じたりするリスクが高まります。

頬やフェイスラインの脂肪が厚い場合は脂肪吸引、脂肪が極端に少ない人はヒアルロン酸など、他の施術と併用することで自然な仕上がりになることが多いです。カウンセリングで医師の診察を受け、自分の皮下脂肪の状態に適切な施術を選びましょう。

皮膚に柔軟性がない人

糸リフトの効果を十分に発揮するためには、ある程度の皮膚の柔軟性が必要です。皮膚が硬く弾力が低いと、糸を挿入しても持ち上がりにくく、リフトアップの効果が十分に得られません。逆に、皮膚が極端にたるんでいる場合も、糸の引き上げだけでは十分な改善が見込めないことがあります。

特に年齢を重ねて皮膚が硬くなった人や、極端にたるみが進行している人は、糸リフトよりも切開を伴うフェイスリフトなどの施術が適している場合があります。施術前の診察で、自分の肌状態をしっかり確認し、最適な方法を選びましょう。

高い効果を期待する人

糸リフトは比較的、自然なリフトアップを目的とした施術のため、大幅な若返りや劇的な変化を求める人には向いていません。特に、フェイスリフトのような手術と同等の効果を期待している場合、思ったような結果にならずに後悔する可能性があります。

また、糸リフトの効果は永久的ではなく、時間の経過とともに徐々に薄れていきます。施術の持続期間を理解し、定期的なメンテナンスが必要であることを考慮して選ぶことが大切です。理想と現実のギャップを埋めるためにも、施術の限界を理解したうえで検討しましょう。

糸リフトをやらなきゃ良かったと感じてしまう理由

糸リフトは手軽にリフトアップを実現できる施術ですが、術後に後悔する人もいます。糸が透けて見える、期待した効果を得られない、持続期間が短い、左右のバランスが崩れる点が理由に挙げられます。

これらのリスクを避けるためには、自身の肌状態を理解し、適切な施術を受けることが大切です。施術のメリットだけでなくデメリットも把握し納得したうえで施術を受けましょう。

挿入糸が透ける

糸リフトでは、皮膚の下に特殊な糸を挿入してリフトアップを行います。そのため、皮膚が薄い人や脂肪が少ない人は、糸が透けて見えてしまうことがあります。また、糸の種類や挿入する深さが適切ではない場合も、皮膚の表面に違和感が出ることがあります。

施術を受ける際は、皮膚の厚みや脂肪の量を考慮し、適した糸を選ぶことが大切です。術後の見た目に影響するため、経験豊富な医師と相談しながら慎重に施術を進めましょう。

期待した効果を得られない

糸リフトはリフトアップ効果が期待できる施術ですが、誰でも劇的な変化を実感できるわけではありません。特に、皮膚のたるみが強い場合や皮下脂肪が厚い場合、糸だけでは十分な引き上げができないことがあります。また、使用する糸の種類や本数によっても、効果の現れ方は異なります。

リフトアップの効果を最大限に引き出すためには、自分の組織状態に適した施術計画を立てることが大切です。カウンセリングをしっかり受け、自分の希望する仕上がりと現実的な効果を確認しましょう。

効果の持続期間

糸リフトの効果は永久的ではなく、時間の経過とともに薄れていきます。糸の種類によって異なりますが、おおよそ、物理的なリフトアップ期間は3-6ヶ月で弱まってきて、その後6ヶ月-1年半程度かけてコラーゲンに置き換わっていきます。しかし、個人差があり、早い段階で効果が減少するケースもある事を覚えておきましょう。特に体質や生活習慣が不適切な場合、想定よりも短期間でリフトアップ効果が薄れる可能性が高まります。

施術を受ける際は、効果の持続期間を理解したうえで検討することが大切です。長期間の維持を希望する場合は、定期的なメンテナンスが欠かせません。

よく、糸リフトは金どぶと言われることがありますが、日本のクリニックの多くが、糸リフトの効果期間を『何年も続きます』と誇大広告をしています。

確かに挿入した糸が完全に分解されるまでには、年単位での時間がかかり、その間にも軽度のコラーゲン増生は行われ続けていますが、患者さんが求めるものがリフトアップの持続期間だった場合に、それが何年も継続すると言うのは語弊や誤認に繋がります。

あくまでしっかりとリフトアップしている期間は3-6ヶ月です。

また、糸リフトのメインの効果はコラーゲン増生によるアンチエイジングです。

左右非対称

糸リフトでは、糸を挿入する位置や引き上げ方によって、仕上がりに左右差が出ることがあります。特に、元々の骨格や皮膚の状態に差がある場合、糸の配置を慎重に調整しなければ、不均衡な仕上がりになる可能性が高まります。また、術後の腫れや組織のなじみ方によっても、左右差を感じることがあるでしょう。

医師の技術や経験も仕上がりに影響を与えるため、患者様1人ひとりの顔のバランスに考慮した施術ができるクリニックを選ぶことが大切です。 

糸リフトをやらなきゃ良かったと後悔しないためのポイント

糸リフトの施術を受ける際には、事前にしっかりと準備をし、施術による本当の効果やリスクを理解しておきましょう。適切な知識を持たずに施術を受けると、期待した効果が得られなかったり、仕上がりに満足できなかったりする可能性があります。

まず、信頼できるクリニックや医師を選ぶことが大切です。医師の技術や経験によって仕上がりに大きな差が出るため、過去の症例や口コミを確認し、カウンセリングでしっかりと説明を受けることが大切です。また、糸リフトには種類があり、それぞれ効果や持続期間が異なるため、自分の悩みに適した方法を選ぶことが求められます。

施術後のケアや定期的なメンテナンスを行うことで、より満足度の高い結果を得られるでしょう。事前に十分な準備をし、適切な判断をすることで、後悔のない施術につながります。

まとめ

糸リフトは、メスを使わずにリフトアップ効果を得られる施術として人気があります。たるみの改善や小顔効果が期待できる一方で、効果の持続期間や仕上がりには個人差があるため、施術前の十分な理解が必要です。

皮膚の状態に合わない糸を選んだ場合、効果が十分に得られなかったり、違和感が残ったりすることがあります。そのため、信頼できるクリニックで医師と相談し、自分に合った施術かを慎重に判断しましょう。

糸リフトを成功させるためには、正しい知識を持ち、自分に適した施術を選ぶことが大切です。メリットとリスクを理解した上で、納得のいく選択をしましょう。当院では、土屋院長が韓国からオーダーメイドで10種類以上の糸をそれぞれの患者様に合わせた糸を選択して施術しています。ぜひお気軽にご相談ください。

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