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糸によるリフトアップ(スレッドリフト)とは?効果やメリット・値段を解説!
投稿⽇:2025.04.29 最終更新⽇:2025.04.29

加齢によるたるみやシワにアプローチし、若々しい印象を取り戻したいと考える方に人気の施術が「糸によるリフトアップ(スレッドリフト)」です。
メスを使わず、特殊な糸を皮下に挿入することでリフトアップ効果を得られるため、手軽にエイジングケアをしたい方に適しています。本記事では、糸によるリフトアップについて詳しく解説します。施術を検討する際の参考にしてください。
糸によるリフトアップの基本

糸によるリフトアップ(スレッドリフト)は、特殊な糸を皮下に挿入し、たるみを引き上げることでリフトアップを図る美容医療の施術です。ここでは、糸によるリフトアップについて詳しく解説します。
糸によるリフトアップとは
皮膚の内部に特殊な糸を挿入し、たるみを持ち上げる施術が糸によるリフトアップです。挿入された糸が支えとなり、フェイスラインや頬のたるみを改善し、若々しい印象を与えます。さらに、糸が皮下組織の中でコラーゲンの生成を活性化させるため、リフトアップ効果と同時に肌質の向上も期待できる施術です。
この施術には、溶ける糸と溶けない糸があり、多くのクリニックでは、一定期間後に吸収される溶ける糸を採用しています。糸の種類や施術方法によって仕上がりが変わるため、医師とのカウンセリングが重要になります。
糸によるリフトアップの持続期間
リフトアップの効果は永久ではなく、3~6ヶ月程度とされています。糸が体内で吸収されるため、時間の経過とともにリフトアップ効果が薄れていきます。糸が体内で吸収されるまでの期間にコラーゲンの増生が行われます。
コラーゲンの増生期間については、糸の種類によって多少変わりますが、約1年です。
また、コラーゲン生成が促進されることで肌のハリや弾力が一定期間維持されますが、加齢や生活習慣の影響を受け、時間の経過とともに変化していきます。リフトアップ効果を維持するためには、定期的なメンテナンスや他の施術との組み合わせが有効です。施術の特性を理解し、自分に適したプランを選ぶことが大切です。
糸によるリフトアップの種類
使用される糸の種類によって異なる特徴があります。
糸 | 特徴 |
---|---|
PDO(ポリジオキサノン) | ・体内で分解されやすい ・コラーゲン生成を補う |
PLLA(ポリ乳酸) | ・一番硬い素材 ・違和感が強い |
PCL(ポリカプロラクトン) | ・柔軟性が高い ・違和感が少ない |
施術の目的に応じて、適した糸を選択することが大切です。適切な種類を選ぶことで、満足のいくリフトアップ効果を得られます。
糸によるリフトアップの効果

糸によるリフトアップは、顔全体の若返りを目的とした施術であり、肌のたるみを改善し、ハリのある印象を取り戻せます。皮下に特殊な糸を挿入することで、物理的に肌を引き上げるだけでなく、コラーゲンの生成を促進し、肌質の向上にもつながります。ここでは、リフトアップ、肌質改善、たるみ予防という3つの主要な効果について解説します。
リフトアップ
糸リフトの大きな効果が、フェイスラインのリフトアップです。加齢によって緩んだ皮膚と皮下組織を物理的に持ち上げることで、たるみを軽減し、シャープなフェイスラインを形成できます。
この施術では、返しやトゲがついたさまざまなタイプの溶ける糸を皮下に挿入し、引き上げることで即時的な変化を実感しやすいです。さらに、時間が経つにつれて糸の周囲にコラーゲンが生成されるため、肌の内側から弾力が向上し、リフトアップ効果が持続します。
肌質改善
糸リフトは、肌の質感向上にもつながります。糸が挿入されることで、肌内部のコラーゲンやエラスチンの生成が活性化されることで、肌のハリや弾力が増す仕組みです。
また、血行が促進されることで、肌の血流も増加し、ハリ感のある肌へと導かれます。これにより、単に顔の輪郭が整うだけでなく、肌全体の若々しさを保つことができます。
たるみの予防
既存のたるみを改善するだけでなく、新たなたるみの発生を防ぐ役割も果たします。糸の刺激によって肌の内部でコラーゲンが継続的に生成されるため、肌のハリを維持しやすくなります。また、皮膚や筋膜の緩みが早い段階で引き締められることで、将来的なたるみを軽減し、エイジングサインの進行を遅らせることができるでしょう。
糸リフトは、リフトアップ効果に加え、肌質改善やたるみ予防にもつながる施術です。即効性があるだけでなく、長期的な美肌維持にもつながるため、加齢による変化が気になる方に適しています。
糸によるリフトアップのメリット
糸によるリフトアップは、手軽にリフトアップ効果を得られる美容施術として人気があります。切開を伴わないため負担が少なく、ダウンタイムも短いことが特徴です。また、リフトアップ効果だけでなく、肌のハリや弾力の向上にもつながるため、多くの人にとって魅力的な選択肢となります。ここでは、糸によるリフトアップの代表的なメリットについて解説します。
すぐに効果が実感できる
糸によるリフトアップの大きな特徴は、施術直後から変化を感じられる点です。皮膚の下に専用の糸を埋め込んで、たるみを物理的に引き上げるため、フェイスラインの変化がすぐに現れる方が多いです。
皮膚や筋膜が糸によって固定されることで、リフトアップ効果が即時的に現れます。ほうれい線やマリオネットラインが目立たなくなり、顔全体の印象が若々しくなります。
顔にメスを入れない
糸リフトは、顔にメスを入れずに施術を行うことができます。この方法は、従来の切開リフトと異なり、皮膚を切開せずにリフトアップと肌のハリを実現します。このため、顔に傷跡が残る心配がなく、体への負担も軽減されます。特に手術に対する不安を感じる方や、傷跡を気にされる方にとって、糸リフトは安心して選べる選択肢と言えるでしょう。
ただし、糸リフトはすでに余っている皮膚を切除することはできません。
リフトアップだけでなく肌質改善につながる
糸によるリフトアップは、単にたるみを引き上げるだけでなく、肌の質感向上にも効果を発揮します。糸が挿入されることで肌内部に刺激が加わり、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、肌にハリや弾力が生まれ、質感が向上します。
施術後、糸の周囲にコラーゲンが蓄積されることで、肌が内側からふっくらとし、小じわやくすみの軽減が期待できます。また、血流の改善によって肌のターンオーバーが促進されるため、透明感のある健康的な肌へと導かれます。
リフトアップと同時に肌質改善ができることで、より若々しい印象を維持しやすくなります。エイジングケアを目的として施術を受ける人にとっても、大きなメリットとなるでしょう。
糸によるリフトアップがおすすめな人

加齢によるたるみが気になる人や、手軽にフェイスラインを整えたい人に糸によるリフトアップはおすすめです。メスを使わず短時間で施術が完了するため、多くの人が取り入れやすいのが特徴です。
- フェイスラインのたるみが気になる
- ほうれい線やマリオネットラインを目立たなくしたい
- 切らずにリフトアップしたい
- 短期間で若々しい印象にしたい
- ダウンタイムが短い施術を希望している
- 肌のハリや弾力を取り戻したい
- 他の美容施術と組み合わせて効果を高めたい
年齢とともにフェイスラインの崩れやシワが気になり始めると、見た目の印象にも影響を与えます。糸によるリフトアップは、こうした悩みを解消するのに適した施術です。たるみを引き上げると同時に、肌のコラーゲン生成が促され、ハリのある若々しい肌を維持しやすくなります。
また、メスを使用する施術に抵抗がある人にも向いています。切開を伴わずにリフトアップできるため、自然な仕上がりが期待できます。さらに、仕事や予定の合間に施術を受けたい人にとって、短時間で終わり、回復も早い点は大きな利点となります。
糸によるリフトアップは、たるみやシワの改善だけでなく、肌質の向上にもつながるため、幅広い層に適した施術です。ダウンタイムが短く、手軽に受けられることから、忙しい人や美容施術が初めての人にもおすすめです。
糸によるリフトアップのデメリット
糸によるリフトアップは手軽にリフトアップ効果を得られる美容施術ですが、いくつかのデメリットもあります。施術を検討する際には、ダウンタイムや持続期間、効果の限界について理解しておくことが大切です。ここでは、糸によるリフトアップの主なデメリットについて解説します。
ダウンタイムがある
糸によるリフトアップはメスを使わない施術とはいえ、ダウンタイムがないわけではありません。
糸リフトのダウンタイムは次の通りです。
- 痛み:1-2週間
- 内出血:1-2週間
- 腫れ:1-3か月
糸リフトの施術後、1〜2週間は筋肉痛のような痛みや腫れが出る場合があります。場合によっては、1ヶ月程度の腫れが続く方もいます。
また、糸が挿入されることで皮膚に違和感を感じることがあり、特に施術直後は口を大きく開ける動作に制限がかかることもあります。これらの影響を考慮し、施術のタイミングを調整することが大切です。
効果は永久ではない
糸によるリフトアップの効果は施術直後から感じられますが、永久に続くものではありません。使用される糸は体内で吸収されるため、リフトアップ効果は3~6ヶ月程度で徐々に薄れていきます。
特に、肌の状態や加齢の進行具合によっては、思ったよりも早くリフトアップ効果が減少することがあります。持続させるためには定期的な施術が必要となり、継続的なメンテナンスに考慮しなければなりません。おおよそ6ヶ月~1年に1回の施術を繰り返し行っていきましょう。
重度のたるみには効果が薄い
糸によるリフトアップは、軽度から中程度のたるみ改善には適していますが、皮膚のたるみが大きい場合には十分なリフトアップ効果を得られないことがあります。糸の引き上げ力には限界があるため、皮膚や脂肪のボリュームが多い人や、加齢によるたるみが進行している人には向いていない場合があります。
このようなケースでは、より強力なリフトアップ効果を求める場合、切開フェイスリフトなどの外科的施術を検討する必要があります。そのため、ダウンタイムやリフトアップの持続期間、定期的な施術について理解しておくことが大切です。施術の特性をよく知った上で、自分に適した方法を選ぶことが重要となります。
糸によるリフトアップの値段相場
糸によるリフトアップの施術費用は、使用する糸の種類や本数、施術を受けるクリニックによって異なりますが、一般的な相場は1本2〜5万円程度とされています。料金に幅があるのは、施術の範囲や使用する糸の品質、医師の技術力などが影響するためです。
費用と効果のバランスを考慮し、事前にクリニックでカウンセリングを受けることが重要です。
RosaBeautyClinicでは、糸リフト1本16,500円(税込)となっています。土屋院長が韓国にある糸リフト製造工場と直接提携し、安全オリジナルオーダーメイド糸で施術をお客様の症状に合わせた施術を行います。
まとめ
糸によるリフトアップは、メスを使わずにフェイスラインを引き上げ、たるみを改善に期待できる人気のある施術です。リフトアップ効果に加え、コラーゲン生成が促されることで肌質の向上も期待できます。
すぐに効果を実感でき、顔にメスを入れない点も魅力ですが、持続期間には限りがあり、定期的なメンテナンスが必要です。また、重度のたるみには効果が薄い場合があるため、施術の特性を理解したうえで選ぶことが大切です。
糸によるリフトアップのメリットとデメリットを比較し、自分に適した方法を選びましょう。当院では、こだわり抜いた糸を使用し、糸リフトの施術に強い医師が担当いたします。ぜひお気軽にご相談ください。
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