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糸リフトのダウンタイムは腫れる?期間や経過・症状を徹底解説!
投稿⽇:2025.04.05 最終更新⽇:2025.04.05

糸リフトは手軽にリフトアップ効果が期待できる施術ですが、ダウンタイムの症状や回復の流れを正しく把握しておくことが重要です。施術後には痛みや腫れ、内出血などが生じることがあり、個人差はあるものの、通常は数週間で落ち着きます。
しかし、施術の失敗や不適切なケアによって、ダウンタイムが長引いたり、後遺症が残る可能性もあります。本記事では、糸リフトのダウンタイムの症状や経過、対策について詳しく解説します。
目次
糸リフトの失敗で後遺症が残るって本当?
糸リフトの施術が適切に行われないと、後遺症が残るリスクがあります。特に技術不足の医師による施術では、皮膚のデコボコや口の開けづらさといった問題が発生しやすくなります。溶ける糸であれば時間とともに症状が軽減されることが多い一方で、溶けない糸を使用すると違和感が長期間続くケースもあります。
また、適切に施術が行われなかった場合には、リフトアップ効果がほとんど得られない場合もあります。こうしたリスクを避けるためには、症例数が豊富で口コミ評価の高い医師を選び、事前に十分なカウンセリングを受けることが重要です。
糸リフトのダウンタイム期間
糸リフトのダウンタイムとは、施術後に腫れや内出血、違和感などの症状が落ち着くまでの回復期間のことを指します。一般的なダウンタイムの目安は1〜3ヶ月程度ですが、個人差や施術の内容によって異なります。
施術直後 | 腫れやむくみ、痛みなど |
1週間後 | 大きな腫れや痛みは消えるが、違和感や引きつれ感が残ることもある |
2週間後 | 内出血や赤みがほとんど消え、腫れも目立たなくなる |
3週間〜1ヶ月後 | 違和感がなくなり、自然な仕上がりになる |
ダウンタイムの期間には、施術の技術・糸の種類・個人の体質が関係します。また医師の技術が未熟だと不要な腫れや違和感が長引くこともあるため、クリニック選びは慎重に行うべきです。
糸リフトのダウンタイムの症状
糸リフトのダウンタイムの症状には様々なものがあります。主な症状として、痛み・赤み・腫れ・むくみ・違和感・引きつれ感・傷跡・内出血などが挙げられます。
ここでは、それぞれの症状を詳しく見ていきましょう。
痛み
糸リフトの施術後は、糸を入れた部分に鈍い痛みが生じます。 麻酔が切れると痛みが出始め、当日~翌日にかけてがピークとなることが多いです。特に顔の動きに伴う痛みを感じやすく、通常、1週間~2週間ほどで痛みは落ち着きますが、痛みが強い場合には痛み止めを内服しましょう。
赤み
糸を挿入する際に針を使用するため、施術後に軽度の赤みが発生します。 特に肌が敏感な人は、赤みが強く出ることがあります。赤みは通常数日で自然に消失しますが、赤みが持続する場合は、感染の可能性もあるため、医師に相談しましょう。
腫れ・むくみ
施術部位に腫れやむくみが生じることがあります。これは、皮下組織が刺激を受け、修復過程で炎症が起こるためです。特に、糸の本数が多い場合や体質的に回復が遅い人は、長引くことがあります。
むくみは数日から1週間ほど、腫れの場合は1-3か月で解消されることが多いですが、改善しない場合は医師に相談しましょう。腫れを抑えるためには、施術後の過度な刺激を避け、施術日当日は少し施術部位を冷やしてあげるのが良いでしょう。過度な冷却は凍傷の原因となるので注意が必要です。
違和感・引きつれ感
施術後、違和感や引きつれ感を感じることがあります。これは施術直後から2〜3日後にかけて発生しやすく、糸が皮膚に馴染む過程で起こる症状です。糸リフトは皮膚を切らずにリフトアップをさせる施術なので、術直後の軽度の引き連れ感があるのは、一般的です。むしろ、引き連れ感が全くない場合には、リフトアップがほとんどされていない可能性すらあります。
しかし、人それぞれ違和感や引き連れ感に対しての許容度が違うため、強く不快に感じられる方もいます。
例えば、皮膚が薄い人は引きつれを感じやすく、糸の種類や挿入の深さが適切でない場合は違和感が長引くことがあります。8割の症状は、6か月~1年の時間経過によって回復しますが、症状が続く場合は医師に相談することが大切です。
また、糸の張力を無視した無理やりなリフトアップを医師が行った場合には、強く引き連れを起こす可能性があります。経験豊富な医師を選びましょう。
傷跡
メスを使用しない糸リフトは、傷跡が目立ちにくいとされています。施術ではこめかみや頭髪内から糸を挿入するため、点状の小さな傷ができることがあります。これらの傷は髪の毛で隠れる部分にできることが多いため、他人から見て目立つことはほとんどありません。
施術後は感染予防のためにテープを貼ります。傷跡は1〜2週間程度でかさぶたになり、自然に治癒していきます。ただし、稀に傷口から感染を起こすことがあるため、患部を清潔に保ち、必要以上に触れないようにしましょう。
内出血
糸リフトの施術後に、内出血が生じる場合があります。これは、糸を挿入する際に細い血管が傷つくことで起こり、特にこめかみや頬、口元などは、糸が通る部分であるため発生しやすいです。内出血は施術直後に青紫色になり、時間とともに黄色く変化しながら1〜2週間で消えていきます。
例えば、皮膚が薄い部位では目立ちやすいですが、メイクやマスクで隠すことが可能です。血流が促進されると内出血が悪化することがありますので、施術直後は冷却し、激しい運動や飲酒を避けることが大切です。
糸リフトのダウンタイム経過
糸リフト後のダウンタイムは、1〜3ヶ月程度です。一般的に、最初の3日~1週間が最も症状が強く、その後徐々に落ちつくのが特徴です。
ここでは、ダウンタイムの具体的な経過を解説します。ダウンタイムの日数には、かなりの個人差がありますので、あくまで一例となります。
施術直後
施術直後は、腫れやむくみが目立つ時期です。皮下に糸を挿入することで組織が刺激され、ダメージを修復する過程で炎症反応が起こります。さらに、針を刺した箇所に赤みが出たり、軽い内出血が生じることがあります。
痛みを軽減するためには、患部を冷やし、安静に過ごすようにしましょう。なお、針痕の赤みは数時間で落ち着くことが一般的ですが、完全に消えるまでには数日を要することもあります。
翌日~2.3日後
施術の翌日~2.3日後には、腫れやむくみのピークを迎えます。特に目元や口元は、皮膚が薄くデリケートなため、腫れが強く出やすい傾向にあります。また、引きつれ感もあり、口を大きく開ける動作に違和感を覚えることがあります。
さらに、内出血の影響で患部が赤紫色になることがあります。しかし、この状態は一時的なものであり、時間とともに回復していきます。対策として、患部を冷やし、血流を促進する行動(入浴や飲酒、激しい運動)を控えることが大切です。
1週間後
術後1週間が経過すると、腫れやむくみが徐々に落ち着いてきます。内出血も少しずつ改善され、赤紫色から黄色っぽい色へと変化します。この頃には、施術直後の強い引きつれ感も軽減し、口の開閉が楽になることが多いです。
ただし、まだ完全に症状がなくなるわけではなく、顔の動かしにくさがわずかに残る場合もあります。針痕のかさぶたが取れ始める時期でもあるため、無理に剥がさず、自然に治癒するのを待つことが大切です。
2週間後
術後2週間が経過すると、腫れや内出血はさらに改善し、肌の色が自然に戻り始めます。糸が定着し始めるタイミングでもあり、違和感や引きつれ感が軽減されます。また、皮下ではコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、リフトアップ効果の土台が整っていきます。
ただし、まだ完全に仕上がっているわけではなく、強い表情の動きを伴う動作(大きく笑う、頬を膨らませるなど)ではわずかに違和感を感じることもあります。この時期は、無理に顔を動かさず、慎重にケアを行うことが大切です。
3週間後
術後3週間が経過すると、多くの症状が解消されます。腫れやむくみはほぼ気にならなくなり、顔の形が落ち着いてきます。また、引きつれ感や違和感も大幅に軽減され、表情を自然に動かせるようになります。
施術直後にむくみが強く出ていた場合でも、この時期には顔の輪郭がスッキリとしてきます。ただし、糸リフトの完成形にはまだ至っていないため、強いマッサージや皮膚を引っ張る動作は引き続き控えることが望ましいです。
1ヶ月後
術後1ヶ月が経過すると、大半の方が回復期間を終え、通常の生活を送れるようになります。違和感や引きつれ感はほぼ解消され、施術前と同じように表情を動かすことが可能です。リフトアップ効果も安定し、肌のハリやフェイスラインの引き締まりを実感しやすくなります。
ただし、施術の完成形は2~3ヶ月後と言われており、皮下組織の再編成が完全に整うにはもう少し時間が必要です。施術後の経過に不安がある場合は、医師に相談しながらケアを続けることが大切です。
糸リフトのダウンタイムが長引く原因
糸リフトのダウンタイムの多くは1〜3ヶ月程度程度で落ち着きます。しかし、場合によっては腫れや違和感が長引くことがあります。その原因として、施術の失敗・生活習慣・体質の影響などが考えられます。ここでは、ダウンタイムが長くなる主な原因を詳しく解説します。
施術が失敗した
糸リフトの仕上がりは医師の技術に大きく左右されます。施術時に糸の引き上げが強すぎたり、適切な位置に挿入されていなかったりすると、皮膚や組織に余計な負担がかかり、長引く要因になります。
また、糸が適切な層に挿入されていない場合、術後にズレや違和感が生じ、炎症や腫れが続くこともあります。経験豊富な医師を選ぶことで、施術のリスクを最小限に抑えることが重要です。
患部に刺激が加わった
術後の患部は非常にデリケートな状態で、強い刺激を受けると回復が遅れる可能性があります。例えば、無意識に顔を触ったり、摩擦を加えたりすると、糸が組織に馴染む前にズレたり、炎症を引き起こすことがあります。
さらに、フェイスマッサージや指圧などの強い刺激も、腫れや内出血を悪化させる原因となります。施術後1ヶ月程度は、患部に余計な刺激を与えないよう注意が必要です。
同様に歯医者も糸リフト後は1ヶ月程度控えましょう。
血流が良くなった
血行を促進する行動は、術後の回復を妨げる要因となります。例えば、長時間の入浴やサウナ、激しい運動、飲酒などは、血流を活発にし、腫れや内出血を長引かせることがあります。
また、施術後すぐに温かい食事をとることも、顔の血流を増やし、炎症を悪化させる可能性があります。術後1週間は血行を促進する行動を避け、安静に過ごすことが回復を早めるポイントとなります。
糸リフトのダウンタイムを長引かせない方法
糸リフトのダウンタイムは、適切なケアを行うことが大切です。施術後の生活習慣やアフターケア次第で、腫れや痛みが軽減され、回復がスムーズになります。ここでは、ダウンタイムを長引かせない方法を解説します。
糸リフトの実績が豊富な医師の施術を受ける
ダウンタイムを短くするためには、医師の技術が最も大切です。未熟な医師が施術すると、腫れ・内出血・違和感が長引くリスクが高まります。
・経験豊富な医師は、適切な層に糸を挿入するため、ダウンタイムが短くなる
・施術前のシミュレーションが的確なため、仕上がりが自然になる
クリニックを選ぶ際は、症例写真・口コミ・カウンセリングの内容をしっかり確認し、信頼できる医師を選びましょう。
患部を触らない
施術後の肌は敏感な状態です。無理に触ってしまうと、腫れや炎症が悪化する可能性があります。
・洗顔の際に強くこすらない
・寝るときに顔を下にしない(横向き・うつ伏せ寝は避ける)
・マッサージやエステ、歯医者は最低1ヶ月間控える
特に施術後1週間は、できるだけ刺激を与えないように意識することが大切です。
紫外線対策を徹底する
紫外線は、炎症の悪化や色素沈着の原因になります。施術後の肌はデリケートなため、紫外線対策を徹底しましょう。
・外出の際は日焼け止めを塗る
・帽子やサングラスで物理的に紫外線を避ける
口を大きく開けない
糸リフト直後は、糸の固定が不安定な状態です。口を大きく開ける動作(食事・笑う・あくびなど)によって、糸がずれてしまう可能性があります。
・硬い食べ物は避け、柔らかいものを食べる
・笑いすぎないように意識する
・歯の治療(大きく口広く必要があるもの)は1ヶ月後以降に調整
施術後1〜2週間は、なるべく口の開閉を最小限にすることが大切です。
血行が良くなる行動をしない
ダウンタイムの症状を長引かせないためにも、血行が良くなるようなお風呂やサウナ、運動などは避けなければなりません。
また、飲酒も血行が良くなるため、大量に摂取するのはやめましょう。施術後2週間ほど経過すれば、徐々に普段の生活に戻して問題はありません。
患部を冷やす
施術直後は、アイスパックや冷たいタオルで軽く冷やすと、腫れを軽減できます。
・1回5分を目安に冷やす
・直接氷を当てず、タオルを巻いて使用する
患部を冷やすことで、ダウンタイムを緩和できます。冷やし過ぎると血行が良くなり逆効果になるため注意しましょう。
まとめ
糸リフトのダウンタイムは通常1ヶ月程度で落ち着きますが、施術の失敗や患部への刺激、血行促進によって長引くことがあります。適切な医師選びや術後のケアを徹底することで、回復を早めることが可能です。
Rosa Beauty Clinicでは、経験豊富な医師による丁寧な施術とアフターケアを提供し、安心して施術を受けられます。糸リフトを検討中の方は、ぜひ当院までご相談ください。
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