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糸リフト後に腫れる原因とは?経過やダウンタイムの症状を解説!
投稿⽇:2025.04.29 最終更新⽇:2025.04.29

糸リフトの施術後は、さまざまな要因によって腫れが生じることがあります。腫れの程度や持続期間には個人差があるものの、多くの場合は施術直後から数日でピークを迎え、時間の経過とともに落ち着いていくのが一般的です。
この記事では、糸リフト後に腫れが起こる主な理由や、腫れをできるだけ早く引かせるための過ごし方、施術後の一般的な経過について詳しく解説します。これから糸リフトを検討している方や施術後の腫れに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
糸リフト後に顔が腫れる原因

糸リフトの施術後に腫れが生じる主な原因は、以下のとおりです。
- 皮膚への刺激
- 施術に使用する麻酔液
- 内出血
- 組織の反応
糸リフトの施術では針や糸を使用するため、皮膚や内部組織が刺激を受けて腫れることがあります。さらに、体内に糸が挿入されると、異物に対する生理的な反応として一時的な腫れが生じることもあるでしょう。
腫れは身体が自然に適応する過程で起こるため、過度に心配する必要はありません。糸リフトの施術後には、1~2週間は筋肉痛のような痛みや腫れが出る場合があります。場合によっては、1ヶ月程度の腫れが続く場合もあります。
糸リフトの腫れ以外の症状
糸リフトの施術後は、腫れ以外にも以下のような症状があらわれることがあります。
- 痛み・違和感
- 内出血
- 出血
- 色素沈着
通常は時間の経過とともに軽減していきますが、1ヶ月以上経っても良くならない場合や、悪化している場合は施術を受けたクリニックへご相談ください。
痛み・違和感
施術直後から数日間は、痛みや引きつれ感を覚えることがあります。日常生活に支障をきたすほど症状が強い場合や、強い痛みを感じる場合は、クリニックにご相談ください。一般的には、施術から1〜2週間経つと糸が皮下組織に馴染んで、症状は軽減していきます。口を開ける際の違和感や引きつれ感は、施術後3ヶ月あたりまでみられることもあります。
内出血
糸を挿入する際、小さな血管が傷つくことで皮下に出血が生じ、あざができることがあります。通常、内出血は1〜2週間で徐々に薄くなり、自然に消えます。
しかし、3週間以上あざが消えない場合や、痛みや腫れが悪化している場合はクリニックにご相談ください。施術後は飲酒や入浴、激しい運動などを避けることで、内出血や腫れを最小限に抑えられます。
出血
糸リフトは内部の操作になります。そのため、術後に出血が続く場合があります。手術した箇所が異常に腫れてきた場合には、早急にクリニックへ連絡するようにしてください。
色素沈着
糸リフトの施術後、色素沈着がみられることもあります。糸リフト後にみられる色素沈着とは、施術時の刺激や内出血が原因で、皮膚が青紫色や黄色に変色して見える状態です。6~12ヶ月ほどで徐々に薄くなり、自然に消失します。
糸リフト後の腫れの経過
糸リフト後の症状には個人差がありますが、一般的には数週間以内に改善していきます。ここでは、施術後の腫れの経過を以下の時系列で紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 施術直後
- 3日目
- 1~2週間
- 1ヶ月
- 3ヶ月
施術直後
腫れは通常、施術当日から数日にかけてピークを迎えます。痛みも同様に、施術直後から数日間続くことがありますが、時間の経過とともに軽減するのが一般的です。
この時期は腫れやむくみ、痛みによる口の開けにくさも感じるため、おかゆや麺類などの柔らかい食事がおすすめです。激しい運動や飲酒は避け、安静にして過ごしましょう。
また、痛みが強い場合にはクリニックからもらう痛み止めを内服しましょう。
3日目
施術後の症状によって、顔全体が腫れやすい時期です。特に、頬や顎の周りが膨らんで見えることがあります。
痛みや顔の違和感も感じやすい時期ですが、3日目を過ぎると腫れや痛みは徐々に和らぎ、1週間ほどでほとんどの症状が軽減していきます。引き続き安静を心がけ、激しい運動や無理な動作を避けながら過ごしましょう。
1~2週間
施術直後からみられていた腫れやむくみなどの症状が、徐々に改善されていく時期です。1週間が経過すると、頬や顎周りの腫れがだいぶ軽減し、日常生活への影響が少なくなります。
ただし、大きく口を開けて食べたりあくびをしたりすると、強い痛みや違和感を覚える場合があります。完全に症状が消えるまでには、もう少し時間が必要です。血行を促進する行動は避ける、施術部位を冷やすなどのケアを継続し、無理をせずに過ごしましょう。
1ヶ月
糸リフト施術後1ヶ月が経過すると、腫れやむくみはおおむね解消されるのが一般的です。頬の引きつれ感や違和感が残っている場合もありますが、これは、糸が皮膚に馴染むまでに時間がかかるためです。通常の場合、これらの症状は1ヶ月ほどで改善していきます。
また、この時期は内出血がまだ少しだけ残っている場合もあります。時間の経過とともに良くなっていきますが、万が一、症状が長引いているもしくは悪化している場合はクリニックに相談してみましょう。
3ヶ月
施術後3ヶ月が経過すると、腫れや痛みはほぼ解消されます。むくみも消失し、リフトアップ効果がしっかり感じられる時期です。腫れやむくみ、痛みが続いていたり、悪化傾向にある場合は早めにクリニックを受診しましょう。
糸リフト後の腫れがひどい場合はクリニックを受診する
糸リフト施術後の腫れが予想以上にひどく、1ヶ月以上経過しても改善がみられない場合は、早めに施術を受けたクリニックを受診しましょう。通常、腫れは施術後1~2週間ほどで落ち着くことが多いものの、個人差があります。
腫れが長引く原因としては、以下が考えられます。
- 内出血の量が多い
- 施術後のケアが不十分
- 感染症を起こしている
特に注意が必要なのが、感染症です。施術部位に雑菌が入ると感染症を引き起こし、腫れ・痛み・熱感などの症状がみられます。腫れがひどいと感じたら、自己判断はせずに、施術を受けたクリニックで診てもらいましょう。
また、施術後の激しい運動や過度な飲酒は腫れや内出血を悪化させる可能性があるため、注意が必要です。施術部位を適度に冷やしながら、安静に過ごしましょう。
糸リフト後の腫れを長引かせないコツ

施術後の腫れを最小限に抑えるためには、以下のポイントに注意しましょう。
- 患部を冷やす
- 血流が良くなる行動を避ける
- 患部に刺激を与えない
- 食事に注意する
- 施術前の体調管理に気を付ける
- 頭に血が上らないようにする
日常生活での注意点を守り、毎日しっかりケアすることで、症状軽減の効果が期待できます。
患部を冷やす
施術部位を冷やすことで血管が収縮し、腫れや内出血を軽減します。施術直後は1日に数回、1回5分ほどを目安に冷やすと効果的です。
ただし、保冷剤を直接肌に当てると、凍傷を引き起こす危険があります。タオルやガーゼなどで包み、長時間冷やしすぎないよう注意しましょう。
血流が良くなる行動を避ける
血行が良くなると、施術後の腫れや内出血を悪化させてしまいます。施術後すぐは以下のような行動はできるだけ控えましょう。
- 筋トレやランニングなどの激しい運動
- 長時間の入浴やサウナ
- 飲酒
- 顔のマッサージ
- 顔の圧迫
うつぶせ寝や横向きの姿勢も、患部の圧迫の原因となります。施術後はできるだけ仰向けの姿勢を心がけ、施術部位への刺激は避けましょう。顔のマッサージも、患部が安定するまでは避けるのが理想です。コルギやフェイシャルマッサージ等は最低でも1ヶ月の期間をあけてください。
患部に刺激を与えない
施術部位への刺激は、腫れや痛みを助長する原因です。施術後の生活では、以下のポイントに注意して過ごしましょう。
- できるだけ顔を触らない
- メイクやスキンケアは優しく行う
- 顔の筋肉を過度に使う表情は避ける
- 仰向けで寝る
顔を触る場合は、できるだけ優しく触れるよう心がけ、強い摩擦を与えないよう注意しましょう。また、食事やあくびをする際に大きく口を開けると、施術部位に負担がかかってしまいます。施術後1〜2週間は柔らかい食材や麺類を選び、あくびや笑い方には注意しながら過ごしてみましょう。
食事に注意する
施術部位への負担を避けるためには、食事にも気をつけましょう。以下のポイントを参考にしてください。
- 柔らかい食材を選ぶ
- 固い食べ物は避ける
- 飲酒を控える
施術後は痛みや腫れ、むくみなどによって口を大きく開けることが難しく、固い食べ物を噛む際に糸に負担がかかる可能性があります。おかゆやうどんなどの柔らかいものや、口を大きく開けなくても食べられる麺類がおすすめです。
固い食べ物は顎に負担をかけるため、腫れを悪化させるリスクもあります。ダウンタイム中はナッツ類やバゲット、せんべい類は避けるとよいでしょう。また、アルコールは血行を促進するため、腫れや出血が悪化する可能性があります。術後1〜2週間は飲酒を控えましょう。
施術前の体調管理に気を付ける
施術前の体調は、術後の症状の重さや回復のスピードにも大きく影響します。糸リフトの日程が決まったらその日に向けて体調を整え、万全の状態で施術に臨みましょう。直前に感染症や病気に罹ってしまった場合は、日程を組み直すことも選択肢です。
施術時の体調が優れないと、術後の回復が遅れる可能性があります。風邪や寝不足、ストレスの蓄積は免疫低下の原因となり得ます。規則正しい生活とバランスのとれた食事を心がけ、趣味の時間やリラックスできる時間をつくるなど、ストレスを溜めすぎない生活を目指しましょう。
また、服用中のお薬やサプリメントの種類によっては、出血や内出血を助長する可能性があります。治療中の病気や服用中のお薬などがあれば、カウンセリングの際に担当の医師にお伝えください。お薬の種類によっては、事前に休薬やお薬の量の調整が必要な場合もあります。
頭部に血が上らないようにする
糸リフト後の腫れを長引かせないためには、頭部への血流を過度に促進しないことが大切です。以下のポイントに注意しながら過ごしましょう。
- 頭を高くして寝る
- 激しい運動は避ける
横になる際は、枕を使用することで頭を高く保てます。足のむくみ改善のために、日頃から足を高くして寝ている方は、施術後は別の方法を検討してみましょう。
また、激しい運動や引っ張るようなマッサージも、顔や頭部の血流促進につながります。特に施術後1ヶ月は控えることをおすすめします。
これらの他にも、施術後の過ごし方に疑問や不安がある方は、担当の医師に相談してみましょう。施術前のカウンセリングの際に事前に確認しておくと、施術後の生活をイメージしやすくなります。
糸リフト後の腫れを防ぎたい方におすすめのクリニックの特徴

施術後の腫れを防ぎたい、もしくは最小限に抑えたい方は、以下のポイントを参考にクリニックを選ぶと良いでしょう。
医師の糸リフトの経験が豊富
糸リフト後の腫れを防ぐためには、施術経験が豊富なクリニックや医師を選ぶとよいでしょう。経験豊かな医師は、糸リフトに関する知識や技術が高いため、腫れや痛みを最小限に抑えてくれます。施術中の細やかな手技や糸の挿入位置、力加減などの熟練した技術が腫れを抑えるポイントです。
また、経験豊富な医師は施術後のフォローアップも丁寧に行い、腫れや違和感の軽減を適切にサポートしてくれるため安心です。クリニック選びの際には、Webサイトに公開されている、医師の経歴や症例数などを参考にしてみるとよいでしょう。
カウンセリングが丁寧
丁寧なカウンセリングをしてくれるかどうかも、クリニックを選ぶうえで欠かせないポイントです。施術前に十分な説明を受けることで、施術内容やダウンタイム中の注意点やケア方法をしっかり理解し、不安を軽減できるでしょう。
信頼できるクリニックでは、肌の状態や希望をしっかりとヒアリングしてくれます。さらに、一人ひとりに合った適切な施術プランを提案するため、施術後の腫れや痛みも予測しやすくなります。
事前のカウンセリングで疑問点をすべて解消し、納得してから施術を受けることで、より安心して糸リフトを受けられます。WebサイトだけでなくSNSなどの口コミも参考にすると、自分にぴったりのクリニックを選べるしょう。
クリニックの設備が清潔
清潔な環境で施術を受けることで、感染症のリスクを最小限に抑えられます。衛生管理が徹底されているクリニックでは使用する器具や材料の消毒がきちんと行われているため、安全性が高めです。
施術前には院内の清潔さをチェックし、スタッフがしっかりと衛生管理に配慮しているか確認してみましょう。Web上で公開されている写真は更新されていない場合もあります。
実際にクリニックに足を運び、院内の清潔感や雰囲気、スタッフとの相性なども確認したうえで、施術を受けるかどうか決めるとよいでしょう。
まとめ
糸リフト後の腫れは多くの人が経験する症状ですが、適切な予防策と対処法でスムーズな回復を促せます。施術直後から1〜2週間ほどは痛みや腫れが目立ちますが、適度に冷やし安静を心がけることで、徐々に症状は改善していくでしょう。
また、激しい運動や飲酒などの血流を促す行動は避け、施術部位に刺激を与えないことも大切です。経験豊富な医師と衛生管理が徹底されたクリニックを選ぶことで、リスクを最小限に抑えましょう。腫れが長引く場合は、早めに医師に相談し、適切な処置を受けることをおすすめします。
RosaBeautyClinicでは、施術後の症状が気になる患者様に対して丁寧に対応を行っております。カウンセリングの際には、ご不安な点や気になることなどお話しください。
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