口唇縮小術は厚い唇を薄くすることによりスッキリとした唇にします。顔と唇の大きさのバランスも整うことでお顔全体の印象も上品になります。一般的には上唇が8㎜程度、下唇が10㎜程度とやや下唇が大きい方がバランスが良いとされています。

口唇縮小・M字リップとは
口唇縮小・M字リップは、厚みのある唇を自然に整えつつ、上唇の中央から両端に向かってM字型に形成する施術です。唇のバランスを整えることで、顔全体の印象をスッキリさせ、若々しく魅力的な笑顔を作ります。傷跡は目立ちにくく、半永久的に形を保持できるため、口元の印象改善に適した方法です。
こんな方におすすめです
たらこ唇が気になる方
前に突出して厚みのある唇、縦幅が大きい唇、いわゆるたらこ唇が気になる方には、口唇縮小術が適しています。唇の内側を中心に余分な組織を切除し、自然な薄さと形を整えることで、口元の印象をスッキリさせます。表情や笑顔も引き立てられ、厚みが目立たなくなるため、コンプレックスを改善できます。
上下の唇のバランスが気になる方
上下の唇の大きさや厚みに差がある方には、M字リップ形成を取り入れたりすることで、黄金比を意識したバランスに整えることが可能です。上唇と下唇の比率を調整することで顔全体の印象も上品になり、自然でメリハリのある口元を作れます。
半永久的に唇の形を整えたい方
切開と縫合による施術のため、半永久的に理想の唇の形を保てます。傷跡も目立ちにくく、自然な仕上がりで長期的に口元の美しさを維持できます。
唇が厚い原因
唇が厚く見える原因は、主に遺伝、歯並び、骨格等があります。どれも、自然に改善されうるものではなく、美容外科的な施術が必要です。
歯が前方にでるような歯並びによって、唇が分厚く見えている場合、矯正などである程度、見た目が改善する可能性もあります。
また、骨格の場合、骨切りで、上顎や下顎を後退させることにより、突出していた唇~口周りを下げる事で、見た目が改善する可能性もあります。
歯並びも、骨格も、正常範囲内で、それでも唇が厚く見えている場合には、基本的に美容外科施術で、唇自体のボリュームの調整を行うしかありません。
上下の唇の黄金比について
平均的な大きさ
顔全体に対して唇が占める面積は、平均で約3%前後とされています。見た目では「目よりも一回り大きい程度」がバランスのよい大きさです。また、唇の理想的な位置は、顔を縦に3等分したときの中央付近に位置し、左右の眉尻と顎先を結んだ“セントラルトライアングル”の中におさまると、美しい印象を与えます。
上唇と下唇の黄金比
上下の唇の厚みの理想比率は「上唇:下唇=1:1.6(または1:1.3〜1.5)」といわれています。つまり、下唇がやや厚めの方が自然で女性らしい印象になります。欧米人ではこの1:1.6の比率が美しいとされますが、日本人やアジア人では唇がやや薄めな傾向にあり、「1:1.1」〜「1:1.3」ぐらいのバランスが最も調和しやすいとされています。唇が厚すぎると重たい印象を与えるため、顔立ち全体との調和が大切です。
顔に対する唇の比率・黄金比
顔全体に対しての理想的な唇の縦横比は「縦:横=1:3」。唇の横幅は、鼻の横幅との比率が「3:2」であると最もバランスが取れているとされます。また、横顔の美しさを決める「Eライン(鼻先と顎先を結んだライン)」上においては、下唇がEラインに軽く触れ、上唇が1〜2mm前方に位置する形が理想です。このような比率と配置が整うことで、横顔も正面も調和した印象となり、立体的で魅力的な口元を演出します。
RosaBeautyClinicの口唇縮小術について
M字リップ形成って何をする?
通常の口唇縮小は、単純に紡錘形に切除します。
M字リップ形成は、上唇の中央から両外側の一部を切開・切除して縫合することで、上唇をM字型に整える施術です。所謂くちばしの部分が無い方に作る事で、唇の形にメリハリが生まれ、笑顔が若々しく可愛らしい印象になります。
アーモンドリップ形成って何をする?
通常の口唇縮小は、単純に紡錘形に切除します。
アーモンドリップ形成は、下唇中央にくびれを作り、下唇のボリュームを調整する手術です。丁度アーモンドのような形になり、ぷっくりしながらも厚ぼったさは感じさせません。M字リップ形成と組み合わせることで、上下の唇のバランスが整い、顔全体の印象が可愛らしくなります。唇の形や厚みを患者様の希望に合わせて細かくデザイン可能です。
溶ける糸でしっかりと内部縫合
手術では溶ける糸を使用して内部縫合を行います。クリニックによっては、内部縫合をせずに外だけ縫合するクリニックもあるようですが、それでは、内部の組織に血が溜まり、瘢痕が形成され、口唇縮小の効果が減弱します。当院では手間がかかるものの、しっかりと内部縫合と外部縫合を併用し、手術後のズレや変形、後戻りを最小限に防ぐことが可能です。
傷跡が目立たないようなデザイン方法
切開ラインや縫合方法を工夫することで、傷跡を最小限に抑えます。唇の口腔内に隠れるような粘膜部分に沿ったデザインで術後の腫れや色素沈着も軽減されます。細部まで丁寧に計算されたデザインにより、自然で美しい唇の形を長期間維持できます。
口唇縮小術の概要
デザイン
デザインには上唇には単純に口唇のボリュームを減少させる方法と、M字リップを際立たせるように切除する方法があります。下唇にはボリュームを減少させる方法と、真ん中にくびれを作るように切除する方法があります。ただし唇は粘膜と筋肉の軟らかい組織であるため完全に口唇縮小術のみでは形作ることが難しく、後にヒアルロン酸注入でさらに形作ることもあります。
術式
マーキングした後、粘膜と場合により口輪筋を切除、形を整えながら縫合して終了です。
口唇縮小術(M字リップ形成)とおすすめの併用施術
口角挙上術
口角挙上術は、口唇の両端を切開して斜め上方向に引き上げ、下がった口角を改善する手術です。加齢や筋力の影響で口角が下がると、疲れた印象や不機嫌な印象に見えやすくなります。本施術では、口角の位置を調整することで微笑んでいるような明るい表情を演出可能です。また、多少ですが、口の横幅も広げる事が可能です。
術式は口角をどの程度上げるかや口周りの筋肉の強さに応じて調整されます。皮膚切除範囲を最小限にすることで、術後の傷跡を目立たなくし、自然な仕上がりを重視します。
M字リップ形成した後に、口角挙上術を行う事で、最大限スマイルリップを作り上げる事が可能です。
口角挙上術についてはこちら
人中短縮術
人中短縮術は、鼻の下の皮膚と皮下組織を切除して鼻と唇の距離を短くする手術です。人中が長いと老けて見えたり、面長や馬面の印象を与えやすくなります。本施術により、上唇が少し上がって見えるため顔全体のバランスが整います。
口角の位置は大きく変わらないため、口角が下がっている方には口角挙上術との併用を提案する場合があります。下顔面の黄金比は鼻下から顎までを基準とし、鼻下から唇までの距離と唇から顎先までの距離を1:2に調整することで、より美しい顔立ちに導くことが可能です。
人中短縮術についてはこちら
施術の流れ
STEP 1
問診・カウンセリング
ご来院後は、完全個室の待合室にご案内いたします。Web問診をして頂いた後、まずカウンセラーがご希望やお悩みを丁寧に伺います。カウンセラーがお話を伺う事で十分な時間、ご質問内容や施術の説明を行う事ができます。その内容を踏まえて土屋院長が診察を行います。法的に医師にしか認められていない適応や診断等の医学的な判断は土屋院長がしっかりと行い、施術がお客様に適しているかどうかやリスクや注意点も含めお客様自身がご納得いく決定ができるようしっかりとお伝えいたします。
STEP 2
同意書・お会計・洗顔・写真撮影
ご納得頂いた場合には、同意書を記載いただきます。同意書にもカウンセリング時にご説明した注意事項がすべて記載されておりますので、再度確認をいたします。会計後、手術前には個室のパウダールームにて洗顔を行っていただきます。モニターの方もモニターでない方も基本的には手術のメルクマール(目印)にするためのお写真を撮らせて頂きます。
STEP 3
術前問診・マーキング・麻酔・手術
施術前には内容の最終確認を行ったうえで処置を開始します。必要に応じて麻酔や薬剤の説明も看護師より実施されます。美容施術においてはデザインがとても重要なので、しっかりと時間を取りマーキングをします。痛みがご不安な方には各種麻酔を準備しています。施術中は不安や痛みを軽減できるよう、医師とスタッフが細やかに対応します。
切開リフトは長時間の手術であるため、静脈麻酔もぜひご利用ください。
STEP 4
術後チェックとアフターケア
施術後もアフターケア体制が整っており、経過中の不安や疑問があればいつでもご相談いただけます。お電話、メール、LINEいずれの連絡も受け付けています。
口唇縮小術(M字リップ形成)
- 上or下
通常価格200,000円(税込 220,000円)
モニター150,000円(税込 165,000円)
会員モニター130,000円(税込 143,000円)
- 上下
通常価格300,000円(税込 330,000円)
モニター250,000円(税込 275,000円)
会員モニター230,000円(税込 253,000円)
- +オプション
上唇M字リップ形成+50,000円(税込 55,000円)
下唇アーモンドリップ形成+50,000円(税込 55,000円)
M字+アーモンドリップ形成+70,000円(税込 77,000円)
口唇縮小術(M字リップ形成)の詳細情報
- 施術時間
- 1時間30分
- 麻酔
- 局所麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔
- 通院
- 5-7日後に抜糸があります。
- ダウンタイム
- 痛み1週間
内出血2週間
腫れ2週間-1ヵ月 - 完成までの期間
- おおよそ1ヵ月で半分ほど
3-6ヵ月ほどで完成
(個人差はあります) - 生活
- ▼メイク:当日から可能です。(リップや口紅は2週間程度は避けてください。)
▼擦らない軽い洗顔(泡洗顔含む):翌日から可能です。
▼しっかりとした洗顔:唇は術後1カ月は控えてください。
▼シャワー:当日から可能です。
▼お風呂:1~2週間は避けてください。
▼運動:激しい運動は1カ月は控えてください。
▼マッサージ:引っ張るようなマッサージは1カ月は控えてください。
▼コンタクトレンズ:当日から可能です。
▼食事:2,3日は辛い物などの刺激物は避けてください。
▼歯磨き:翌日から可能です。傷に触れない程度に優しく始めてください。
▼歯医者:問題はありませんが、口が開けづらいと思うので1カ月程度空ける方が良いです。 - 合併症
- ▼感染
確率は低いですが、傷口から感染を起こす場合があります。
赤みがあったり、痛みがある場合は来院頂き診察させていただきます。
▼術後出血
内部の操作になるので出血が続く場合があります。手術部位が異常に腫れてきた場合、
早急に来院頂き診察させていただきます。
▼違和感(感覚障害)
切開により近くの神経が必ず少しは切れるので感覚の違和感がでる場合があります。8割の症状は6か月~1年の時間経過で
回復しますが、軽度の違和感は残る場合があります。
▼傷跡
切開の傷が肥厚性瘢痕やケロイドになる場合があります。
術後のテーピングが重要になってきます。もしケロイドになってしまった場合はステロイドの注射やステロイドテープを使用して治療をします。薬剤代は実費となります。
▼その他
だるさ・熱感・発熱・頭痛・咳・蕁麻疹・かゆみ・むくみ・冷や汗・胸痛・動悸・アナフィラキシーショック・呼吸困難など生じることがあります。 - トラブル
- ▼糸が出てくる
口唇の内部は溶ける糸で縫合します。自然に脱落することがありますが、問題ありません。
▼傷の引き連れ
傷が治るまでの6ヵ月ほどは引き連れを感じる場合があります。
▼左右差
軽度のボリュームの左右差は必ずでます。6ヵ月以降も明らかな左右差がある場合は再度切除する場合もありますが、
傷が綺麗に治りにくくなります。
▼口が閉じにくい・歯が見えやすくなった。
切除幅を大きくすればするほど口唇の幅は小さくなるので口が閉じにくくなります。また、前の歯が見えやすくなります。 - 保証
- この施術には再施術の保証はありません
よくあるご質問
- Q口唇縮小術はどれくらい腫れますか?
- A
口唇はとても腫れやすい組織です。
よく唐辛子を食べただけでも腫れるといいますね。また、粘膜組織であるので、血流もとても豊富です。従って、術後は一時的にはかなり腫れます。1-2週間ほどで少しずつ落ち着いてきますが、1.5倍くらいの唇の大きさに一時的にはなる方もいらっしゃいます。しかし、必ず腫れは引いていきますので、落ち着いてダウンタイムを過ごしてください。
- Q口唇縮小術を受けられない人はいますか?
- A
口唇縮小術は健康状態や口唇の状態によっては施術が適さない場合があります。重度の出血傾向がある方や、感染症にかかっている方、口唇や口周りに炎症や皮膚疾患がある場合は施術を控える必要があります。特に口唇ヘルペスのある方は、治療が終了してからの施術となります。また、口唇ヘルペスがよく出てしまう方は、手術の刺激でヘルペスが再発する可能性もあります。
また、妊娠中や授乳中の方は安全性の観点から施術を見合わせます。過去に口唇周辺の手術や外傷で形状が大きく変化している場合も、医師と相談のうえ判断されます。
- Q口唇縮小術は傷跡が残る?
- A
切開は主に唇の内側の粘膜で行うため、傷跡は外から目立ちにくくなっています。ただし、切開部が肥厚性瘢痕やケロイドになった場合は一時的に赤みや膨らみが残ることがあります。縫合技術や術後のケアにより傷の仕上がりは改善され、必要に応じてステロイド注射やステロイドテープで治療が検討されます。
- Q効果はどのくらい続く?
- A
口唇縮小術は切除した組織を縫合するため、形は半永久的に維持されます。ただし、加齢変化によって唇の厚みや形が変化する場合があります。施術後はおおよそ3〜6か月で形が落ち着き、完全に定着します。必要に応じて部分的にヒアルロン酸を追加する等の調整で、より自然でバランスの良い唇を維持できます。
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