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クマ取り手術後のコンタクトはいつから?注意すべきポイントとは?

二重・目元の手術

投稿⽇:2025.06.03  最終更新⽇:2025.06.03

クマ取りコンタクト

目の下のクマは、顔の印象を大きく左右するため、クマ取り施術を検討する人は少なくありません。しかし施術を受けることで目元の悩みを解消できますが、術後の適切なケアを怠ると、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

特に、コンタクトレンズの使用には注意が必要です。クマ取り後は目元の状態が不安定になりやすく、適切なタイミングを守らないと、回復を妨げることも。本記事では、クマ取り後のコンタクト装着に関する注意点や適切なケア方法を詳しく解説します。

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土屋雄登医師 | 美容外科・皮膚科 Rosa Beauty Clinic 名古屋院⻑

コンプレックスを抱えていた幼少期をきっかけに美容外科医になるも、美容業界の悪しき闇や現実を知る。『本気の美容医療』を正直に提供するために名古屋駅前に開院。
幼少期からクラッシック音楽、絵画等あらゆる美の文化に精通している。
韓国へ頻回に赴き技術研鑽を続ける。リフトアップ施術、目元施術、クマ施術、鼻施術、等すべてを高いレベルで提供する。

資格: アラガン認定医、美容外科学会認定医(JSAS)、韓国糸リフト・目元・鼻整形ディプロマ

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クマ取り後のコンタクト装着はいつから可能?

クマ取り後のコンタクト装着はいつから可能?

クマ取り施術直後にコンタクトを装着できる時期は、施術の種類や回復の進行状況によって異なります。目元の手術はデリケートな部位なので、適切なタイミングを守ることが大切です。

クマ取りの施術直後は腫れや内出血が起こりやすく、コンタクトの装着が負担になる可能性があります。特に、切開を伴う施術では患部の回復を妨げるリスクもあるため、一定期間メガネで過ごすことが推奨されます。

例えば、ヒアルロン酸注入のようなダウンタイムが短い施術では、比較的早く装着できるケースが多いです。その一方、脂肪注入や下眼瞼脱脂術などの外科的手術では、1週間程度の期間が必要とされます。

コンタクトの装着によって施術後の部位に負荷を与えないためにも、目元の回復を最優先し、医師の指示に従い、適切なタイミングでコンタクトを再開することが、良好な経過につながります。

クマ取り後にコンタクトを装着してはいけない理由

クマ取り施術から一定期間はコンタクトレンズの装着を避ける必要があります。これは施術直後の目元はデリケートな状態になっており、無理にコンタクトを装着すると回復を妨げる可能性があるためです。

術後は腫れや内出血が起こりやすく、コンタクトの装着や取り外し時の刺激が患部に負担をかけることがあります。特に、切開を伴う手術では、傷口に細菌が入り炎症を引き起こすリスクもあるため、慎重な対応が求められます。

また、コンタクト装着の可否は施術内容によって異なるため、自己判断せず医師の指示に従いましょう。安全な回復のためには、コンタクトの装着時期を適切に見極め、メガネを使用するなど目元への負担を最小限に抑えることが大切です。

【施術別】クマ取り後のコンタクト装着可能タイミング

【施術別】クマ取り後のコンタクト装着可能タイミング

前述した通り、クマ取り後のコンタクト装着タイミングは施術方法によって異なります。ここでは、代表的なクマ取り施術のコンタクト装着可能タイミングを解説します。

下眼瞼脱脂術

個人差はありますが、下眼瞼脱脂の施術直後、腫れのピークは2~3日程度続きます。施術直後よりも徐々に浮腫みが増し、3日目頃に最も目立ちますが、その後2週間〜1ヶ月程度かけて少しずつ落ち着いていきます。

患部への刺激が腫れを悪化させる可能性があるため、施術から1週間程度はメイクや入浴、コンタクトレンズの使用は避けましょう。

関連記事:下眼瞼脱脂と裏ハムラ法の違いは?それぞれのメリット・デメリットも解説

裏ハムラ法

裏ハムラ法の施術直後は、腫れや内出血が起こることがあり、痛みを伴う場合もあります。感染や再出血を防ぐため、術後しばらくは目元への刺激を避け、アイメイクや洗顔は控えましょう。運動やマッサージも避け、入浴はシャワーのみにとどめ、コンタクトレンズの装着も禁止されます。

施術から2~3日後に脂肪を固定する糸の抜糸を行います。1週間ほど経つと痛みが和らぎ、コンタクトレンズの装着やアイメイク、入浴が可能になりますが、強い刺激を与える行為は控えることが大切です。

表ハムラ法

表ハムラ法は、下まつげのすぐ下を切開し、眼窩脂肪を移動させて目の下のくぼみや膨らみを整える施術です。個人差はありますが、術後は腫れや内出血が起こるため、コンタクトレンズの装着は約1週間後からが目安となります。早期装着は目元に負担をかけ、傷の治癒を妨げる可能性があるため、医師の指示に従いましょう。

関連記事:表ハムラ法と裏ハムラ法の違い7つを徹底解説!向いている人の特徴も紹介

脂肪注入

脂肪注入は、自身の脂肪を採取して目の下に注入し、くぼみを改善する施術方法です。注入部の安定には時間がかかるため、コンタクトの装着は1週間後からが目安です。術後の腫れや内出血を考慮し、目元への刺激を最小限に抑える必要があります。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸注入は、目の下のくぼみにヒアルロン酸を注入し、ボリュームを回復させる方法です。切開を伴わないことで他の施術よりもダウンタイムが短いため、翌日からコンタクトの使用が可能ですが、注入部に強い圧をかけないよう注意しましょう。

クマ取り施術の経過

個人差はありますが、クマ取り施術直後は1週間から2ヶ月程度はダウンタイムが続きます。ほとんどのケースで1週間後からコンタクト装着は可能となるため、ここでは施術直後から施術1週間後の経過を解説します。

施術直後

クマ取り施術の直後は、目元に腫れや内出血が起こることが一般的です。この時期の肌は施術による刺激で血管が拡張し、患部がむくんだ状態です。

特に、下眼瞼脱脂術や裏ハムラ法・表ハムラ法などの外科的施術では、腫れが目立ちやすく、強い違和感を感じる場合もあります。また、麻酔の影響が残っているため、感覚が鈍くなる方もいるでしょう。

例えば、ヒアルロン酸注入は比較的ダウンタイムが短いですが、脂肪注入や切開を伴う施術は腫れが数日続きます。施術日当日は少し施術部位を冷やしてあげるのが良いでしょう。過度な冷却は凍傷の原因となるので注意が必要です。

施術翌日~3日後

施術翌日~3日後になると、腫れや内出血がさらに顕著になることが多く、一時的に目元が腫れぼったく見えることがあります。これは、施術による炎症反応がピークを迎えるためです。

特に、脂肪注入や下眼瞼脱脂術では、まぶたの重さやだるさを感じることがあります。さらに、施術箇所に違和感が生じることがありますが、目をこすったり、無意識に触れたりしないよう注意が必要です。

腫れや痛みがひどい場合は目元を冷やすことで軽減しやすくなるため、保冷剤や冷却シートを活用するとよいでしょう。ただし、長時間の冷却は血行不良を引き起こすため、適度な間隔を空けながら行うことが大切です。この時期は無理に外出せず、患部を安静に保つことが回復を早めるための生活習慣を心がけましょう。

施術1週間後

施術から1週間が経過すると、腫れのピークが過ぎ、徐々に落ち着き始めます。ただし、個人差があり、内出血の色が濃くなり目立つ場合もあります。

この時期は、血流の改善が回復を促すため、適度な運動や入浴を取り入れるとよいですが、長時間の入浴や激しい運動は避けなければなりません。

例えば、軽いウォーキングを行うことで、血流が促進され、内出血の吸収が早まることが期待できます。一方で、うつ伏せで寝ると血流が滞り、腫れが長引く可能性があるため、寝る姿勢にも注意が必要です。経過を見ながら、無理のない範囲で日常生活を再開すると、スムーズな回復につながります。

ただし、脂肪注入や裏ハムラ法・表ハムラ法の場合は、落ち着くまでにもう少し時間がかかります。また、施術箇所の突っ張り感や軽い痛みを感じることがあるため、マッサージ等はは絶対に避けましょう。

メイクをする際は患部に強い刺激を与えないよう、優しい塗布を心掛けてください。また、コンタクトレンズの装着も可能になる時期ですが、装着時に違和感がある場合は無理をせず、医師に相談すると安心です。

クマ取り施術の流れ

ここでは、実際にクマ取り施術の際の流れについてご紹介します。

①カウンセリング・診察

医師がクマの種類や原因を診断し、患者様一人ひとりに合わせて適切な施術方法を決定します。例えば、脂肪の膨らみには「下眼瞼脱脂術」、膨らみとへこみの改善には「裏ハムラ法」や「表ハムラ法」・「脂肪注入」などの施術方法が選択されます。

カウンセリングはコンタクトを装着したまま受けられるため、装着したまま来院して構いません。しかし、施術直後は装着できないため、メガネやコンタクトレンズケースを持参しましょう。

②麻酔

痛みを軽減するために、施術内容に応じた麻酔が行われます。ヒアルロン酸注入では表面麻酔、外科的施術では局所麻酔や静脈麻酔が用いられます。コンタクトは施術前に外します。

③手術

施術にかかる時間は施術内容によって異なります。個人差はありますが、下眼瞼脱脂術の場合は約45分、裏ハムラ法の場合は約2時間、ヒアルロン酸注入の場合は約10分が施術にかかる時間の目安となります。患部に異常がなければ、施術が終了です。

④帰宅

術後は腫れや内出血が起こることがあるため、冷却や安静が必要です。コンタクトの装着は施術内容によりますが、数日は控え、再開時は1dayレンズを使用するのが推奨されます。異常を感じた場合は無理に装着せず、医師に相談しましょう。

コンタクト使用者がクマ取りで注意すべきポイント

クマ取り施術を受ける際は、コンタクトレンズの取り扱いに注意が必要です。施術中や施術直後のコンタクト装着にはリスクが伴うため、適切な対応を心掛けましょう。ここでは、コンタクト使用者が気を付けるべきポイントを解説します。

クマ取り施術はコンタクトを外して行う

クマ取り施術では目元に触れる機会が多く、コンタクトを装着したままだと眼球に圧がかかるリスクがあります。そのため、施術方法にかかわらずクマ取りはコンタクトを外して施術を行います。

また、カウンセリングはコンタクトを装着したままで受けられますが、施術日には外すため、メガネやコンタクトレンズケースを持参しましょう。術後も目元がデリケートな状態が続くため、医師の指示があるまでコンタクトの使用を控えることが推奨されます。

コンタクトの着脱は清潔な手で行う

施術直後の目元はとてもデリケートな状態になっており、雑菌が付着すると炎症や感染の原因となります。そのため、コンタクトを装着する際は、石鹸でしっかり手を洗い、清潔な指で扱いましょう。

また、コンタクトレンズケースや保存液も清潔に保ち、使用期限の確認が大切です。施術直後はなるべく目元への刺激を避けるため、コンタクトの装着時間を短くし、違和感がある場合は無理せず外しましょう。

1dayレンズを使用する

施術直後の目元は細菌に対する抵抗力が低下しているため、毎日交換できる1dayレンズの使用が推奨されます。1dayレンズは保存液やケースを必要としないため、雑菌が繁殖するリスクが低く、衛生的に使用できます。ハードレンズは装着時に違和感を引き起こす可能性があるため、避けた方が無難です。

痛みや違和感がある場合はコンタクトを装着しない

施術直後は目元に腫れや違和感が起こることがあり、無理にコンタクトを装着すると症状が悪化することがあります。特に、目に痛みや異物感がある場合は、無理せずメガネで過ごしましょう。

コンタクトの使用が刺激となり、炎症を引き起こすこともあるため注意が必要です。違和感が長引く場合や、視界のぼやけ・充血・強い痛みを感じた際は、速やかに医師へ相談し、適切な処置を受けましょう。

クマ取り後にやってはいけないこと

クマ取り後にやってはいけないこと

クマ取り施術直後の目元は敏感になっているため、外部からの刺激を受けやすくなっています。そのため、アフターケアを間違えると、クマの悪化も避けられません。ここではクマ取り施術後にやってはいけないことを解説します。

血行を良くする行動

クマ取り施術直後は目元の毛細血管がダメージを受けているため、血行を促進する行動は避けましょう。これは血流が増加すると、ダウンタイムの腫れや内出血が悪化する可能性があるためです。

例えば、長時間の入浴やサウナ、激しい運動、アルコール摂取などは血流を大きく促進するため、数日間は避ける必要があります。温かいお湯に浸かると全身の血行が良くなり、目元の腫れが悪化する可能性があります。

血行を悪くする行動

クマ取り後は施術の効果が十分に発揮されにくくなるため、数日は血流が滞るような生活習慣も控えるようにしましょう。これは血流が滞ることで、回復が遅れ皮下組織の再生が遅くなり、内出血が長引く可能性があるためです。

また、患部の血液循環が悪化すると、腫れやむくみが取れにくくなり、仕上がりにも影響を及ぼすことがあります。例えば、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用・喫煙・睡眠不足・冷たい環境での過ごし方などが挙げられます。

患部に刺激を与える行動

クマ取り施術直後の目元は敏感になっており、強い刺激を受けると内出血の悪化や傷口の開きにつながる可能性があるため、患部に直接刺激を与える行動を避ける必要があります。これは施術直後のデリケートな状態の皮下組織に負担をかけると、炎症や色素沈着が起こるリスクがあるためです。

例えば、メイクやクレンジングの際に強くこする、マッサージやフェイシャルエステを受ける、寝る際にうつ伏せになるなどの行動は避けるべきです。特に、施術直後は洗顔の仕方にも注意し、優しく触れるように心がけましょう。

まとめ

クマ取り施術は、アフターケアを適切に行うことで、より良い仕上がりを得ることができます。施術直後のコンタクト装着は炎症を悪化させる可能性があり、血行を良くしすぎる行動は腫れの原因になります。そのため、コンタクトレンズの使用タイミングや、血行を左右する行動には気を付けなければなりません。

Rosa Beauty Clinicでは、患者様一人ひとりに適した治療を提供し、適正価格と完全予約制を徹底。完全個室の待合室で、プライバシーにも配慮しています。本気の美容医療を求める方は、ぜひ当院にご相談ください。快適な環境で、美しさをサポートいたします。

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