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クマ取りの裏ハムラ法とは?ほかのクマ取り施術との違いを解説

二重・目元の手術

投稿⽇:2024.08.26  最終更新⽇:2024.08.26

「裏ハムラ法でクマが改善できると聞いたけれど、どんなクマでも改善できるのか知りたい」

「ほかのクマ取りとの違いを知ったうえで、自分に適した方法を選びたい」

裏ハムラ法でのクマ取りを検討している方のなかには、上記のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

裏ハムラ法は脂肪による膨らみが原因のクマが改善できるうえ「目元の膨らみと凹みを同時に解消できる」「皮膚の表面に傷跡が残らない」といったメリットがあります。しかし、クマの種類によっては裏ハムラ法では改善しない可能性があるため、クマの種類に応じて適した施術を受ける必要があります。

本記事では、裏ハムラ法とほかのクマ取り施術との違いや、影クマや茶クマといったクマの色別におすすめの施術を紹介します。裏ハムラ法でクマが改善できるかどうか判断できる内容のため、ぜひご覧ください。

この記事を書いた人

土屋雄登医師の写真

⼟屋 雄登 | Rosa Beauty Clinic 院⻑

コンプレックスを抱えていた幼少期をきっかけに医学部を卒業し美容外科医になるも、美容業界の現実を知る。理想の美容医療を提供するために開院。幼少期からクラッシック音楽、絵画等あらゆる芸術にも精通している。”自分の人生の時間をかけて誰かを綺麗にできることが私の幸せ”と。

資格: アラガン認定医、美容外科学会認定医(JSAS)、韓国糸リフト・目元・鼻整形ディプロマ

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クマ取りの裏ハムラ法とは

裏ハムラ法とは、目の下の凹みの原因である、靭帯の引き込みによって発生する「ティアトラフ」を、しっかりと剥離・切離して、その下に眼窩脂肪を移動させる施術です。膨らみの原因である眼窩脂肪を再配置することで、脂肪による膨らみが原因のクマも同時に改善できます。

裏ハムラ法のメリット

裏ハムラ法のメリットは次の3つです。

  • 目元の膨らみと凹みを同時に解消できる
  • 表面の皮膚に傷跡が残らない
  • 脂肪が定着しやすい

目元の膨らみと凹みを同時に解消できる

裏ハムラ法では、眼窩脂肪を目の下の凹みに移動させるため、目元の膨らみと凹みを同時に解消可能です。

下眼瞼脱脂など、脂肪を切除する施術をした場合、取り除いた分の脂肪は再生しないため、将来的に眼窩脂肪が不足するリスクが生じます。そうなると、脂肪が必要になる裏ハムラ法の施術は難しくなるなど、受けられる施術が制限される可能性があります。

一方裏ハムラ法は、既にある脂肪を活用して目元の凹みをフラットにすることが可能です。そのため、脂肪を取り過ぎるリスクを抑えつつ、目元の悩みの解消が期待できます

表面の皮膚に傷跡が残らない

裏ハムラ法では、下まぶたの裏側を切開して脂肪を処理するため、皮膚の表面には傷が残りません

たとえば、裏ハムラ法と同じく目元の膨らみやクマを改善できる「表ハムラ法」では、表面の皮膚を切除します。切開した線は少しは残ってしまうため、目に見える位置に傷跡が残らないのは裏ハムラ法のメリットといえるでしょう。

脂肪が定着しやすい

裏ハムラ法では目元にある脂肪を移動するため、脂肪が定着しやすいのもメリットです

たとえばヒアルロン酸の場合、成分自体はもともと人間の体内にあるものの、拒絶反応が出て注入部位が腫れるケースがあります。また、脂肪注入の場合は、太ももやお腹から移植する脂肪を採取しますが、体内から取り出した脂肪であっても、吸収率が体質や年齢、生活によって変化するため、定着しにくいケースもあります。

裏ハムラ法の場合は血液が通った状態の脂肪を移動させるため、ヒアルロン酸の注入や脂肪注入などで起こり得るリスクが低減できるのがメリットです

裏ハムラ法のデメリット

裏ハムラ法のデメリットは次の3つです。

  • たるみの改善は期待できない
  • トラブルが起きる可能性がある
  • 後遺症が残る可能性がある

たるみの改善は期待できない

表ハムラ法では、余った皮膚の切除によりたるみを改善できる一方で、裏ハムラ法は眼窩脂肪の再配置のみで目の下の膨らみ・クマを改善します。皮膚の切除はおこなわないため、裏ハムラ法では目元のたるみへの効果は期待できません

そのため、目元のたるみが気になる方の場合は、表ハムラ法が向いている可能性があります。裏ハムラ法と表ハムラ法の違いを十分理解したうえで、施術方法を選ぶことが重要です。

トラブルが起きる可能性がある

裏ハムラ法は以下のようなトラブルが起きる可能性もあります。

  • 膨らみが残る
  • 凹み過ぎた
  • 目元の左右差が生じる
  • しわが増加する
  • 目ヤニが一時的に増加する

上記のようなトラブルが起きた場合、施術を受けたクリニックに相談しましょう。たとえば、術後に目元が凹み過ぎたと感じた場合でも、3か月程度経つと落ち着いていくケースもあります。それでも凹みが気になる場合は脂肪注入やヒアルロン酸の注入などの対応策もあります。

クリニック選びの段階で、トラブル時の相談方法や対処法などを確認し、しっかりと対応してもらえるクリニックで施術を受けましょう

後遺症が残る可能性がある

裏ハムラ法では、以下のような後遺症が残る可能性があります。

  • 感染症:傷口から感染を起こす
  • 術後出血:内部の操作により出血する
  • 角膜の損傷:患者様の激しい体動や開眼により角膜が損傷する
  • 違和感(感覚障害):切開により神経が切れることで違和感が生じる
  • 結膜下出血:白目の部分に内出血が溜まる
  • 下眼瞼外反:傷が治る過程で下まぶたが引っ張られて「あっかんべ」の状態になる
  • 白目の腫れ:白目を覆っている膜が腫れる

たとえば、傷が治る過程で一時的に下眼瞼外反が起きた場合は、目が乾かないように軟膏を塗布し、多くの場合は1~3か月で改善していきます。ただし、外反が収まらなければ追加の施術が必要になる可能性もあります。

上記のような後遺症が残る可能性を認識したうえで、裏ハムラ法の施術を受けるかどうかを判断しましょう

以下の記事では、裏ハムラ法・表ハムラ法で起こり得る後遺症やトラブルなどについても解説しています。

裏ハムラ法の施術の流れ

施術を受ける女性

裏ハムラ法は以下の流れで施術をおこないます。

  1. 患者様の希望も踏まえて目元をデザイン・マーキングする
  2. 点眼麻酔をおこなう
  3. 希望に応じて笑気麻酔をおこなったのち、局所麻酔をおこなう
  4. 下まぶたの裏側を切開する
  5. 眼窩骨についている靭帯を剥離する
  6. 剥離した靭帯の下に眼窩脂肪を敷きこむように移動させて固定する

なお、クリニックによって施術の流れは異なるため、あくまでも一例となります。

裏ハムラ法でのクマ取りの料金相場

裏ハムラ法の費用はクリニックや地域によって差があるものの、30万円~55万円程度が相場です

費用には手術費用だけでなく、アフターケアの費用が含まれているケースが多いものの、クリニックによって異なります。裏ハムラ法の場合は術後に抜糸するため、通院が必要となります。裏ハムラ法の価格にどこまでの費用が含まれているのかを確認したうえで、クリニックを選びましょう。

Rosa Beauty Clinicでは、裏ハムラ法を275,000円(税込)で提供しております。RBC会員モニターの場合にはさらにリーズナブルな価格で提供いたします。

また、当院で裏ハムラ法を受けた方の眼窩脂肪の減量調整は、何年後でも66,000円(税込)でおこなっているため、将来的な不安がある方でも安心してお受けいただけます。

裏ハムラとほかのクマ取りの違い

クマ取りの施術は、裏ハムラ法以外に「下眼瞼脱脂術」や「表ハムラ法(下眼瞼除皺術)」などがあります。それぞれの施術との違いを解説します。

下眼瞼脱脂術との違い

裏ハムラ法と下眼瞼脱脂術との違いは以下の5つです。

裏ハムラ法下眼瞼脱脂術
ダウンタイム2週間~2か月程度2週間~1か月程度
完成までの期間3か月~6か月程度3か月程度
抜糸の有無2・3日後に抜糸なし
脂肪切除の有無基本なしあり
傷の位置下まぶた裏下まぶた裏

下眼瞼脱脂術と比べると裏ハムラ法の方が剥離範囲が広いため、ダウンタイムや完成までの期間が長い傾向があります。また、裏ハムラ法は術後2・3日後に抜糸が必要な一方で、下眼瞼脱脂術は抜糸が不要です。

さらに、裏ハムラ法は眼窩脂肪を切除せずに脂肪を移動させて目の下の膨らみやクマなどを改善させますが、下眼瞼脱脂の場合は脂肪を切除したうえで、必要に応じて脂肪注入やヒアルロン酸の注入などをおこないます。いずれの施術も下まぶた裏を切開するため、傷の位置は同様です。

裏ハムラ法の違いは、以下の記事で詳しく解説しています。各施術のメリット・デメリットも紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。

表ハムラ法(下眼瞼除皺術)との違い

裏ハムラ法と表ハムラ法(下眼瞼除皺術)の違いは以下の5つです。

裏ハムラ法表ハムラ法
ダウンタイム2週間~2か月2週間~2か月
完成までの期間3か月~6か月程度6か月~1年程度
抜糸の有無2・3日後に抜糸5~7日後に抜糸
脂肪切除の有無基本なし基本なし
傷の位置下まぶた裏下まぶたの表面

裏ハムラ法と表ハムラ法のダウンタイムはほぼ同じものの、完成までの期間は表ハムラ法の方が長い傾向があります。

また、いずれも抜糸が必要であり、裏ハムラ法の方が抜糸までの期間が短いのが特徴です。さらに、裏ハムラ法、表ハムラ法どちらの方法の場合でも、基本は脂肪は「ティアトラフ」に敷き込み、凹みの改善に利用します。眼窩脂肪が多すぎる場合には一部切除します。

両施術の最も大きな違いは、傷が残る位置です。裏ハムラ法は下まぶた裏を切開しますが、表ハムラ法は下まぶたの表面の皮膚を切開します。切開線の赤みは1か月程度残り、3~6か月程度で白い線の傷へ変化します。そして、1年以上かけて少しずつ目立ちにくくなります。ただし、傷跡は100%消えるものではないことを認識しておきましょう。

【色別】クマ取り施術の選び方

ここからは、影クマ・茶クマ・青クマといったクマの色別に効果が期待できる施術を紹介します。

影クマ(黒クマ)

影クマは、目の下の脂肪である眼窩脂肪が前方へ突出することで、目の下に影を作っている状態です。眼球の周りを包み込むように保護している眼窩脂肪が、眼輪筋や皮膚が緩んだり、たるむことで押し出されて突出することがおもな原因となります。

影クマへの効果が期待できる施術は以下の3つです。

  • 裏ハムラ
  • 下眼瞼脱脂
  • ヒアルロン酸

裏ハムラ法は眼窩脂肪を凹みに移動させるため、目の下にできている『ティアトラフ』も改善できます。また、脂肪による膨らみが軽度の場合は下眼瞼脱脂も有効です。ヒアルロン酸を目の下に注入して、凹みをフラットにする方法もあります。

Rosa Beauty Clinicでは、裏ハムラ法・下眼瞼脱脂をはじめとする複数の目元施術に対応可能です。また、ヒアルロン酸施術もおこなっており、RBC会員様には特別リーズナブルに施術を提供しております。

以下のぺージで当院の施術を紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。

下眼瞼脱脂術(+脂肪注入)/ 裏ハムラ法

ヒアルロン酸

茶クマ

茶クマは、目の下の皮膚が茶色く色素沈着している状態です。マッサージやアイメイクのクレンジングなどで目元を刺激し過ぎたり、花粉症などで目をこすったりすることで皮膚が乾燥し、紫外線の影響でメラニン色素が沈着することがおもな原因となります。

茶クマへの効果が期待できる施術は以下の2つです。

  • レーザー治療
  • ハイドロキノン

レーザー治療ではメラニン色素を破壊するため、茶クマの改善が期待できます。たとえば「ピコレーザー」や「QスイッチYAGレーザー」などのレーザー機器によるトーニングです。また、ハイドロキノンは色素沈着を抑制するために有効です。

青クマ

青クマは、皮膚の下の静脈や筋肉が透けて見える状態です。皮膚が薄い方に多く見られるクマであり、血行不良によって血液が溜まることでさらに青みが強調されます。

青クマへの効果が期待できる施術は以下の2つです。

  • 脂肪注入
  • PRP療法

脂肪を注入することで皮膚に厚みを持たせられるため「黄色」をしている脂肪を暗紫色である眼輪筋の下に注入することで、青クマを軽減することができます。

また、PRP療法は患者様自身の血液を利用した施術です。組織の再生に役立つ成分を抽出し、気になる部位に注入します。肌内部のコラーゲン増加が期待できるため、皮膚に厚みが出て青クマが目立たなくなる可能性があります。

当院では裏ハムラ法以外に、脂肪注入も対応可能です。脂肪から不純物を取り除いた脂肪細胞を注入する治療法「CRF(コンデンスリッチファット)」を、正規のプロセスで提供する機関として、CRF協会から認定されています。注入部位に応じてCRFからさらに繊維を取り除いた「ナノファット」と使い分けて、脂肪注入を実施しております。

当院の脂肪注入の詳細は、以下ぺージでご確認いただけます。

脂肪注入(CRF・ナノファット)

裏ハムラ法でのクマ取りが向いている人

マルのプレートを持つ医者

裏ハムラ法でのクマ取りが向いている方の特徴は、以下の2つです。

  • 目の下のたるみやしわが少ない方
  • 影クマを改善したい方

裏ハムラ法では目の下のたるみ・しわは改善できないため、たるみ・しわが気になっていない方に適しています。目の下の膨らみが大きい場合、その膨らみの原因が眼窩脂肪なのか、あるいはたるみによるものなのかを確認したうえで施術を受けましょう。

また、影クマは目の下の脂肪が原因となって影が強調されている状態のため、影クマを改善したい方にも向いています

裏ハムラ法でのクマ取りが向いていない人

裏ハムラ法でのクマ取りが向いていない方の特徴は、以下の2つです。

  • 目の下のたるみが強い方
  • 目の下に深いしわがある方

下まぶたのたるみが強い方の場合、眼窩脂肪の移動だけでは目元の膨らみやクマの改善が難しい可能性があります。

また、目元のたるみやしわが気になる方の場合、裏ハムラ法よりも表ハムラ法の方が適しているケースもあります。表ハムラ法は、目の下の表側の皮膚表面を切開して、裏ハムラと同様の処理をおこない「ティアトラフ」や眼窩脂肪の改善をさせたのちに、たるんだ眼輪筋を引き上げ、さらに最後に余った皮膚を切除する施術です。下眼瞼脱脂や裏ハムラ法では対応できない、目の下のたるみやしわの改善が期待できるのが特徴です。

裏ハムラ法は、脂肪を切除せず移動させる施術なので、たるみや深いしわが現状より悪化する可能性はほとんどありませんが、下眼瞼脱脂の場合には脂肪を切除した分、ボリュームが減るのでたるみやしわが増えたと感じる場合があります。

自身の希望を実現する適切な施術を選択するためには、複数の目元施術に対応できる医師のカウンセリングを受けるようにしましょう

裏ハムラ法のクマ取りで後悔した事例を紹介

裏ハムラ法でのクマ取りで後悔した事例には、以下のようなケースがあります。

  • 目の下が凹み過ぎた
  • 仕上がりが凸凹している
  • 皮膚のたるみが残っている
  • しこりができた
  • クマが残っている
  • 想定よりもダウンタイムが長引いた

以下の記事では、裏ハムラ法で後悔した事例をさらに詳しく解説しています。失敗しないためのポイントも紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

裏ハムラ法でのクマ取りには「目元の膨らみ・凹みを同時に解消できる」「表面の皮膚に傷跡が残らない」といったメリットがある一方で、クマの種類によっては裏ハムラ法の施術を受けても効果がない可能性があります。

自身のクマの種類に適した施術を受け、目元の悩みを改善しましょう。

Rosa Beauty Clinicは、美容外科学会認定医(JSAS)が「本気の美容医療」を提供しています。下眼瞼脱脂・裏ハムラ法・表ハムラ法・脂肪注入・ミッドフェイスリフトなど複数の施術をご提供しているため、患者様に適応した施術のご提案が可能です。

以下ぺージで、当院の裏ハムラ法を紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。

下眼瞼脱脂術(+脂肪注入)/ 裏ハムラ法

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