糸リフトで逆に頬骨が目立っちゃう？

糸リフトは美顔を実現するための効果的な手術ですが、施術後に頬骨が目立ってしまう事を心配する方もいるでしょう。

本記事では、その原因と対策について詳しく解説します。

こちらの記事でも糸リフトによって顔が大きくなるという噂は本当か？について書いているので是非参考にしていください。

糸リフトで顔が大きくなるって本当！？【美容外科医監修】

糸リフトとは？

糸リフトの基本情報

糸リフトとは、特殊な糸を用いて皮膚を引き上げ、顔のたるみを改善する美容整形手術の一種です。糸リフトは、メスを使わずに糸を挿入することで、顔のたるみを改善する効果が期待できます。そのため、ダウンタイムが短く、傷跡が目立ちにくいというメリットがあります。糸リフトで使用される糸は、主にPDO（ポリジオキサノン）糸やPLLA（ポリ-L-乳酸）糸、PCL（ポリカプロラクトン）など、生体吸収性の糸が用いられます。これらの糸は、時間経過とともに体内に吸収されていきます。

糸リフトのメリット

糸リフトの最大のメリットは、非侵襲的であるため、手術跡が目立たないことです。また、ダウンタイムが短く、日常生活への影響が少ないことも大きなメリットです。さらに、糸リフトは、メスを使った手術に比べて、比較的費用が抑えられることも魅力です。糸リフトは、従来のフェイスリフト手術に比べて、手術時間が短く、入院の必要がないため、忙しい現代人にとって非常に魅力的な施術と言えるでしょう。

糸リフトのデメリット

しかし、糸リフトには、いくつかのデメリットも存在します。まず、施術直後には腫れやむくみが生じることがあります。また、糸が皮膚に食い込んでしまう、糸が切れてしまうなどのトラブルが起こる可能性もあります。さらに、効果に個人差が大きいという点も挙げられます。糸リフトの効果は、個人差が大きく、施術を受けた全員が同じように効果を実感できるわけではありません。また、糸の種類や挿入方法、術後のケアなどによっても効果は大きく異なります。

糸リフトで頬骨が目立つ原因

結論として、糸リフトによって、半永久的に頬骨が目立つことはありませんので、過度に心配する必要はありません。

施術直後の腫れによるもの

糸リフトの施術後には、糸を挿入した部分に腫れやむくみが生じることがあります。この腫れやむくみによって、一時的に頬骨が強調されることがあります。これは、糸リフトによって皮膚が引き上げられることで、頬骨の周りの組織が圧迫されるためです。腫れやむくみは、個人差がありますが、通常は1週間から1ヶ月程度で落ち着いてきます。

使用する糸の種類によるもの

糸リフトで使用される糸には、様々な種類があります。糸の種類によって、皮膚の引き上げ方が異なり、それが頬骨に影響を与えることがあります。例えば、太い糸を使用すると、皮膚を強く引き上げるため、頬骨が目立つ可能性があります。逆に、細い糸を使用すると、皮膚を優しく引き上げるため、頬骨が目立ちにくいと言われています。

医師の技術不足によるもの

技術の未熟な医師による施術では、仕上がりが不自然になる可能性があります。例えば、糸の挿入位置がずれていたり、糸の張り方が強すぎたりすると、頬骨が目立つ原因となります。また、医師の経験や技術力によって、糸の挿入角度や深さが異なり、それが頬骨の目立ち方に影響を与える可能性があります。

糸リフトは美容外科医になりたての医師が埋没法と共に一番最初に行っていく施術ですが、とても奥深い施術です。

現在主流の糸は両方向性のコグがついている糸になるので、糸の中間地点に組織が集まる傾向にあります。

それをどこにもってくるかは医師のデザインや、技術になります。

デザインが命の施術になるので、しっかりとした知見と経験を持った医師に施術をしてもらう事が大事になってきます。

糸リフトで頬骨が目立つ期間

通常の腫れが治まるまで

施術後の腫れは通常1週間～1ヶ月程度で治まります。その後、頬骨の目立ちも解消されるでしょう。しかし、個人差があり、腫れが長引く場合もあります。また、糸の種類や挿入方法、術後のケアなどによっても、腫れの期間は異なります。

ダウンタイム中のケアが重要

ダウンタイム期間中は、積極的に安静にし、血流を促進する行動を避けることが大切です。また、医師の指示に従って、適切なケアを行うようにしましょう。具体的には、激しい運動やサウナ、飲酒は控え、顔を強くこすったり、圧迫したりしないように注意が必要です。また、十分な睡眠と水分補給も重要です。

頬骨が目立つことが続くケース

もし1ヶ月以上頬骨が目立つ状態が続く場合は、再度医師に相談することをおすすめします。糸が適切に挿入されていない、糸が皮膚に食い込んでいるなどの原因が考えられます。また、まれに、糸が体に合わず、アレルギー反応を起こしている可能性も考えられます。

糸リフト後の頬骨が目立たない為の対策

信頼できるクリニックを選ぶ

糸リフトは、医師の技術力によって仕上がりが大きく左右されます。そのため、施術経験が豊富なクリニックを選ぶことが大切です。医師の資格や経験、実績などを事前に確認し、信頼できるクリニックを選びましょう。また、カウンセリングで、医師との相性や信頼関係を確認することも大切です。

丁寧なカウンセリング

丁寧なカウンセリングを行うクリニックでは、個々のニーズに合った施術が期待できます。施術を受ける前に、自分の希望や不安を医師にしっかりと伝え、納得のいくまで相談しましょう。特に、頬骨が目立つことに不安がある場合は、その旨を医師に伝えて、適切な糸の種類や施術方法について相談しましょう。

症例写真や口コミをチェック

実際の症例写真や口コミを参考に、信頼できるクリニックを見つけましょう。特に、糸リフトの施術経験が豊富で、症例写真や口コミが充実しているクリニックを選ぶことが重要です。症例写真を見ることで、施術後の仕上がりをイメージすることができます。また、口コミは、他の患者さんの体験談を知る上で役立ちます。

→当院の糸リフトの症例写真

糸リフトに関するよくある質問

• 糸リフトは痛くないですか？

糸リフトは、局所麻酔を行いますので、痛みは強くはありません。しかし、個人差があり、多少の痛みを感じる場合もあります。御心配の方は笑気麻酔等を利用していきましょう。

• 糸リフトは効果がどれくらい持続しますか？

糸リフトの効果は、使用する糸の種類や施術方法、個人差によって異なります。一般的には、リフトアップは3～6ヶ月程度、コラーゲン生成は1～1年半程度持続するとされています。

• 糸リフトは誰でも受けられますか？

糸リフトは、健康状態や体質によっては、施術を受けられない場合があります。 また、切開リフトの方が適切な場合もあります。 施術を受ける前に、医師に相談し、自分の状態に適した施術かどうか判断してもらいましょう。

• 糸リフトの施術後、日常生活に支障はありますか？

糸リフトの施術後、腫れやむくみなどが起こることがあります。しかし、ダウンタイムは短く、通常は数日から数週間程度で長くとも1ヶ月でおさまりますので、日常生活に大きな支障はありません。

• 糸リフトは保険適用になりますか？

糸リフトは、美容目的の施術のため、保険適用になりません。

まとめ

糸リフトは、顔のたるみを改善する効果が期待できる美容整形手術ですが、施術後の腫れやむくみによって、一時的に頬骨が目立つことがあります。

糸リフトで頬骨が目立つことを防ぐためには、信頼できるクリニックを選び、施術を受ける前にしっかりと医師と相談することが大切です。

医師の経験や技術力、糸の種類、施術方法などについて、事前にしっかりと理解しておくことが重要です。

Rosa Beauty Clinicは、多数の症例数を持つ医師が「本気の美容医療」を提供しているクリニックです。適応の有無や糸の種類、本数、デザインをしっかりと判断したうえで施術いたします。メリット・デメリットもしっかりとご説明し、ご納得いただいたうえで施術をお受け頂けます。