ケタミン点滴なら名古屋駅近の【RosaBeautyClinic】
説明
「薬を飲んでいるのに、気分の落ち込みが改善しない」 「いくつもの治療を試したが、十分な効果を感じられない」 「慢性的な痛みが続き、日常生活の質が落ちている」 「痛みや不安、気分のつらさに対して、別の選択肢を探している」 このようなお悩みに対して、近年アメリカを中心に研究・臨床応用が進んでいる治療の一つが、ケタミン点滴です。 ケタミンは、もともと麻酔薬として長く使用されてきた薬剤です。 一方で近年、従来の抗うつ薬とは異なる作用機序を持つことから、- 治療抵抗性うつ病
- 希死念慮を伴う強い抑うつ
- PTSD(心的外傷後ストレス障害)
- 慢性疼痛
- CRPS(複合性局所疼痛症候群)
- 神経障害性疼痛
- 適応があるか
- 既存治療との関係
- 既往歴
- 内服薬
- 精神科的リスク
- 循環器リスク
- 依存・乱用リスク
- 点滴中のモニタリング
- 点滴後の安全確認

◆ケタミン点滴とは
◆ケタミン点滴とは
ケタミン点滴とは、ケタミンという薬剤を点滴でゆっくり投与し、脳や神経の働きに作用させる治療です。 ケタミンは、NMDA受容体という神経伝達に関わる受容体に作用する薬剤です。 従来の抗うつ薬は、セロトニン・ノルアドレナリン・ドパミンなどのモノアミン系に作用するものが中心です。 一方、ケタミンはグルタミン酸系に関わる薬剤であり、従来の抗うつ薬とは異なる経路から脳の神経回路に作用すると考えられています。 研究では、ケタミン投与後に、- グルタミン酸神経伝達の変化
- AMPA受容体の活性化
- BDNFなど神経可塑性に関わる因子の変化
- シナプス機能の改善
- 脳内ネットワークの再調整
◆ケタミン点滴が注目されている理由
理由一覧
① 従来の抗うつ薬とは作用機序が異なる
一般的な抗うつ薬は、セロトニンやノルアドレナリンなどに作用します。 しかし、うつ病の中には、複数の抗うつ薬を十分な期間使用しても改善しにくい「治療抵抗性うつ病」があります。 ケタミンは、従来の抗うつ薬とは異なるグルタミン酸系に作用するため、既存治療で効果が乏しかった方に対する新しい選択肢として研究されてきました。② 比較的早い効果発現が報告されている
ケタミン点滴の特徴として、効果が現れる場合、比較的早い段階で気分や思考の変化を感じることがあります。 従来の抗うつ薬では、効果判定まで数週間かかることが多い一方、ケタミンでは投与後数時間〜数日で変化が報告されることがあります。 ただし、これは全員に起こるわけではありません。 また、効果があった場合でも、1回で永続するとは限らず、効果の持続期間には個人差があります。③ 慢性疼痛への応用も研究されている
ケタミンは、神経障害性疼痛やCRPSなど、通常の鎮痛薬では改善しにくい痛みに対しても研究されています。 痛みが長期間続くと、末梢の痛みだけでなく、脊髄や脳の神経回路が痛みに敏感になる「中枢性感作」が関与することがあります。 ケタミンはNMDA受容体に作用することで、このような痛みの過敏状態に関与する可能性があると考えられています。 ただし、慢性疼痛に対する効果の根拠は疾患によって差があります。 CRPSでは比較的研究が進んでいますが、すべての慢性疼痛に強い効果が証明されているわけではありません。
◆ケタミン点滴の適応になり得る方
ケタミン点滴は、誰にでも気軽におすすめする治療ではありません。 以下のような方が、適応を検討する対象になります。- 複数の抗うつ薬で十分な効果が得られなかった方
- 治療抵抗性うつ病と診断されている方
- 精神科・心療内科で治療中だが、改善が乏しい方
- 慢性疼痛で標準治療に反応しにくい方
- CRPSや神経障害性疼痛などで治療選択肢を探している方
- 自由診療であることを理解している方
- 点滴中・点滴後の安全管理を受けられる方
- 治療効果に個人差があることを理解できる方
- 現段階で明確なエビデンスが証明されているものではない事を理解できる方

◆ケタミン点滴に向かない可能性がある方
以下に該当する方は、ケタミン点滴が適さない、または慎重な判断が必要になる場合があります。- 統合失調症などの精神病性障害がある方
- 強い躁状態・双極性障害の急性期が疑われる方
- 薬物依存・アルコール依存の既往がある方(酩酊状態での施術は承れません)
- ケタミンに対する依存・乱用リスクが高い方
- コントロール不良の高血圧がある方
- 重い心疾患がある方
- 脳血管疾患の既往がある方
- 重い肝機能障害がある方
- 妊娠中・授乳中の方
- 点滴後に一人で運転して帰宅する予定の方
- 治療効果を過度に期待しすぎている方
- 標準治療を全く受けずにケタミンのみを希望される方
◆ケタミン点滴の効果について
ケタミン点滴で期待される可能性のある効果には、以下があります。- 抑うつ気分の軽減
- 希死念慮の軽減
- 不安感の軽減
- 思考の固着感の軽減
- 慢性疼痛の軽減
- 痛みによる生活の質低下の改善
- 睡眠や活動性の改善
◆ケタミン点滴の副作用・リスク
ケタミン点滴では、以下のような副作用が起こることがあります。- 眠気
- ふらつき
- めまい
- 吐き気
- 嘔吐
- 血圧上昇
- 脈拍上昇
- 動悸
- 頭痛
- 不安感
- 解離感
- 浮遊感
- 現実感の変化
- 幻覚様体験
- 一時的な混乱
- ぼーっとする
- 倦怠感
- 点滴後の眠気
- 一時的な記憶の曖昧さ
- 膀胱障害

◆当院のケタミン点滴で重視していること
① 適応を慎重に判断しています
ケタミン点滴は、希望すれば誰でも受けるべき治療ではありません。
特に精神科領域では、診断や現在の治療状況が非常に重要です。
当院では、
現在の診断
これまでの治療歴
抗うつ薬の使用歴
気分安定薬の使用歴
睡眠薬・抗不安薬の使用歴
自殺リスク
躁状態の有無
精神病症状の有無
依存症リスク
内服薬
既往歴
を確認した上で、ケタミン点滴が適しているか判断します。
② 効果を過度に保証しません
ケタミン点滴は、アメリカを中心に多くの研究が行われている治療です。
一方で、長期的な維持療法、最適な投与間隔、誰に効くかを予測する指標などについては、まだ研究途上の部分があります。
そのため当院では、
「すぐに治ります」
「必ず改善します」
「一生効果が続きます」
という説明はしません。
効果が期待できる可能性はありますが、効き方・持続期間・必要回数には個人差があります。
③ 点滴中のモニタリングの厳格管理を行います。
ケタミン点滴では、点滴中に意識状態や循環動態が変化することがあります。
そのため当院では、点滴中に、
血圧
脈拍
酸素飽和度
呼吸状態
意識状態
気分不快
不安感
解離症状
を確認しながら行います。
ケタミンは「点滴を入れて放置する治療」ではありません。
投与中の変化を確認し、安全に終了できるよう管理することが重要です。
ケタミンは施術中に呼吸が止まるリスクがある薬です。
当院では、カプノメーターというモニターを使用しお客様の呼吸の安全を管理しています。
また、ケタミンは
気道分泌物が増えます。
精神状態が悪化する場合があります。
心拍数があがります。
血圧が上がります。
気道分泌物が増えればアトロピンという薬を使用し、
精神状態の悪化があればセルシンという薬を使用し、
心拍数や血圧が上がれば様々な薬を使用して調整をします。
しかし、一般的にケタミン点滴を行っているクリニックは一番安価な生体モニターしか存在しません。薬剤の備蓄もほとんどないクリニックが多いでしょう。
当院での施術は、静脈麻酔に順じての準備があるので、安心して受けて頂けます。
麻酔や安全対策については
当院ホームページ【静脈麻酔・安全な麻酔管理】もお読みください。
④ 点滴後の安全確認
ケタミン点滴後は、一時的に眠気・ふらつき・ぼーっとする感覚が残ることがあります。
そのため、点滴直後にすぐ帰宅するのではなく、院内で状態を確認します。
帰宅時には、
意識がはっきりしているか
血圧が安定しているか
吐き気がないか
ふらつきが強くないか
気分不快がないか
を確認します。
点滴当日は、自動車・バイク・自転車の運転はできません。
必ず公共交通機関、タクシー、または付き添いの方と帰宅していただきます。
⑤ 標準治療との併用を大切にする
ケタミン点滴は、精神科や慢性疼痛治療のすべてを置き換えるものではありません。
うつ病であれば、
抗うつ薬
気分安定薬
睡眠治療
認知行動療法
精神療法
TMS
ECT
生活リズムの調整
精神科主治医との継続治療
などが重要です。
慢性疼痛であれば、
内服治療
神経ブロック
リハビリ
物理療法
ペインクリニック治療
心理的アプローチ
睡眠管理
などが関係します。
当院では、ケタミン点滴を「単独で全てを解決する治療」とは考えていません。
既存治療と組み合わせながら、適切な位置づけで行うことを重視しています。

◆現段階の当院でのケタミン点滴のプロトコル(治療サイクル)と頻度制限
乱用や依存をさけるために
ケタミン点滴は、必要な方にとって治療選択肢の一つになり得る一方で、依存・乱用・中毒のリスクを持つ薬剤でもあります。
そのため当院では、ケタミン点滴をお客様の希望に合わせて無制限に行うことはありません。
「もっと早く良くなりたい」
「効果を感じたから、もっと頻回に受けたい」
「間隔を短くして続けたい」
というお気持ちがあったとしても、安全性を最優先し、当院で定めた頻度を超える投与は行いません。
ケタミン点滴は、効果だけでなく、長期的な安全性・依存リスク・副作用・治療継続の必要性を慎重に判断する必要があります。
そのため当院では、現段階で以下のプロトコルを設定しています。
※当院では、女性スタッフのみで運営を行っている関係で、
男性のケタミン点滴は承っておりません。予めご了承くださいませ。
① 抑うつ・PTSDなどの精神疾患を目的とする場合
抑うつ症状、PTSD、不安症状など、精神疾患に関連する症状を目的とする場合は、導入治療として以下の頻度で行います。
導入治療
週2回を3週連続で行う
合計6回
まずはこの6回を一つの導入治療として、効果や副作用を確認します。
導入治療中は、
抑うつ症状の変化
不安感の変化
睡眠の変化
希死念慮の有無
解離症状の程度
血圧や脈拍の変化
点滴後のふらつきや眠気
継続する意義があるか
を確認します。
維持治療
導入治療で明らかな反応があった場合に限り、維持治療を検討します。
2〜4週ごとに1回まで
維持治療は、すべての方に行うものではありません。
6回の導入治療で十分な反応がない場合、または副作用が強い場合には、無理に継続をおすすめしません。
ケタミン点滴は、回数を増やせば増やすほど良い治療ではありません。
反応が乏しいにもかかわらず漫然と継続することは、費用面・安全面・依存リスクの観点から望ましくないと考えています。
② 慢性疼痛・CRPS・幻肢痛などの除痛を目的とする場合
慢性疼痛、CRPS、幻肢痛、神経障害性疼痛など、除痛を目的とする場合は、精神疾患目的とは異なるプロトコルで行います。
導入治療
毎日1回を6回連続で行う
合計6回
疼痛治療では、一定期間集中的に投与し、痛みの変化を確認する考え方を取ります。
導入治療中は、
痛みの強さ
痛みの範囲
痛みによる生活制限
睡眠への影響
鎮痛薬の使用状況
点滴中の副作用
血圧や脈拍の変化
治療継続の意義
を確認します。
慢性疼痛では、痛みそのものだけでなく、睡眠、活動量、不安、抑うつ、日常生活の質も関係します。
そのため、単に「痛みが何割減ったか」だけではなく、生活全体への影響を見ながら治療効果を判断します。
維持治療
導入治療で明らかな反応があった場合に限り、維持治療を検討します。
2〜4週ごとに1回まで
疼痛目的の場合も、反応がないにもかかわらず漫然と継続することは行いません。
ケタミン点滴は、痛みを一時的に抑える可能性がある一方で、長期的・頻回使用には慎重さが必要です。
そのため当院では、効果が確認できた場合に限り、2〜4週ごとに1回までの範囲で維持治療を検討します。
◆お客様希望による頻度変更は行いません
当院では、ケタミン点滴の頻度について、明確な基準を設けています。
そのため、
もっと頻回に受けたい
週に何度も受けたい
効果が切れた気がするので早めたい
忙しいのでまとめて受けたい
他院ではもっと多く受けられた
という場合でも、お客様希望による頻度変更は受け付けておりません。
これは、お客様の希望を軽視しているからではありません。
ケタミンという薬剤を扱う以上、
依存
乱用
中毒
認知機能への影響
膀胱症状
精神症状の悪化
血圧・脈拍への影響
漫然投与
を避ける必要があるからです。
当院では、ケタミン点滴を「希望すれば自由に受けられる点滴」とは考えていません。
あくまで、医学的適応があり、安全性を確認しながら、慎重に行う治療と位置づけています。
◆治療継続の判断について
ケタミン点滴は、初回から最後まで同じ流れで自動的に継続する治療ではありません。
導入治療中、または導入治療後に、
効果が乏しい
副作用が強い
血圧上昇が強い
解離症状が強すぎる
精神症状が不安定になる
依存傾向が疑われる
医師が継続不適切と判断する
場合には、治療を中止することがあります。
また、反応があった場合でも、維持治療を行うかどうかは医師が慎重に判断します。
「一度始めたら続けなければならない治療」ではありません。
効果・副作用・安全性を確認しながら、必要性がある場合にのみ継続を検討します。
◆当院の考え方
ケタミン点滴は、既存治療で十分な改善が得られない方にとって、選択肢の一つになり得る治療です。
しかし同時に、依存・乱用・中毒のリスクを持つ薬剤でもあります。
だからこそ当院では、
効果を追求すること
と
安全性を守ること
の両方を大切にしています。
短期的に楽になることだけを目的に、頻度を増やしていく治療は行いません。
明確なプロトコルと頻度制限を設けることで、ケタミン点滴を安全に、医学的に適切な範囲で提供することを重視しています。
施術の流れ
STEP 1
① カウンセリング・問診
現在のお悩み、治療歴、内服薬、既往歴、アレルギー、精神科通院歴、慢性疼痛の経過などを確認します。お薬手帳を必ず持参ください。
興味本位で受けて頂く施術ではございませんので、全くの既往歴が無い方の施術は承れません。
ケタミン点滴が適応になるかどうかを慎重に判断します。
必要に応じて、現在の主治医への確認や診療情報提供をお願いすることがあります。
STEP 2
② 施術前確認
血圧、脈拍、体調、睡眠状態、食事状況、当日の不安感などを確認します。
安全に点滴できる状態かを判断します。
状態によっては、当日の点滴を延期することがあります。
STEP 3
③ 点滴開始
リラックスできる環境で点滴を開始します。
投与中は、気分の変化、眠気、解離感、浮遊感、血圧変動などが起こることがあります。
点滴中はスタッフが状態を確認します。
STEP 4
④ 点滴中の観察
血圧、脈拍、酸素飽和度、呼吸状態、意識状態を確認します。
不安感や気分不快が強い場合には、投与速度の調整や中止を検討します。
STEP 5
⑤ 点滴終了・リカバリー
点滴終了後も、すぐに帰宅ではなく院内で休んでいただきます。
ふらつき、眠気、吐き気、血圧変動が落ち着いていることを確認します。
STEP 6
⑥ 帰宅
安全確認後に帰宅となります。
当日は運転できません。
帰宅後も、重要な判断、飲酒、激しい運動は避けてください。
STEP 7
◆ケタミン点滴の注意事項
当日は車・バイク・自転車の運転はできません
飲酒は避けてください
眠気やふらつきが残ることがあります
点滴後は可能な限り予定をいれないようにしてください
強い不安感や気分不快があればすぐにお伝えください
高血圧や心疾患がある方は事前申告が必要です
精神科通院中の方は治療内容を確認する場合があります
妊娠中・授乳中の方は原則として適応外です
効果には個人差があります
継続治療の必要性は医師が判断します
よくあるご質問
- QQ. ケタミン点滴はうつ病に必ず効きますか?
- AA. 必ず効く治療ではありません。 治療抵抗性うつ病に対して効果を示す研究はありますが、効果には個人差があります。 また、効果が出た場合でも、持続期間には個人差があります。
- QQ. ケタミン点滴は保険診療ですか?
- AA. 当院で行うケタミン点滴は自由診療です。 精神科疾患や慢性疼痛に対するケタミン点滴は、標準的な保険診療として広く確立された治療ではありません。
- QQ. 精神科に通院中でも受けられますか?
- AA. 状態によります。 現在の診断、内服薬、治療状況によっては、主治医との連携や情報確認が必要になることがあります。 精神科治療を中断してケタミン点滴だけを行うことはおすすめしません。
- QQ. 希死念慮がある場合も受けられますか?
- AA. 強い希死念慮がある場合は、まず救急対応や精神科専門医による評価が最優先です。 ケタミン点滴は救急精神医療の代わりではありません。 安全確保が必要な状態では、適切な医療機関への受診を優先していただきます。
- QQ. 慢性疼痛にも効果がありますか?
- AA. 一部の慢性疼痛、特にCRPSや神経障害性疼痛などで研究されています。 ただし、すべての慢性疼痛に強い効果が証明されているわけではありません。 診察で痛みの種類や経過を確認し、適応を判断します。
- QQ. 依存性はありますか?
- AA. ケタミンには乱用・依存のリスクがあります。 そのため、医学的適応が曖昧な投与や、必要以上に頻回な投与は避ける必要があります。 依存症の既往がある方は、慎重な判断が必要です。
- QQ. 点滴中はどんな感覚になりますか?
- AA. 眠気、浮遊感、身体から離れるような感覚、現実感の変化、ぼーっとする感覚、不安感などが出ることがあります。 多くは一時的ですが、不快感が強い場合にはすぐにお伝えください。
- QQ. 点滴後に運転できますか?
- AA. できません。 点滴当日は、車・バイク・自転車の運転は避けてください。 公共交通機関、タクシー、または付き添いの方と帰宅してください。
- QQ. 何回受ける必要がありますか?
- AA. 状態や目的によって異なります。 効果があるかどうか、どのくらい持続するかを確認しながら、継続の必要性を判断します。 最初から過度な回数を決めるのではなく、反応を見ながら慎重に判断します。
◆まとめ
ケタミン点滴は、従来の治療とは異なる作用機序を持ち、治療抵抗性うつ病や一部の慢性疼痛に対して研究されている治療です。 効果が出る場合、比較的早く変化を感じる可能性があります。 一方で、- 全員に効くわけではない
- 効果の持続には個人差がある
- 長期的な安全性には未解明な部分がある
- 解離症状や血圧上昇などの副作用がある
- 依存・乱用リスクがある
- 適応外使用として慎重な判断が必要
◆参考文献・参考情報
- Sanacora G, et al. A Consensus Statement on the Use of Ketamine in the Treatment of Mood Disorders. JAMA Psychiatry. 2017.
- Zarate CA Jr, et al. A randomized trial of an N-methyl-D-aspartate antagonist in treatment-resistant major depression. Arch Gen Psychiatry. 2006.
- Murrough JW, et al. Antidepressant efficacy of ketamine in treatment-resistant major depression: a two-site randomized controlled trial. American Journal of Psychiatry. 2013.
- McGirr A, et al. A systematic review and meta-analysis of randomized, double-blind, placebo-controlled trials of ketamine in the rapid treatment of major depressive episodes. Psychological Medicine. 2015.
- Coyle CM, Laws KR. The use of ketamine as an antidepressant: a systematic review and meta-analysis. Human Psychopharmacology. 2015.
- Cohen SP, et al. Consensus Guidelines on the Use of Intravenous Ketamine Infusions for Chronic Pain. Regional Anesthesia and Pain Medicine. 2018.
- Schwenk ES, et al. Consensus Guidelines on the Use of Intravenous Ketamine Infusions for Acute Pain Management. Regional Anesthesia and Pain Medicine. 2018.
- S. FDA. FDA warnings regarding compounded ketamine products for psychiatric disorders.
ケタミン点滴の詳細情報
- 施術時間
- 1時間
- 通院
- 頻度は対象疾患・治療効果によって医師より判定されます。
- 生活
- ⚠公共交通機関での来院が必須です。⚠
当日はその他の予定などを入れないようにしてください。 - 合併症
- ▼眠気・ふらつき・だるさ
ケタミン点滴後は、眠気、ふらつき、だるさ、ぼーっとする感じが出ることがあります。多くの場合は点滴後1~2時間程度で落ち着いていきますが、体質や体調によっては当日中残る場合があります。
点滴当日は車・自転車・バイクの運転、高所作業、危険を伴う作業、重要な判断を伴う仕事はできません。
▼吐き気・嘔吐・食欲不振
点滴中または点滴後に、吐き気、嘔吐、胃の不快感、食欲不振が出る場合があります。必要に応じて吐き気止めの薬を使用します。
吐き気が強い場合や嘔吐が続く場合には、院内で経過を観察し、症状が改善しない場合には追加処置や救急搬送を行う場合があります。
▼血圧上昇・血圧低下・動悸・不整脈
ケタミンには一時的に血圧や脈拍を変動させる作用があります。点滴中に血圧上昇、動悸、脈が速くなる感じ、不整脈、まれに血圧低下が起こる場合があります。
点滴中は血圧、脈拍、酸素の値などを確認しながら施術を行います。高血圧、心疾患、不整脈、脳血管疾患などがある方は、状態によって施術ができない場合があります。
▼呼吸抑制・無呼吸・舌根沈下
ケタミンは麻酔薬の一種であり、特に投与量が多い場合、投与速度が速い場合、睡眠薬・抗不安薬・麻薬性鎮痛薬・アルコールなどの中枢神経を抑える薬剤と併用した場合に、呼吸が浅くなる、呼吸が止まる、舌が喉に落ち込んで空気の通り道が狭くなることがあります。
そのような症状が出た場合には、酸素投与、気道確保、補助呼吸などの対応を行います。容体が改善しない場合には救急搬送を行う場合がございます。
▼喉頭痙攣・気道閉塞
まれに喉の筋肉が強く収縮し、息がしづらくなる喉頭痙攣や気道閉塞が起こる場合があります。
息苦しさ、強い咳込み、呼吸音の異常、酸素の値の低下がある場合には、酸素投与、気道確保、必要に応じて救急搬送を行う場合がございます。
▼誤嚥
点滴中や点滴後に吐き気や嘔吐が起こり、眠気や意識がぼんやりした状態で吐物が気道に入ると、誤嚥を起こす可能性があります。
安全のため、施術前は当院の指示に従って食事・飲水を制限していただきます。食事制限が守られていない場合、当日の施術を中止する場合があります。
▼解離症状・夢のような感覚・現実感の変化
ケタミン点滴中に、夢を見ているような感覚、身体から離れるような感覚、音や光の感じ方の変化、時間感覚の変化、現実感が薄くなる感覚が出ることがあります。
多くの場合は一時的で、点滴終了後に徐々に落ち着いていきますが、不安が強い方や精神症状がある方では強く出る場合があります。
▼幻覚・錯覚・興奮・錯乱
点滴中または点滴後に、幻覚、錯覚、鮮明な夢、興奮、混乱、不安、恐怖感、落ち着かなさが出る場合があります。通常は数時間で落ち着きますが、まれに当日中に再び症状が出る場合があります。
症状が強い場合には、刺激を避けて安静にしていただき、必要に応じて薬剤投与や経過観察を行います。
▼不安感・気分の変動
ケタミン点滴後に、一時的に不安感が強くなる、涙が出る、気分が不安定になる、落ち込みが強くなる、焦燥感が出る場合があります。
特に精神疾患の治療目的で行う場合には、治療効果だけでなく、気分の変動や希死念慮の変化にも注意が必要です。
▼頭痛・めまい・ふらつき
点滴中または点滴後に、頭痛、めまい、ふらつき、筋肉のこわばり、不随意運動が出る場合があります。多くの場合は一時的ですが、症状が強い場合には院内で経過を観察します。
帰宅後もふらつきが残る場合には、転倒に注意して安静にお過ごしください。
▼複視・眼振・眼圧上昇
一時的に物が二重に見える、目が揺れる、視界がぼやける、目の違和感が出る場合があります。多くの場合は時間経過で改善します。
緑内障や眼圧上昇を指摘されている方は、施術前に必ずお申し出ください。状態によっては施術ができない場合があります。
▼痙攣
頻度は高くありませんが、ケタミン投与により痙攣が起こる場合があります。
痙攣が生じた場合には、酸素投与、気道確保、薬剤投与などの対応を行います。容体が安定しない場合には救急搬送を行う場合がございます。
▼アレルギー・発疹・皮膚紅斑
薬剤により、発疹、赤み、かゆみ、蕁麻疹などのアレルギー症状が出る場合があります。
軽度の場合には内服や外用などで対応しますが、息苦しさ、血圧低下、強い全身症状を伴う場合にはアナフィラキシーとして対応し、救急搬送を行う場合がございます。
▼唾液分泌過多・口渇
ケタミンの影響で唾液が増える場合があります。また、反対に口の渇きを感じる場合もあります。
唾液が多く、咳込みや呼吸のしづらさがある場合には、吸引や体位調整などを行います。
▼発熱・発汗・悪寒・顔面紅潮
点滴後に発熱、汗が出る、寒気、顔のほてり、赤みが出る場合があります。多くは一時的ですが、症状が強い場合や長引く場合には診察を行います。
▼排尿障害・膀胱炎様症状
長期・高頻度・高用量の使用や乱用では、排尿時の痛み、頻尿、尿意切迫感、血尿、膀胱炎様症状が報告されています。
当院では、必要以上の頻度や量での投与は行いません。排尿時痛、頻尿、血尿、下腹部痛などがある場合には、必要に応じて泌尿器科受診をお願いする場合があります。
▼肝機能障害
長期・反復投与により、肝機能障害が報告されています。だるさ、食欲不振、吐き気、右上腹部痛、皮膚や白目が黄色くなる、尿の色が濃くなるなどの症状がある場合には、検査や専門科受診が必要になる場合があります。異常がある場合には施術を中止します。
▼依存・耐性・乱用
ケタミンは麻薬に分類される薬剤であり、長期・高頻度・高用量で使用した場合、精神的依存、耐性、乱用につながる可能性があります。
治療目的から外れた使用、興味本位での使用、患者様希望による過剰な増量や頻回投与は行いません。薬剤への強い欲求、使用へのこだわり、回数や量の増加を求める行動がある場合には、その後の治療をお断りする場合があります。
▼離脱症状
長期にわたり高用量を頻回に使用した場合、中止後に強い欲求、疲労感、食欲低下、不安感などが出る場合があります。
当院では、依存や離脱を避けるため、医師が必要と判断した範囲内でのみ治療を行い、漫然とした継続投与は行いません。
▼点滴部位の痛み・内出血・腫れ
点滴の針を刺した部位に、痛み、内出血、腫れ、赤みが出る場合があります。多くの場合は数日から1~2週間程度で改善していきます。
腫れや痛みが強い場合、赤みが広がる場合には診察を行います。
▼血管外漏出・静脈炎
点滴薬剤や点滴液が血管外に漏れることで、点滴部位の腫れ、痛み、赤みが出る場合があります。また、血管に沿って痛みや硬さが出る静脈炎が起こる場合があります。
症状に応じて冷却、圧迫、外用、内服などを行います。強い痛みや皮膚変化がある場合には診察を行います。
▼迷走神経反射
点滴の針を刺す刺激や緊張により、気分不快、冷や汗、血圧低下、徐脈、失神が起こる場合があります。
症状が出た場合には、横になっていただき、血圧や脈拍を確認しながら経過を観察します。
▼感染
点滴部位から感染を起こす可能性があります。赤み、腫れ、熱感、痛み、膿が出る場合には来院頂き診察させていただきます。
必要に応じて抗生剤治療や処置を行います。
▼その他
胸痛、動悸、息苦しさ、冷や汗、咳、腹痛、しゃっくり、流涙、眼瞼浮腫、蕁麻疹、意識がぼんやりする、転倒、アナフィラキシーショックなどが生じることがあります。
症状が強い場合や容体が改善しない場合には、救急搬送を行う場合がございます。 - トラブル
- ▼効果に個人差がある
ケタミン点滴の効果には個人差があります。1回で効果を感じる方もいますが、効果が乏しい方、効果を感じない方もいます。
また、効果の出方や持続期間は、疾患の種類、症状の重さ、内服薬、生活環境、睡眠、ストレス、痛みの原因などによって異なります。
▼効果が一時的である
ケタミン点滴は、効果が出た場合でも永続的に続く治療ではありません。数日から数週間で効果が弱くなる場合があります。
そのため、必要に応じて複数回の治療や維持治療を検討する場合がありますが、依存や副作用のリスクを避けるため、医師が必要と判断した範囲を超えて投与することはできません。
▼期待したほど痛みが取れない
慢性疼痛や神経障害性疼痛は、痛みの原因が複雑であることが多く、ケタミン点滴を行っても完全に痛みがなくなるとは限りません。
痛みが一時的に軽くなる場合もあれば、痛みの質は変わるが残る場合、効果が乏しい場合もあります。
▼期待したほど気分が改善しない
うつ症状、不安、PTSD症状などに対して行う場合でも、全ての方に十分な改善が出るわけではありません。
また、ケタミン点滴は標準治療の代替ではありません。現在の主治医の治療、内服、心理療法、生活改善などと合わせて考える必要があります。
▼症状が一時的に悪化したように感じる
点滴中や点滴後に、不安、恐怖感、気分の揺れ、涙もろさ、眠気、疲労感が出ることで、一時的に症状が悪化したように感じる場合があります。
多くは一時的ですが、強い不安や希死念慮の悪化がある場合には、早急にご連絡ください。必要に応じて普段かかりつけの精神科への通院を依頼する場合があります。
▼幻覚や解離感が怖く感じる
ケタミン点滴中に、夢のような感覚、身体から離れるような感覚、音や光の変化などが出る場合があります。これを心地よく感じる方もいますが、怖く感じる方もいます。
症状が強い場合には、投与速度や投与量を調整し、必要に応じて治療を中止します。
▼眠気やふらつきにより予定に支障が出る
点滴後は眠気やふらつきが残ることがあります。当日は仕事、運転、飲酒、重要な予定は避けてください。
施術後に一人で帰宅することが不安な方は、付き添いの方とご来院ください。
▼治療を受けられない場合がある
統合失調症など幻覚・妄想を伴う疾患、解離性障害、薬物依存・アルコール依存が疑われる方、重度または管理不良の高血圧、重い心疾患、重い肝機能障害、妊娠中または妊娠の可能性がある方などは、施術ができない場合があります。
また、問診内容や診察結果、当日の体調によって医師が危険と判断した場合には、当日の施術を中止します。
▼内服薬や飲酒の影響でリスクが上がる
睡眠薬、抗不安薬、抗精神病薬、麻薬性鎮痛薬、アルコールなどは、ケタミンの作用や眠気、呼吸抑制を強める場合があります。
現在内服している薬、市販薬、サプリメント、飲酒習慣は必ず事前にお伝えください。申告がない場合、安全に施術できないことがあります。
▼治療回数・投与量を希望通りに増やせない
ケタミンは麻薬に分類される薬剤であり、治療効果だけでなく依存、耐性、乱用、膀胱障害、肝機能障害などのリスクを考えて使用する必要があります。
そのため、患者様の希望のみで投与量や回数を増やすことはできません。当院の治療方針や安全管理にご理解いただけない場合には、治療をお断りする場合があります。
▼自由診療であり、救済制度の対象外となる場合がある
ケタミン点滴をうつ症状、PTSD、不安、慢性疼痛などに対して行う施術は、現在国内で承認された効能・用法とは異なる使用となります。
自由診療・適応外使用となり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。事前に治療内容、期待できる効果、リスク、費用について説明を行い、同意を頂いた上で施術を行います。
▼救急搬送が必要になる場合がある
頻度は高くありませんが、呼吸抑制、無呼吸、強い血圧変動、不整脈、痙攣、喉頭痙攣、強い錯乱、アナフィラキシーなどが起こった場合には、院内で対応を行った上で救急搬送をする場合があります。当院での対応費用はかかりませんが、当院外での治療費はお客様の負担となります。
ケタミン点滴
⚠初回は必ずカウンセリングが必須となります。
また、カウンセリング後適応が無いと院長が判断した場合にも、カウンセリング料はかかります。
必ず、現病歴や治療歴がわかるようにお薬手帳の持参をしてください。
⚠施術を受ける場合には公共交通機関での来院が必須です。⚠
⚠当日施術を受ける場合には6時間の絶食・3時間の水/茶以外の飲水制限があります。⚠
初回カウンセリング料
- 初回カウンセリング料金
- 通常価格10,000円(税込 11,000円)
⚠初回は必ずカウンセリングが必須となります。
施術料金
- ケタミン点滴(初回)※個室
- 通常価格70,000円(税込 77,000円)
※ケタミン点滴は興味本位で行うものではありませんので、初回費用のみ金額を上げております。
- ケタミン点滴(2回~6回)※個室
- 1回
- 通常価格45,000円(税込 49,500円)
- ケタミン点滴(7回目以降)※個室
- 1回
- 通常価格35,000円(税込 38,500円)
- ※必須※カプノメーター・生体モニター管理料
- 1回
- 通常価格3,000円(税込 3,300円)
オプション
- 施術前のリラックスティー
- 通常価格500円(税込 550円)
- アイマスク
- 通常価格500円(税込 550円)
- 毛布
- 通常価格500円(税込 550円)
- 耳栓orヒーリングミュージックヘッドホン
- 通常価格500円(税込 550円)
- 全セット
- 通常価格1,500円(税込 1,650円)
ご予約・お問い合わせRESERVATION

受付時間:10:00〜19:00 (不定休)
電話番号:052-452-7888
〒453-0015
愛知県名古屋市中村区椿町5-10 CORE名駅ビル6階
