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下眼瞼脱脂(クマ取り)を受けても再発する?再発予防の3つのポイントも解説

二重・目元の手術

投稿⽇:2024.10.09  最終更新⽇:2024.10.09

「下眼瞼脱脂を受けたいけれど、再発するのかが不安」

「再発を予防するポイントが知りたい」

余分な眼窩脂肪を切除する下眼瞼脱脂ですが、稀に目の下の膨らみが再発する可能性があります。

本記事では、下眼瞼脱脂を受けても再発する原因や、再発するまでの期間、再発を予防するポイントについて解説します。また、下眼瞼脱脂以外の目元の施術法も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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土屋雄登医師 | 美容外科・皮膚科 Rosa Beauty Clinic 名古屋院⻑

コンプレックスを抱えていた幼少期をきっかけに美容外科医になるも、美容業界の悪しき闇や現実を知る。『本気の美容医療』を正直に提供するために名古屋駅前に開院。
幼少期からクラッシック音楽、絵画等あらゆる美の文化に精通している。
韓国へ頻回に赴き技術研鑽を続ける。リフトアップ施術、目元施術、クマ施術、鼻施術、等すべてを高いレベルで提供する。

資格: アラガン認定医、美容外科学会認定医(JSAS)、韓国糸リフト・目元・鼻整形ディプロマ

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下眼瞼脱脂を受けても再発する可能性がある

下眼瞼脱脂は、下まぶたの裏側を1〜2cmほど切開し、余分な眼窩脂肪を切除する施術です。別名【目の下の脂肪取り】や【切らない目の下の膨らみ取り】とも呼ばれており、眼窩脂肪の膨らみである影グマを軽減させられます。

しかし、膨らみは年齢を重ねることで再発する(再度膨らむ)可能性があります。

ここでは、再発する原因や再発するまでの期間について解説します。

再発する原因 

目の下の膨らみやクマが再発したと感じられる場合は、加齢によるたるみが要因である場合が多いです。

眼窩脂肪を最初にとりすぎてしまうと、目を包む脂肪が減りすぎて、眼球が落ち窪んでしまったり、目の動きが制限されたりしてしまいます。

そのため、下眼瞼脱脂で切除する脂肪は、経験豊富な医師が判断して目の動きや生活に支障がない範囲を調整して減量します。ある美容外科では、大量に脂肪をとる事が良いとされたり、動画映えをしたり、上手い手術とされたりしますが、まったく違います。

そもそも、眼窩脂肪は目の奥までずっと続いているので、すべて取り去ることはできませんし、とても危険です。 

基本的に、切除した眼窩脂肪が再生することはありません。しかし、「膨らみが再発した」と感じる方も実際にいらっしゃいます。その原因には2種類あります。

加齢に伴う靭帯の緩みから再度眼窩脂肪が押されて前に出てくる

眼球というのはハンモックのような靭帯という構造につるされています。これが加齢に伴って緩んでくるとその下にあるクッションの役割をしている眼窩脂肪が再度押されて前に出てくることがあります。

皮膚のたるみ・余りが再発と感じる

人は加齢に伴い、必ず皮膚が伸びていきます。これは下眼瞼脱脂を行っていても行っていなくても同様です。従って、皮膚の余りが再発したと感じてしまう可能性があります。

この場合には、再脱脂をしても効果が無く、下眼瞼除皺術のような皮膚の切除が必要になります。

下眼瞼脱脂の持続期間

下眼瞼脱脂の治療効果は、個人差はありますが切除した部分の脂肪の減量の効果は永久的です。しかし、眼窩脂肪は、下眼瞼脱脂後も加齢に伴い重力に従って下に降りてきてしまうものです。目の上が加齢に伴って凹んできてしまうのも同様の理由です。

気になる場合は、再度下眼瞼脱脂の施術を受けることも可能です。なお、当院で下眼瞼脱脂を行った方の再脱脂は、何年後でも66,000円(税込)で行っています。

下眼瞼脱脂術(クマ取り) | 名古屋駅近の美容整形ならRosaBeautyClinic

ただし、2回目以降の施術は、前回の手術で生じた癒着によって眼窩脂肪の状態が変化しているため、初回よりも難しくなります。また、膨らみの原因が眼窩脂肪以外で、皮膚や眼輪筋のたるみなどの場合、追加で脂肪を除去すると、かえって悪化させる恐れがあります。

そのため、2回目の下眼瞼脱脂を考えている場合は、医師に相談したうえで治療方針を決めましょう。

下眼瞼脱脂で失敗しないための3つのポイント

下眼瞼脱脂で失敗しないためのポイントは、以下の3つです。

  • 自分の目元の状態・悩みが本当に解決できる施術を選ぶ
  • カウンセリングでの説明に納得したうえで施術を受ける
  • 実績豊富なクリニックを選ぶ

それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

自分の目元の状態・悩みが本当に解決できる施術を選ぶ

目の下のクマやたるみ、膨らみが気になる場合は、自身の目元の状態や悩みを解決できる施術を正確に選ぶことが大切です。

たとえば、目の下のたるみが皮膚によるものであれば、下眼瞼脱脂ではなく、目元の余った皮膚を切除する「表ハムラ法(下眼瞼除皺術)」が適しています。また、目の下に凹んでいる部分(ティアトラフ)がある方は、眼窩脂肪を凹み部分に移動させる「裏ハムラ法」が適しているといえるでしょう。

目の下のクマが、眼輪筋の透けによるものであれば、脱脂のみを行えばより悪化する事さえあります。その場合には、脂肪注入が必要になるでしょう。

このように、目元には様々な施術があり、それぞれ適応が違ってきます。そのため、しっかりとすべての施術ができる医師に適応を判断してもらう必要があります。

カウンセリングの説明に納得したうえで施術を受ける

自身の悩みがどの施術で解決できるかわからない場合、目元施術に対応できる複数のクリニックでカウンセリングを受けることもおすすめです。

下眼瞼脱脂だけに対応しているクリニックではなく、表ハムラ法や裏ハムラ法、脂肪注入など、目周りの様々な施術を行っているクリニックであれば、幅広い提案が受けられます。

くれぐれも、下眼瞼脱脂のみしか行えないクリニックでの施術は控えましょう。

理由は下眼瞼脱脂しかできない医師は、当然あなたに下眼瞼脱脂しか勧めてきません。本来は適応がないにも関わらず、あなたは下眼瞼脱脂を受ける事になってしまうということにすらなりえます。

Rosa Beauty Clinicは、豊富な目元施術に対応しています。自身の悩みの原因が正しく理解できていないという方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。

Rosa Beauty Clinicーローザビューティークリニック― 美容整形・美容外科・美容皮膚科

実績豊富なクリニックを選ぶ

下眼瞼脱脂の仕上がりは、医師の技術によって左右されます。医師の技術力が足りず、脂肪を切除する量やバランスを誤ると、望み通りの仕上がりにならず、将来的にも再施術が必要になってしまうリスクも高まります。

また、目の下の皮膚はとても薄いので、未熟な医師が施術をして、皮膚を貫いてしまったという事件もあります。

クリニックのホームページで症例写真を確認したり、口コミを確認したりして、安心して任せられるクリニックを選ぶようにしましょう。

下眼瞼脱脂以外の目元施術

目元のシワやたるみ、クマは、下眼瞼脱脂以外の施術でも解決する可能性があります。

  • 裏ハムラ法
  • 表ハムラ法(下眼瞼除皺術)
  • 脂肪注入

それぞれの施術の特徴や効果を紹介します。

裏ハムラ法

裏ハムラ法とは、別名【切らない目の下の脂肪移動術】とも呼ばれています。下まぶたの裏側を1~2㎝ほど切開し、そこから眼窩骨という目が入っている骨の縁についている眼輪筋や靭帯を剥離し、その剥離した筋肉や靭帯の下に眼窩脂肪を敷き込むように移動させる施術です。

裏ハムラ法を行うことで「眼窩脂肪の膨らみ」と、その下の靭帯の引き込みによって作られる凹みである「ティアトラフ」を同時に改善できます。

裏ハムラ法のメリットは、目元の膨らみと凹みを同時に解消できる点です。眼窩脂肪を切除せずに凹みに移動させるため、今ある脂肪を利用して目元の凹みを解消できます。

下眼瞼脱脂と違い、基本的には眼窩脂肪は切除しないため、眼窩脂肪を切除して逆に眼の上や下が凹んでしまったという事にはならないでしょう。

また、皮膚の表面を切開しないため、皮膚に傷跡が付かず、施術を受けたことがわかりにくい点もメリットです。

一方で、裏ハムラ法では皮膚の切除を行わないため、皮膚の余りによる目元へのたるみの効果は期待できません。目元のたるみが気になる方の場合は、表ハムラ法が適応の場合があります。

裏ハムラ法の詳細やメリット・デメリットを詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

表ハムラ法(下眼瞼除皺術)

表ハムラ法(下眼瞼除皺術)は、下まつげのすぐ下を切開し、そこから眼窩骨という目が入っている骨の縁についている眼輪筋や靭帯を剥離し、その剥離した筋肉や靭帯の下に眼窩脂肪を敷き込むように移動させます。その後、余った皮膚を取り除き、最後には残った皮膚と筋肉を目尻側の骨膜という組織に縫い付ける施術です。

表ハムラ法を行うことで「眼窩脂肪の膨らみ」と、その下の靭帯の引き込みによって作られる凹みである「ティアトラフ」、さらに目の下の余ってしまった皮膚によってできる「チリメンジワ」を同時に改善できます。

一方で、皮膚の表面を切開するため、傷が残るリスクや、ダウンタイムが長くなる傾向にある点には注意が必要です。下まつげの1mm〜2mm程度下の部分を切開しますが、施術後1ヶ月程度、切った線が赤みを帯びる可能性があります。施術のリスクをよく理解し、医師とよく相談したうえで施術を受けるようにしてください。

以下の記事では、表ハムラ法と裏ハムラ法の違いについてまとめていますので、あわせて参考にしていただければと思います。

脂肪注入

脂肪注入は、ボリュームがほしい部分や凹みが気になる部分に、自分の身体から採取した脂肪を注入する施術で、目元にナチュラルなボリュームが出るうえ、アレルギーが起きにくいことが特徴です。脂肪注入を行うことで「眼輪筋の透けによる青グマ」やボリュームアップによってネガティブベクターの改善等ができます。

性別・体質などによって異なるものの、一度の施術で4〜7割程度定着します。希望通りの状態になるまで複数回の注入が必要になるケースもありますが、定着すれば半永久的に効果が持続します。

下眼瞼脱脂の再発に関してよくある3つの質問

最後に、下眼瞼脱脂の再発に関してよくある3つの質問について回答します。

質問1.40・50代が施術を受けて後悔するケースはありますか?

40代・50代の方が下眼瞼脱脂を受ける場合、脂肪を切除することで新たな小ジワが発生したり、現在目立っているシワがさらに深くなったりする可能性があります。

これは、脂肪を切除することによって皮膚が余ることが主な原因です。膨らみが減ることで皮膚が余り、小ジワやちりめんジワが目立つ可能性があります。

40代以上で眼下脂肪が多い方や、すでに目元にシワがある方などは、小ジワが気になるリスクが高いです。シワに関するリスクについても医師とよく相談しましょう。

質問2.下眼瞼脱脂にはどのようなデメリットがありますか?

下眼瞼脱脂では、稀なケースですが、傷口からの感染や術後出血などの合併症リスクがあります。

また、医師の技術不足によって、適切な量の脂肪を切除してもらえないない、もしくは逆に脂肪をとりすぎてしまうといったことがあります。

そのため、しっかりと下眼瞼の解剖や構造を理解しながら、デメリットができるだけ起こらないように施術してもらえるクリニックを選ぶ必要があります。

下眼瞼脱脂のデメリットについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

質問3.眼窩脂肪を取りすぎてしまった場合はどのような対処法がありますか?

眼窩脂肪を取り過ぎてしまうというのは一番避けなければなりません。

理由は一度切除した眼窩脂肪は一生元に戻ってくることはないからです。

そのため、まずは、経験豊富な医師に施術をしてもらう事。それが一番大切です。下眼瞼脱脂や脂肪注入しかできない医師やクリニックを避ける事です。

すでに、大量に眼窩脂肪を切除されてしまった場合には根本的な解決方法はありませんが、「脂肪注入」で目元の窪んだ印象はやや修正することができる場合もあります。

下眼瞼脱脂の失敗例については、下記の記事でも紹介していますので、あわせてご覧ください。 

まとめ

下眼瞼脱脂を受けても、加齢にともなう変化で膨らみやクマが再発しているように感じることはあります。

再発をできるだけ予防したい場合は、カウンセリングでしっかり要望を伝え、目元の施術経験が豊富な医師にお任せするようにしましょう。

また、自分の目元の症状に合った施術法を選択することも大切です。下眼瞼脱脂の他にも、脂肪の移動と皮膚の切除を行う表ハムラ法や、脂肪を凹み部分に移動させる裏ハムラ法など、目周りの施術には様々な種類があります。

ご自身の目の下のたるみやクマの原因を正しく理解し、自分に合った施術法を選ぶようにしましょう。

くれぐれも、眼窩脂肪の取り過ぎには注意です。一生戻ってきません。多くとればよいものではありません。

Rosa Beauty Clinicは、美容外科学会認定医(JSAS)が「本気の美容医療」を提供しています。下眼瞼脱脂をはじめとする複数の目元施術を提供しているため、患者様に適応した施術のご提案が可能です。

以下ぺージで、当院の下眼瞼脱脂を紹介しているため、ぜひあわせてご覧ください。 

下眼瞼除皺術(表ハムラ法)/ミッドフェイスリフト(骨膜下リフト) | 名古屋駅近の美容整形ならRosaBeautyClinic

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