単純に見えて奥が深い糸リフトについてのお話④

本日は今流行のショッピングリフトについてお話しようと思います。

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ショッピングリフト最近流行っていますね。でもショッピングリフトは実は一番最初に開発された糸で、かなり、昔から存在しているのです。最近Instagramや、TikTokでたくさんショッピングリフトをウニみたいに入れるのがバズっているからなのか、取り入れる施設も増えていますが、実はショッピングリフトは歴史も古いので、技術もかなりたくさんあるんです。当然挿入する層も感覚でレイヤー分けして挿入します。

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中にはリフトアップ！！と大々的に広告しているところもありますが、果たして、今まで、みなさんがやられてきた挿入方法にどのような効果があるのか、どんな挿入方法があるのかをお話していきます。

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①表面上のハリ感（小じわや毛穴）を狙う。

まず、真皮直下に挿入する方法です。この方法はショッピングリフトを広範囲に一定の間隔で挿入することにより、直上の真皮乳頭という場所を増大させる方法であり、表面の毛穴や小じわのハリを改善していきます。よくあるTikTokやインスタ映え方法のひとつです。

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②軽度のタイトニング、脂肪萎縮を狙う。

次は、皮下脂肪層のラフな層に入れることで、タイトニングと、脂肪萎縮を狙う挿入方法です。これは前回のコラムでお話した、糸リフトの挿入後の作用とほとんどおなじです。こちらもTikTokやインスタ映え方法のひとつですが、①と②を使い分けて挿入しているのかが大事です。

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③凹みに対してボリューマライゼーションを狙う。

凹みに対して行います。垂直方向に多数の糸を挿入することで、ボリューマライゼーションを期待します。ヒアルロン酸を入れるまでもないけど、凹みややや深いシワがあるなという場合にこのように挿入します。個人的にはSCREWのショッピングリフトをマリオネットラインに入れるのは割と効果的な印象があります。

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④応用　ごく軽度のリフトアップを狙う。

もし、ショッピングリフトでもリフトアップを狙いたい場合。その場合は、たるみがある部分にいれるのではなく、たるみが気になるところの頭側に挿入するのです。これは、糸が分解される時に瘢痕組織になり、組織萎縮する際に、周りの組織がそこに少しひっぱらられる力を利用します。

気になる部位にはあえて挿入せず、その頭側に纏めて、多くの本数を挿入します。この場合は、面で入れるのではなく垂直方向にそれなりの本数を入れます。

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まとめると

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ショッピングリフトの難しいところは上記の効果が、適当に面で挿入した時にすべて恩恵としてでるのではなく、しっかりと意図した効果を出すためには意図した場所、層に挿入する感覚と、デザインが必要になることです。また今日説明した以外にも、深部脂肪の突出をささえるためにSCREW型を入れたり、網目状にMONO型を挿入したり、支持靭帯に添える形で挿入したり、様々あります。

あと、みなさん良く勘違いされているので、注意事項ですが、ショッピングリフトは細い糸だから、ダウンタイム少ないと思われていらっしゃいますが、浅い層に挿入するので、痛み＋ダウンタイムはむしろ深い層に入れる通常の糸リフトよりも強いことが多いです。(´;ω;｀)

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今日は流行のショッピングリフトについてお話しました。ショッピングリフトだけでもかなり奥が深いなと思っていただけたでしょうか。みなさんの知識が増えて、施術選びの一助になれば幸いです。今後ともより良い診療や結果が出せるように邁進していきます。

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