耳介軟骨移植は耳の軟骨を鼻尖部分に移植することで高さをだしたり、長さを延長したりする手術です。患者様の希望を軟骨を移植する場所で調整します。鼻尖形成術と組み合わせるとすっとした綺麗な鼻先にすることができます。プロテーゼと併用すると鼻全体がスラっと整います。
こんな方におすすめです
鼻先を高くしたい方
鼻先を斜め下方向に少し伸ばしたい方
耳介軟骨移植の概要
耳の軟骨の採取
軟骨は耳の裏側から耳介軟骨を採取したり、耳珠軟骨を採取します。傷は耳の裏側であったり耳の中なので目立ちません。
術式
クローズ法かオープン法で切開します。採取した軟骨をピラミッド型に細工し挿入します。
鼻翼軟骨の軟らかさによっては鼻翼軟骨の間にストラットを立てます。ストラットを立てる場合はオープン法をおススメします。テーピング固定をして終了です。
耳介軟骨移植
原則Open法で行います。
columellar strut、onlay graft、shield graft、derotaion graft、alar spreader graftなど必要に応じて使用します。
耳介軟骨移植の場合は基本片側の耳から採取します。
鼻中隔延長をする場合は両測の耳から採取します。
耳介軟骨移植(ストラット法)で行うか、耳介軟骨移植(鼻中隔延長)で行うかなので、両方の料金が発生することはありません。
- 耳介軟骨移植(ストラット法)
通常価格250,000円(税込 275,000円)
モニター200,000円(税込 220,000円)
会員モニター180,000円(税込 198,000円)
- 耳介軟骨移植(鼻中隔延長)
通常価格370,000円(税込 407,000円)
モニター320,000円(税込 352,000円)
会員モニター300,000円(税込 330,000円)
軟骨移植・鼻中隔延長(耳介軟骨・鼻中隔軟骨)の詳細情報
- 施術時間
- 3時間
- 麻酔
- 局所麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔
- 通院
- 抜糸6~8日後
メロセル3日間
ギブス固定2週間 - ダウンタイム
- 痛み1週間
内出血2週間
腫れ2週間-1ヵ月 - 完成までの期間
- おおよそ1ヵ月で半分ほど
6ヵ月ほどで完成
傷に関しては1ヵ月ほどは赤い状態、3-6か月かけて白い線状の傷になり目立たなくなっていきます。
(個人差はあります) - 生活
- ▼メイク:鼻以外は翌日から可能です。
▼擦らない軽い洗顔(泡洗顔含む):抜糸後から可能です。翌日から髪を洗う事は可能ですが、顔や傷にできるだけ、水がかからないようにしてください。抜糸までお顔は濡れタオル等でふく程度にしてください。
▼しっかりとした洗顔:術後1カ月は控えてください。
▼シャワー:翌日から可能です。
▼お風呂:抜糸後から可能です。
▼運動:激しい運動は1カ月は控えてください。
▼マッサージ:引っ張るようなマッサージは1カ月は控えてください。
▼コンタクトレンズ:当日から可能です。
▼傷の保護のテープ:抜糸まで付けたままです。万が一外れてしまった場合も問題ありません。
▼ギプス固定:複合手術の場合はギプス固定を行います。1-2週間つけてください。
▼鼻栓:2-3日つけてください。 - 合併症
- ▼感染
確率は低いですが、傷口から感染を起こす場合があります。
また移植軟骨が内部で感染してしまった場合は取り出します。鼻先が赤みがあったり、痛みがある場合は来院頂き診察させていただきます。
▼術後出血
内部の操作になるので出血が続く場合があります。手術部位が異常に腫れてきた場合、早急に来院頂き診察させていただきます。
▼傷痕
切開部位は必ず傷痕として白い線は残ります。1ヵ月ほどは赤い状態、3-6か月かけて白い線状の傷になり目立たなくなっていきます。
▼違和感(感覚障害)
切開により皮膚近くの神経が必ず少しは切れるので感覚の違和感がでる場合があります。8割の症状は6か月~1年の時間経過で
回復しますが、軽度の違和感は残る場合があります。
▼耳の変形・ケロイド
軟骨を採取した部位は当然軟骨がなくなりますので、支持が弱くなります。
その影響で耳の形が変形する場合があります。
また耳珠軟骨を採取した場合には、イヤホンが取れやすくなる場合もあります。
創部が肥厚性瘢痕やケロイドになる可能性があります。ケロイドに対しては実費にて治療可能です。
▼その他
だるさ・熱感・発熱・頭痛・咳・蕁麻疹・かゆみ・むくみ・冷や汗・胸痛・動悸・アナフィラキシーショック・呼吸困難など生じることがあります。 - トラブル
- ▼移植した軟骨が浮き出て見える
軟骨を移植することにより皮膚が伸ばされるため時間の経過とともに輪郭が浮き出ることがあります。
軽度であれば経過観察することがおおいですが、患者様の希望がある場合は移植軟骨を除去したり、真皮脂肪移植をします。
▼糸が出てくる
鼻の傷は溶ける糸で縫合します。自然に脱落することがありますが、問題ありません。
▼鼻の傷の引き連れ
鼻の孔の入り口には傷がつくのでその傷が治るまでの6ヵ月ほどは引き連れを感じる場合があります。
▼鼻孔の形の変化
鼻翼軟骨を縛ったり、軟骨をのせて延長することにより鼻孔の形は縦長になります。
▼鼻尖の皮膚の凹み
6か月ほどまでは皮下組織を切除した範囲が癒着して凹みがでることがあります。
時間経過で落ち着くことがおおいですが、凹みが残る場合はヒアルロン酸注入、真皮脂肪移植を行います。
▼鼻尖の硬さ
6か月ほどまでは鼻尖を触ると硬くなります。時間経過で落ち着くことがおおいですが、軟骨を縫縮、移植しているので完全に元の硬さには戻りません。
▼鼻筋の曲がり、鼻尖の曲がりが術前より気になる。
基本的には患者様ご自身の鼻柱、鼻中隔を補強したり、延長したりする施術なので元々の土台を補正する手術ではありません。術前にお伝えしますが、鼻先や鼻筋の高さがでる、または延長されることにより、元々の曲がりや湾曲が目立つ事になります。
▼鼻閉感
6か月ほどまでは粘膜が腫れていたり、施術部位がむくんでいたりします。
▼皮膚壊死
鼻の皮膚は血流が余り多くない部位なので、稀な可能性ですが、皮膚が壊死する可能性があります。軽度のものは数か月かけて治癒していきますが、大きなものだと移植の手術をする必要がある場合もあります。喫煙者はリスクがあがるので、手術前後3ヶ月は禁煙をしてください。 - 保証
- この施術には再施術の保証はありません。
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